シンガポールのお土産としては、個人的は最適だと思うのが、林志源(Lim Chee Guan)の蝦巻きである。蝦巻きといっても、春巻きみたいなことではなく、飲兵衛にはとても相性があう、つまみ用のお菓子である。この蝦巻きの、ピリッと効いた辛さが、ビールなどののど越しを堪能したい飲兵衛には最高のつまみだ。
とはいっても、実は林志源の本来の主力商品は、蝦巻きではない。主力製品はカリカリのポークスライスジャーキーである。
300g から買えるものなのだが、その値段が結構安く、思わずたくさん買ってしまいたくなる。日本へ持って帰ろうとした場合、本来なら肉製品の持込はダメなのだが、買ったときに、真空密閉方式で包んでくれるために、匂いは残らないし、検閲には全くひっかからない。
味はどうかというと、話題になっているだけあって、かなり美味い。地元の人も頻繁に並んで買っているのを見ると、やっぱり人気があるものなのだなと思う。さらに店内のおっさんたちが、てきぱきと仕事をしている姿も、なかなか素晴らしいと思う。
店は、チャイナタウンに2軒ある。1つは本店で、ノースブリッジロード沿いにあり、China Town Complex 側に存在する。もう1つは、People's Park Centre の中に存在する。最近知ったのだが、実は新しくできたION Orchard の地下フードコートにも開店したようだ。
林志源 (Lim Chee Guan)
URL : http://www.limcheeguan.com.sg/
2010/05/15
Crystal Jade (Singapore)
シンガポール最後の夜は、やはりお気に入りのレストランに行こうとおもった。それはNgee Ann City の4階にあるクリスタルジェイドパレス(翡翠皇宮酒家, Crystal Jade Palace)である。ちょっと気取りたいなという気分の時には、ここに来ると安心する。あんまり堅苦しい格好をしなくても入店できるところもいい。しかし、シンガポールの中でも人気があるレストランのようで、いつも人がたくさん入っている。
毎回ここに来て食べているものといえば、なんだか決まっているような気がするが、今回食べたのは下記の通り。
・四川酸辣湯 : 8.00 SGD・竹笙花茹燉菜膽湯 : 12.00 SGD・大蝦 : 27.00 SGD・羔蟹 : 37.50 SGD・皇宮炒飯 : 18.00 SGDスープ類は辛い酸辣湯とあっさり味の菜膽湯。辛さがほしい口と、そこまで辛いのは嫌という口の両方が欲しがっていたので、両方のタイプのスープを選んだ。いつも思うのだが、スープだけでも結構な量になるため、これだけで実はお腹がいっぱいになる。
今回は辛いものついでとして、シンガポールでは他の場所では食べることができる、蟹と蝦のチリソースを注文してみた。広東料理の店のくせに、よくもまぁ、こんな辛い料理を提供するなーという節操の無さに感心する。しかし、美味い。ただ、この手の料理は、重さでしか売られていないため、食べたい量がいったいどの程度の重さなのかなんていうのは全くわからない。店員に聞いても実はよくわからないので、ここは「えいやっ!」と気合で頼むしかない。頼んだ量が想像より多かったら残すか、タッパーにでも入れてお持ち帰りすればいいし、少なければ、後からもう少し頼めば良いだけだ。
あと、個人的にすきなのは、ここの炒飯である皇宮炒飯だ。シンプルながらもめちゃくちゃ味がいいので、必ず毎回頼んでしまう。今回は別のを頼みたいと思いつつも、どうしても勝手に頭の中で選んでしまっているようだ。
ただ、今回少し気になったことがある。テーブルに空きの皿ができたら、すぐに片づけをするという徹底振りについてはとてもすばらしいサービスだとは思う。しかし気になったのはそれではない。味だ。一番初めにこの店に入ったのは、もうずいぶん前のことなのだと思うが、それに比べると、何度もこの店に来ているので、そのときの感動がもうなくなってしまったために、味に対しても期待を高いところで求めていたのかもしれないが、今回の訪問では、その味に対して、疑問符がたくさんならぶくらい、それほど「美味い」という感動が無かった。確かに美味しいのだが、また食べたいというくらいの感動する美味さが無いのである。言い換えれば、その辺の普通の店と味が変わらないということを意味する。自分の舌が肥えすぎたのか、それともシェフの腕が落ちたのかわからない。
もう1度行ってみて、味がやっぱり気に食わないというのがわかったら、別のレストランをシンガポールで探すことにしたい。
毎回ここに来て食べているものといえば、なんだか決まっているような気がするが、今回食べたのは下記の通り。
・四川酸辣湯 : 8.00 SGD・竹笙花茹燉菜膽湯 : 12.00 SGD・大蝦 : 27.00 SGD・羔蟹 : 37.50 SGD・皇宮炒飯 : 18.00 SGDスープ類は辛い酸辣湯とあっさり味の菜膽湯。辛さがほしい口と、そこまで辛いのは嫌という口の両方が欲しがっていたので、両方のタイプのスープを選んだ。いつも思うのだが、スープだけでも結構な量になるため、これだけで実はお腹がいっぱいになる。
今回は辛いものついでとして、シンガポールでは他の場所では食べることができる、蟹と蝦のチリソースを注文してみた。広東料理の店のくせに、よくもまぁ、こんな辛い料理を提供するなーという節操の無さに感心する。しかし、美味い。ただ、この手の料理は、重さでしか売られていないため、食べたい量がいったいどの程度の重さなのかなんていうのは全くわからない。店員に聞いても実はよくわからないので、ここは「えいやっ!」と気合で頼むしかない。頼んだ量が想像より多かったら残すか、タッパーにでも入れてお持ち帰りすればいいし、少なければ、後からもう少し頼めば良いだけだ。
あと、個人的にすきなのは、ここの炒飯である皇宮炒飯だ。シンプルながらもめちゃくちゃ味がいいので、必ず毎回頼んでしまう。今回は別のを頼みたいと思いつつも、どうしても勝手に頭の中で選んでしまっているようだ。
ただ、今回少し気になったことがある。テーブルに空きの皿ができたら、すぐに片づけをするという徹底振りについてはとてもすばらしいサービスだとは思う。しかし気になったのはそれではない。味だ。一番初めにこの店に入ったのは、もうずいぶん前のことなのだと思うが、それに比べると、何度もこの店に来ているので、そのときの感動がもうなくなってしまったために、味に対しても期待を高いところで求めていたのかもしれないが、今回の訪問では、その味に対して、疑問符がたくさんならぶくらい、それほど「美味い」という感動が無かった。確かに美味しいのだが、また食べたいというくらいの感動する美味さが無いのである。言い換えれば、その辺の普通の店と味が変わらないということを意味する。自分の舌が肥えすぎたのか、それともシェフの腕が落ちたのかわからない。
もう1度行ってみて、味がやっぱり気に食わないというのがわかったら、別のレストランをシンガポールで探すことにしたい。
IONショッピングモール (Singapore)
以前MRTのオーチャード駅のところは、典型的な工事中を絵に描いたようなもので、とてもじゃないが、駅らしい機能が全くできていなかったので、オーチャードに行くのがとても嫌だった。だから、隣のサマーセット駅から歩いてオーチャード通りの各ショッピングモールに行ったものだが、今回改めてオーチャード駅に降りてみて、吃驚した。新しくイオン・オーチャード (ION Orchard) という巨大ショッピングモールができていたからである。それもオーチャード駅直結である。改札を出たらすぐにショッピングモールになっているのは、こんなにたくさんショッピングモールがあるシンガポールの中でも唯一といって良いのではないだろうか?新しくできたハーバーフロント駅にもVivo Cityというショッピングモールができていて、これもいちおう駅直結にはなっているが、直結の具合が全く違う。ION Orchard は駅の真上にあるので、Vivo Cityよりも駅に直結である。
さらにこれは素晴らしいと思ったのは、改札を出たらすぐにION Orchardのショッピングモールを案内する案内員がいることで、自分で調べることより他人に聞いてしまえば早いとおもっている現地のせっかち中国系の人たちにとっては、かなり便利な存在に違いない。通常のショッピングモールなら、1階のメインフロアのところに総合案内所があって、各フロアに何があるかという紹介や困ったときの相談場所というのが定番である。しかし、ION Orchard はもちろん1階にも総合案内所は存在するのだが、外部と出入りできる場所であれば、1階に限らず、駅の改札口がある地下2階のフロアにおいても案内所があるところが、新しい試みだとおもった。
ただ、少しウザイなと思ったのは、ここを訪れた当日だけなのかもしれないが、「なぜION Orchard に来ましたか?」などを聞いて廻るアンケートのお姉ちゃんたちがたくさん居たことだろう。おそらく、ION Orchard とすれば、訪問客がION Orchardに何をしに来て、何をしたか、そして、ION Orchard に満足したのかということは気になることだろうし、そのアンケートの結果を基に、よりよいサービス提供を行ったり、テナントの店の入れ替えをしたりする試みをしようとしているのだろう。
このION Orchardは、ショッピングモールだけではなく、住居である The Orchard Residences を含めて開発されたエリアである。The Orchard Residencesのほうは住居なので、ここを購入したお金持ちの友達が居れば部屋のなかがどうなっているのかを知ることができるが、残念ながらそんな金持ちシンガポーリアンの友達は居ないので無理。じゃぁ、このION Orchard は誰が建てたのかというのを調べてみると、シンガポールの総合商社であるアスコットグループの不動産投資会社である CapitaLand 社と香港の新鴻基地産發展有限公司 (Sun Hung Kai Properties)が共同で建設したものである。この CapitaLand という会社が曲者で、ここのCEOをやっている廖文良(Liew Mun Leong)は実はシンガポール民間航空庁の長官として現在も在籍しており、シンガポール民間航空庁自体があのチャンギ国際空港を管理している政府関係団体である。なので、この人も結局は政府関係者であり、政府と結託して不動産投資をしているセマテク社とやっていることは変わらない。
不動産資本としては、先に記載した中国系の企業ではあるが、実際にION Orchard を含めたエリアを建設したのは、日本の五洋建設である。そして、奇抜なデザインを考えたのは、イギリスのBenoy社が行ったものだ。このBenoy社はアジア各国で最近近代的なビルを建てる際には、かなり活躍している建築デザイン会社である。また、五洋建設に関しては日本ではあまり経営がよくないが、シンガポールでの建設プロジェクトでは、各方面で五洋建設の名前を聞くことができる。あのドリアンの形をしたデザインの建物であるエスプラネードシアター(Esplanade-Theatre)についても、五洋建設の作品である。
では、この新しくできたION Orchardの中を見てみることにしよう。地下2階にあるMRTの改札口を出たら、いきなり天井に魚が泳いでいるようなデジタルディスプレイに圧倒されてしまった。これは季節ごとに表示する内容を変えるようで、ようやく最近日本でも騒ぎ始めてきたデジタルサイネージ技術である。館内は他のモールと同じように、ブランドのショップがたくさん入っていて、どこも広い。しかし、ブランド物の店は、互いが競争意識が無いために、狭いシンガポールにたくさん同じブランド物の店があるのに、どこに行っても同じ値段である。しかし、モールによって、並び方が違うのは、それぞれのモールの特徴が出てくるものである。この ION Orchard にはシンガポールの高級ティーサロンである TWG Tea が入っている。最近、東京の自由が丘にも出店したことでも話題が出てきているが、ION Orchard のTWG Teaは、すごい高い値段なのにも関わらず、常に満員御礼状態である。食べ物は安いと思われているシンガポールでさえ、通常のティータイムの紅茶が、なんと最低24SGDからなのである。これは高い。日本の紅茶屋でもここまで高いのはまだ見たことが無い。実際にここには入ったことが無いので、どんなに素晴らしい紅茶が提供されるのかは不明だ。ただ、紅茶の種類はとても多いということが評判を呼んでいるので、少しは興味が有る。
そのほか注目するべきところは、シンガポール航空のオフィスがあることだろう。ここではどんなサービスが提供されるのかはよくわからないが、航空券の発券、リコンファームなどの通常業務のほか、搭乗券の半券を持っていれば、それなりのサービスの提供を受けられるらしい。ION Orchard で特に注目するべきところは、やはり夜のライティングだろう。デザインとライティングが最先端の製作であるために、青を基調とした入り口のライティングは見事だとおもう。ちなみに、ION Orchard は日本のイオングループから引用されているわけではない。あれはAEONだ。特にIONに意味を持たせているわけでもないのだが、地元のシンガポールでは「I On Orchard(私はオーチャードに居る)」を意味する略だということで知られている。
イオン・オーチャード (ION Orchard)
URL : http://www.ionorchard.com/
さらにこれは素晴らしいと思ったのは、改札を出たらすぐにION Orchardのショッピングモールを案内する案内員がいることで、自分で調べることより他人に聞いてしまえば早いとおもっている現地のせっかち中国系の人たちにとっては、かなり便利な存在に違いない。通常のショッピングモールなら、1階のメインフロアのところに総合案内所があって、各フロアに何があるかという紹介や困ったときの相談場所というのが定番である。しかし、ION Orchard はもちろん1階にも総合案内所は存在するのだが、外部と出入りできる場所であれば、1階に限らず、駅の改札口がある地下2階のフロアにおいても案内所があるところが、新しい試みだとおもった。
ただ、少しウザイなと思ったのは、ここを訪れた当日だけなのかもしれないが、「なぜION Orchard に来ましたか?」などを聞いて廻るアンケートのお姉ちゃんたちがたくさん居たことだろう。おそらく、ION Orchard とすれば、訪問客がION Orchardに何をしに来て、何をしたか、そして、ION Orchard に満足したのかということは気になることだろうし、そのアンケートの結果を基に、よりよいサービス提供を行ったり、テナントの店の入れ替えをしたりする試みをしようとしているのだろう。
このION Orchardは、ショッピングモールだけではなく、住居である The Orchard Residences を含めて開発されたエリアである。The Orchard Residencesのほうは住居なので、ここを購入したお金持ちの友達が居れば部屋のなかがどうなっているのかを知ることができるが、残念ながらそんな金持ちシンガポーリアンの友達は居ないので無理。じゃぁ、このION Orchard は誰が建てたのかというのを調べてみると、シンガポールの総合商社であるアスコットグループの不動産投資会社である CapitaLand 社と香港の新鴻基地産發展有限公司 (Sun Hung Kai Properties)が共同で建設したものである。この CapitaLand という会社が曲者で、ここのCEOをやっている廖文良(Liew Mun Leong)は実はシンガポール民間航空庁の長官として現在も在籍しており、シンガポール民間航空庁自体があのチャンギ国際空港を管理している政府関係団体である。なので、この人も結局は政府関係者であり、政府と結託して不動産投資をしているセマテク社とやっていることは変わらない。
不動産資本としては、先に記載した中国系の企業ではあるが、実際にION Orchard を含めたエリアを建設したのは、日本の五洋建設である。そして、奇抜なデザインを考えたのは、イギリスのBenoy社が行ったものだ。このBenoy社はアジア各国で最近近代的なビルを建てる際には、かなり活躍している建築デザイン会社である。また、五洋建設に関しては日本ではあまり経営がよくないが、シンガポールでの建設プロジェクトでは、各方面で五洋建設の名前を聞くことができる。あのドリアンの形をしたデザインの建物であるエスプラネードシアター(Esplanade-Theatre)についても、五洋建設の作品である。
では、この新しくできたION Orchardの中を見てみることにしよう。地下2階にあるMRTの改札口を出たら、いきなり天井に魚が泳いでいるようなデジタルディスプレイに圧倒されてしまった。これは季節ごとに表示する内容を変えるようで、ようやく最近日本でも騒ぎ始めてきたデジタルサイネージ技術である。館内は他のモールと同じように、ブランドのショップがたくさん入っていて、どこも広い。しかし、ブランド物の店は、互いが競争意識が無いために、狭いシンガポールにたくさん同じブランド物の店があるのに、どこに行っても同じ値段である。しかし、モールによって、並び方が違うのは、それぞれのモールの特徴が出てくるものである。この ION Orchard にはシンガポールの高級ティーサロンである TWG Tea が入っている。最近、東京の自由が丘にも出店したことでも話題が出てきているが、ION Orchard のTWG Teaは、すごい高い値段なのにも関わらず、常に満員御礼状態である。食べ物は安いと思われているシンガポールでさえ、通常のティータイムの紅茶が、なんと最低24SGDからなのである。これは高い。日本の紅茶屋でもここまで高いのはまだ見たことが無い。実際にここには入ったことが無いので、どんなに素晴らしい紅茶が提供されるのかは不明だ。ただ、紅茶の種類はとても多いということが評判を呼んでいるので、少しは興味が有る。
そのほか注目するべきところは、シンガポール航空のオフィスがあることだろう。ここではどんなサービスが提供されるのかはよくわからないが、航空券の発券、リコンファームなどの通常業務のほか、搭乗券の半券を持っていれば、それなりのサービスの提供を受けられるらしい。ION Orchard で特に注目するべきところは、やはり夜のライティングだろう。デザインとライティングが最先端の製作であるために、青を基調とした入り口のライティングは見事だとおもう。ちなみに、ION Orchard は日本のイオングループから引用されているわけではない。あれはAEONだ。特にIONに意味を持たせているわけでもないのだが、地元のシンガポールでは「I On Orchard(私はオーチャードに居る)」を意味する略だということで知られている。
イオン・オーチャード (ION Orchard)
URL : http://www.ionorchard.com/
仏牙寺 (Singapore)
大きな通りである New Bridge Road の表側には高いビルが建っているが、裏に廻るとチャイナタウンコンプレックス (China Town Complex, 牛車水)。チャイナタウンの一番古くて汚らしいと思っていたチャイナタウン・コンプレックスには、ウェットマーケットがあり、ごちゃごちゃしたフードコートがある場所だとばかり思っていたのだが、周りの空き地も含めてすっかり変わってしまっていた。きっと昔は、汚らしい屋台村がここに広く生息していたのだろうとは思うものを、政府が一掃したのは知っている。しかし、そのあとの見た目だけは立派な空き地の利用方法として、巨大なショッピングエリアと化することと同時に、シンガポールが中国系の民族が中心として運用されている巨大な株式国家であることを象徴するようなものが、このチャイナタウンに存在したことに、今回改めて吃驚した。マクスウェル・フードセンタとチャイナタウン・コンプレックスの間には、広い政府所有地が広がっていて、何にもないものと思っていた。ところが、ここに新加坡佛牙寺龍華院(Budda Tooth Relic Temple And Museum, 通称「佛牙寺」)という巨大で真っ赤な仏閣が聳え立っているのを発見した。そういえば、毎年シンガポールには1度は訪れていたとしても、ほとんどチャイナタウンに用事がなかったので、この存在を全く知らなかったということもある。完成したのは、2007年のウェサク祭のとき。日本だと「花祭り」と呼ばれる仏様の誕生日のときである。地下3階、地上4階(屋上も別に利用)のこの大きな建物は、シンガポール政府が威信をかけて建てたものだということを後から知る。1980年にミャンマーの壊れた卒塔婆から見つかった仏陀の歯を、この寺では収めているのだが、単にシンガポール政府も巨大な寺を建てるのでは頭脳がないと言われないために、なんとかして、世界中から仏陀に関するものを探して行き着いたものがこの仏陀の歯だったのだろうと想像できる。金ならある。金で買えないものはないと思っているシンガポール政府のやる口だなとおもった。通常、単なる宗教的な儀式であれば政府は関係しないのに、政府が大いに関係したから、シンガポールではその完成式は壮大で行われることになり、新聞報道されたようだ。この建物の各階は次のようになっている。 [屋上] 蘭花園 (Orchid Garden)、転経輪(Prayer Wheel)
[4階] 仏牙舎利灵火宝殿 (Sacred Buddha Tooth Relic Chamber)
[3階] 仏教文物館(Buddhist Cultural Museum)、仏陀舎利館(Sacred Buddha Relics Chamber)
[2階] 蘭若軒(Aranya Gallery)、蓮芯茶坊(Lotus Heart Tea House)
[中2階] 法堂(Dharma Hall)、戒光堂(Eminent Sangha Museum)、地蔵殿(Ancestral Hall)
[1階] 百龍殿(100 Dragons Hall)、円通殿(Avalokitesvara Hall)
[地下1階] 五観堂(Dining Hall)、龍華坊(Nagapuspa Theatre)
[地下2階] 駐車場
[地下3階] 駐車場
まずは1階の大ホールである百龍殿に入ってみた。こちらには、正面に巨大な金色な仏様が、これまた巨大な2体の付き添いと一緒に立っている。それも背景に金色を基調とした天の世界をモチーフにした巨大な背景画がある。それもこの日、たまたまながら、なにかの法会が開催されていたときだったようで、この大きな会場のなかには、シンガポール中かどうかは知らないが、たくさんの僧侶がお経を集団で揚げていた。もちろん、たくさんの仏教徒が経典を手に一緒にお経をあげていたのは、ここが本当に近代国家のシンガポールなのかと疑いたくなるような光景だった。将来は自分の手でつかむことしか考えられず、誰かに頼るということは絶対考えられないと考えている中国人特有の深層心理が、仏教のような精神的な守り神を欲しているのだろうかということも考えられる。もちろん、外国人の観光客もたくさんやってきているのはわかっていたが、それよりも地元のシンガポールの中国系の人たちがとても熱心にお参りしていたことがとても印象的だった。1階のもうひとつの大きな部屋である円通殿のほうにいくと、ここには、とても大きな観音様が祀られていた。英語表記の「Avalokitesvara」は観音を指すサンスクリット語である。観音様への信仰も中国系の仏教徒の間ではとても人気がある。しかし、観音様の目の前にある絨毯の上だけは、靴を脱いで参拝しなければならない。円通殿と百龍殿の間には、それぞれの誕生干支に関係した守護神である、仏教に関わるたくさんの神様が飾られていた。だから、生まれの年に関係する神様の前で、しきりにおまいりしている人をたくさん見かけた。ちなみに、各干支とその守護神は下記の通りらしい。
鼠年:千手千眼観音 (Avalokitesvara)
丑年:虚空蔵菩薩 (Akasabarbha)
寅年:虚空蔵菩薩 (Akasabarbha)
兎年:文殊師利菩薩 (Manjusri)
辰年:普賢菩薩 (Sanantabadra)
巳年:普賢菩薩 (Sanantabadra)
午年:大勢至菩薩 (Maha-Shtama-Prapta)
羊年:大日如来 (Vairocana)
申年:大日如来 (Vairocana)
酉年:不動明王 (Acala)
戌年:阿弥陀仏 (Amitabha)
猪年:阿弥陀仏 (Amitabha)よーく各々の仏の頭を見ると、それぞれが守護としている干支の動物が乗せられているので、ぜひそんな可愛らしいところを見てみると楽しいと思う。気持ち悪いことに、そういう守護神である神様の後ろの壁には、たくさんの小さな釈迦像がいっぱいに飾られているのである。これは、この寺を建てたときに寄付をした人たちが、この小さな釈迦像を購入するという手段を利用して寄付を募った結果なのであり、結果的に壁に「金百萬園 何某寄進」というのを掲げられているのと同じ役割をしている。ただそれが壁いっぱいに釈迦像なので気持ち悪く見えるだけなのだ。
このあと、上の階から各階がどんなものが飾られているかなどを見ていこうと思い、チャイナタウンコンプレックス側の入り口のほうにあるエレベータを使って、まずは屋上階のほうから上がってみることにした。ちなみに、元気な人は階段を上がってみるのもいいだろう。
屋上に上がってみると、ここが寺の屋上なのか?と本当に思ってしまうようないきなりのジャングルみたいなところに出くわす。そして、それは「萬仏閣」と呼ばれるお堂を中心に草木・樹木が植えられているようなものになっている。その光景はまさしくジャングルか、高層ビルの上にいるという気分を全くなくさせるものになっている。そして一番外側は、中国建築や日本の神社によくみらえるような、真っ赤な柱と骨組みの通路がある。屋上の中央に置かれている萬仏閣は、実はチベット仏教では良く使われるマニ車の巨大版が置かれていた。それも半端なく大きい。何でもデカいものを作ればいいんじゃないよと、1人ツッコミをしたくなるくらいの大きさだ。1廻しをすれば百万回のお経を唱えたことと同じだと言われる。もちろん何の祈りもなく、この巨大なマニ車を廻してみた。うーむ・・・かなり重い。マニ車自体はチベット仏教と同じように梵語で書かれているのだが、これは毎回何が書かれているのかとても気になるものだ。屋上から下の階に降りるときには階段を使った。さすが最新設備が揃った寺だけあって、階段には車椅子の人でも上がれるように、車椅子用の設備が備えられていた。それと、階段はクーラーの効いていない外気に触れている場所なのであるが、その階段からの風景は、やっぱりここがシンガポールだなというのがよくわかる光景が眼に前に広がる。4階は撮影不可で、仏様の歯が納められている舎利殿になっている。この舎利殿こそ、シンガポールが見栄と金を掛けて最高の設備を作ったことを自慢できるものなのだろうとおもう。秀吉が全部金で作られた茶室を作ったのと同じ発想で、天井から奉納されている箱まで、何から何まで金でできているのだ。これはさすがに吃驚したというより、気持ち悪さを感じた。中国系の人たちにとっては、良くぞやってくれたと思っているに違いないが、西洋人にとってはきっと「センスの悪い」と一言で片付けられるものだと思う。あまりこういう上の階に上がってくる観光客が居ないから不評を買っていないだけだとおもう。
3階に下りると、仏陀の生い立ちが石像などで紹介されているフロアーになっている。シンガポール中から寄せ集めてきたり寄進されたものもあるのだろうが、だいたいの場合は、この寺を作るために、各国に散らばっていた仏像・木像などを金で買ってきてかき集めてきたというものだ。どこから買ってきたかというのをすべての展示物に短いコメントで書かれているので良くわかる。でも、このフロアが一番おもしろかったと思う。それもいろいろな種類の仏様が存在し、それも、これでもかーこれでもかーと言わんばかりに集めた量に、少々嫌になるくらいの数になっているからである。たまに、なんでこんな仏が居るんだろうというような像もあったりするが、それはやっぱりヒンズー教の影響がつよく、仏もエロいところはあるものだというのを表現しているからなのだろうか?2階にいくと、ここには仏教に関する書物がたくさん売られているので、お土産に買ったらいい。しかし、ここの書店には、仏教だけではなく、ドサクサ紛れにシンガポールの歴史書とかシンガポールがいかに発展したかというような仏教とは全く関係ないような書物も当然のように売られている。リー・クワン・ユーの書いた回顧録から、昔のシンガポールの町並みなどのような定番の本まで売られている。どれだけの人がここらで売っている本を買うのか知らないが、冷やかし半分でどんなものが売られているのかを見るのに立ち寄るのはおもしろいと思う。
新加坡佛牙寺龍華院(Budda Tooth Relic Temple And Museum)
URL : http://www.btrts.org.sg
Address : 288, South Bridge Road
Open : 7:00am - 7:00pm
Admission Fare : もちろん無料
[4階] 仏牙舎利灵火宝殿 (Sacred Buddha Tooth Relic Chamber)
[3階] 仏教文物館(Buddhist Cultural Museum)、仏陀舎利館(Sacred Buddha Relics Chamber)
[2階] 蘭若軒(Aranya Gallery)、蓮芯茶坊(Lotus Heart Tea House)
[中2階] 法堂(Dharma Hall)、戒光堂(Eminent Sangha Museum)、地蔵殿(Ancestral Hall)
[1階] 百龍殿(100 Dragons Hall)、円通殿(Avalokitesvara Hall)
[地下1階] 五観堂(Dining Hall)、龍華坊(Nagapuspa Theatre)
[地下2階] 駐車場
[地下3階] 駐車場
まずは1階の大ホールである百龍殿に入ってみた。こちらには、正面に巨大な金色な仏様が、これまた巨大な2体の付き添いと一緒に立っている。それも背景に金色を基調とした天の世界をモチーフにした巨大な背景画がある。それもこの日、たまたまながら、なにかの法会が開催されていたときだったようで、この大きな会場のなかには、シンガポール中かどうかは知らないが、たくさんの僧侶がお経を集団で揚げていた。もちろん、たくさんの仏教徒が経典を手に一緒にお経をあげていたのは、ここが本当に近代国家のシンガポールなのかと疑いたくなるような光景だった。将来は自分の手でつかむことしか考えられず、誰かに頼るということは絶対考えられないと考えている中国人特有の深層心理が、仏教のような精神的な守り神を欲しているのだろうかということも考えられる。もちろん、外国人の観光客もたくさんやってきているのはわかっていたが、それよりも地元のシンガポールの中国系の人たちがとても熱心にお参りしていたことがとても印象的だった。1階のもうひとつの大きな部屋である円通殿のほうにいくと、ここには、とても大きな観音様が祀られていた。英語表記の「Avalokitesvara」は観音を指すサンスクリット語である。観音様への信仰も中国系の仏教徒の間ではとても人気がある。しかし、観音様の目の前にある絨毯の上だけは、靴を脱いで参拝しなければならない。円通殿と百龍殿の間には、それぞれの誕生干支に関係した守護神である、仏教に関わるたくさんの神様が飾られていた。だから、生まれの年に関係する神様の前で、しきりにおまいりしている人をたくさん見かけた。ちなみに、各干支とその守護神は下記の通りらしい。
鼠年:千手千眼観音 (Avalokitesvara)
丑年:虚空蔵菩薩 (Akasabarbha)
寅年:虚空蔵菩薩 (Akasabarbha)
兎年:文殊師利菩薩 (Manjusri)
辰年:普賢菩薩 (Sanantabadra)
巳年:普賢菩薩 (Sanantabadra)
午年:大勢至菩薩 (Maha-Shtama-Prapta)
羊年:大日如来 (Vairocana)
申年:大日如来 (Vairocana)
酉年:不動明王 (Acala)
戌年:阿弥陀仏 (Amitabha)
猪年:阿弥陀仏 (Amitabha)よーく各々の仏の頭を見ると、それぞれが守護としている干支の動物が乗せられているので、ぜひそんな可愛らしいところを見てみると楽しいと思う。気持ち悪いことに、そういう守護神である神様の後ろの壁には、たくさんの小さな釈迦像がいっぱいに飾られているのである。これは、この寺を建てたときに寄付をした人たちが、この小さな釈迦像を購入するという手段を利用して寄付を募った結果なのであり、結果的に壁に「金百萬園 何某寄進」というのを掲げられているのと同じ役割をしている。ただそれが壁いっぱいに釈迦像なので気持ち悪く見えるだけなのだ。
このあと、上の階から各階がどんなものが飾られているかなどを見ていこうと思い、チャイナタウンコンプレックス側の入り口のほうにあるエレベータを使って、まずは屋上階のほうから上がってみることにした。ちなみに、元気な人は階段を上がってみるのもいいだろう。
屋上に上がってみると、ここが寺の屋上なのか?と本当に思ってしまうようないきなりのジャングルみたいなところに出くわす。そして、それは「萬仏閣」と呼ばれるお堂を中心に草木・樹木が植えられているようなものになっている。その光景はまさしくジャングルか、高層ビルの上にいるという気分を全くなくさせるものになっている。そして一番外側は、中国建築や日本の神社によくみらえるような、真っ赤な柱と骨組みの通路がある。屋上の中央に置かれている萬仏閣は、実はチベット仏教では良く使われるマニ車の巨大版が置かれていた。それも半端なく大きい。何でもデカいものを作ればいいんじゃないよと、1人ツッコミをしたくなるくらいの大きさだ。1廻しをすれば百万回のお経を唱えたことと同じだと言われる。もちろん何の祈りもなく、この巨大なマニ車を廻してみた。うーむ・・・かなり重い。マニ車自体はチベット仏教と同じように梵語で書かれているのだが、これは毎回何が書かれているのかとても気になるものだ。屋上から下の階に降りるときには階段を使った。さすが最新設備が揃った寺だけあって、階段には車椅子の人でも上がれるように、車椅子用の設備が備えられていた。それと、階段はクーラーの効いていない外気に触れている場所なのであるが、その階段からの風景は、やっぱりここがシンガポールだなというのがよくわかる光景が眼に前に広がる。4階は撮影不可で、仏様の歯が納められている舎利殿になっている。この舎利殿こそ、シンガポールが見栄と金を掛けて最高の設備を作ったことを自慢できるものなのだろうとおもう。秀吉が全部金で作られた茶室を作ったのと同じ発想で、天井から奉納されている箱まで、何から何まで金でできているのだ。これはさすがに吃驚したというより、気持ち悪さを感じた。中国系の人たちにとっては、良くぞやってくれたと思っているに違いないが、西洋人にとってはきっと「センスの悪い」と一言で片付けられるものだと思う。あまりこういう上の階に上がってくる観光客が居ないから不評を買っていないだけだとおもう。
3階に下りると、仏陀の生い立ちが石像などで紹介されているフロアーになっている。シンガポール中から寄せ集めてきたり寄進されたものもあるのだろうが、だいたいの場合は、この寺を作るために、各国に散らばっていた仏像・木像などを金で買ってきてかき集めてきたというものだ。どこから買ってきたかというのをすべての展示物に短いコメントで書かれているので良くわかる。でも、このフロアが一番おもしろかったと思う。それもいろいろな種類の仏様が存在し、それも、これでもかーこれでもかーと言わんばかりに集めた量に、少々嫌になるくらいの数になっているからである。たまに、なんでこんな仏が居るんだろうというような像もあったりするが、それはやっぱりヒンズー教の影響がつよく、仏もエロいところはあるものだというのを表現しているからなのだろうか?2階にいくと、ここには仏教に関する書物がたくさん売られているので、お土産に買ったらいい。しかし、ここの書店には、仏教だけではなく、ドサクサ紛れにシンガポールの歴史書とかシンガポールがいかに発展したかというような仏教とは全く関係ないような書物も当然のように売られている。リー・クワン・ユーの書いた回顧録から、昔のシンガポールの町並みなどのような定番の本まで売られている。どれだけの人がここらで売っている本を買うのか知らないが、冷やかし半分でどんなものが売られているのかを見るのに立ち寄るのはおもしろいと思う。
新加坡佛牙寺龍華院(Budda Tooth Relic Temple And Museum)
URL : http://www.btrts.org.sg
Address : 288, South Bridge Road
Open : 7:00am - 7:00pm
Admission Fare : もちろん無料
Tantric (Singapore)
チャイナタウンからホテルに向かう道を歩いていると、バーが多い場所なので、夜になるとそれなりに人がたくさん出入りするのが伺える。そんな中で、ひときわ怪しさを解き放っていたバーが1軒目に付いた。それは「Tantric」というバーである。中には入っていないのだが、ここはシンガポールのゲイが集まる場所の代表的なバーの1つ。場所がチャイナタウンのそれも一番雰囲気が良い場所に建っているので人気があるような気がする。
どういう系統の人がやってきて、内部はバーなのかクラブなのかという情報が待った桑からないので、これ以上記載することができないのだが、シンガポールのクラブシーンを含めて、次回以降に調査をしてみたいと思う。
Tantric
Address : 78 Neil Road
Phone : 6423 9232
どういう系統の人がやってきて、内部はバーなのかクラブなのかという情報が待った桑からないので、これ以上記載することができないのだが、シンガポールのクラブシーンを含めて、次回以降に調査をしてみたいと思う。
Tantric
Address : 78 Neil Road
Phone : 6423 9232
マクスウェル・フード・センタ (Singapore)
チャイナタウンに来たときに必ずといって良いほど、ご飯を食べる際に気軽に寄れる場所は、なんと言ってもマクスウェル・フードセンタ(Maxwell Food Centre)だと思う。滞在期間が2泊3日しかなかったにも関わらず、1泊目の夕飯と2日目の昼ごはんは、なんと二回もここに通ってしまった。たまたまチャイナタウンあたりしか今回は行かなかったからで、同じチャイナタウンなら、別のところに行けばよかったのにとも思うが、美味ければどこでもいい。
さて、いろいろなメディアで既に取り上げられているマクスウェル・フードセンタなので、詳細のことはここでは述べるつもりはない。まず、初日の夜に食べたのは次の通り。
・魚肉米粉 (Fish Meat Bee Hoon) - 金華 : $4
・鍋貼 (Pan-Fried Dumplings) - 三多餃子 : $4 (8pcs) / $5 (10pcs)
・炒粿条 (Fried Kway Teow) : $5
・肉骨茶 (Bak Kut Teh) - 老巴刹 (Lau Pa Sat) : $4
・馬拉糕 (Mah La Gao) - 和記包 : $2このマクスウェル・フードセンタはかなり有名な店がたくさんあるのだが、実際に行ったのが夜の19時半頃だったこともあったのだが、 店の多くは既に閉まっていた。その中でもまだ店が開店していたところを選んでみた。魚肉の入ったビーフンは、濃厚な白湯スープの中に白身魚の肉片が入った、太いビーフンの麺なのだが、これがまた時間が経てば経つほど、ビーフンにスープが吸い込まれてかなり太くなる。それでお腹がいっぱいになってしまうのだ。味は結構濃いが、これが堪らない。お腹がすいているときにはとても美味く感じる。
おかずとしては、昼間なら長蛇の列になって並んでいる焼き餃子の店で、焼き餃子を注文したことと、味が似たようになると口の中もつまらないと思うだろうと思ったので、クウェイ・ジャオとバクテーを別の店に注文した。
いやぁ、これらが美味い美味い。どこに行っても似たようなものを食べているような気がするのだが、何度でも言おう、「美味ければ何でもいい」のである。
ホテルに帰る前に、日本の中華街でも売られているマーラーカオを見つけたので、5個入りを買って帰った。ホテルで食べるかなと思ったのだが、実は既にマクスウェル・フードセンタで満腹状態になったので、とてもじゃないが食べる気になれなかった。しかし、1個くらいは食べてみようと思って食べたが、満腹の時にはやはり期待はずれの味に思えてしまうもので、今回のマーラーカオも、中華街でよく買うものより味がいまいち劣っているように思えた。ふわふわ感やしっとり感も、やっぱりいまいちだったのである。2日目の昼にいったときのメニュは下記の通り
・海南鶏飯 (Hainaese Chicken Rice) - 天天海南鶏飯 : $3.30
・福州魚丸肉燕湯 (Fu Zhou Fishball Rou Yan Soup) - 福州魚丸雲呑麺 : $3
・水餃麺 (Fresh Prawn Dumpling Mee) - 福州魚丸雲呑麺 : $3初日のときにも実は食べたかったのが海南鶏飯。でも、マクスウェルフードセンタで一番有名な屋台である天天海南鶏飯は、いつも長蛇の列。このときも昼ごはん時間だったからかもしれないが、他の屋台のところはあまり並んでいなくても、ここだけは長蛇の列だった。待つだけの価値はある。美味い。なんで美味いんだろう?わからん。考えてもわからないのは素直に感じればいいだけ。他はお腹を膨らませるために、炭水化物オンパレードの餃子と麺を注文する。どちらも汁物ではあったのだが、あっさり系として美味しい。海洋民族福建人の味が出ている気がした。
さて、いろいろなメディアで既に取り上げられているマクスウェル・フードセンタなので、詳細のことはここでは述べるつもりはない。まず、初日の夜に食べたのは次の通り。
・魚肉米粉 (Fish Meat Bee Hoon) - 金華 : $4
・鍋貼 (Pan-Fried Dumplings) - 三多餃子 : $4 (8pcs) / $5 (10pcs)
・炒粿条 (Fried Kway Teow) : $5
・肉骨茶 (Bak Kut Teh) - 老巴刹 (Lau Pa Sat) : $4
・馬拉糕 (Mah La Gao) - 和記包 : $2このマクスウェル・フードセンタはかなり有名な店がたくさんあるのだが、実際に行ったのが夜の19時半頃だったこともあったのだが、 店の多くは既に閉まっていた。その中でもまだ店が開店していたところを選んでみた。魚肉の入ったビーフンは、濃厚な白湯スープの中に白身魚の肉片が入った、太いビーフンの麺なのだが、これがまた時間が経てば経つほど、ビーフンにスープが吸い込まれてかなり太くなる。それでお腹がいっぱいになってしまうのだ。味は結構濃いが、これが堪らない。お腹がすいているときにはとても美味く感じる。
おかずとしては、昼間なら長蛇の列になって並んでいる焼き餃子の店で、焼き餃子を注文したことと、味が似たようになると口の中もつまらないと思うだろうと思ったので、クウェイ・ジャオとバクテーを別の店に注文した。
いやぁ、これらが美味い美味い。どこに行っても似たようなものを食べているような気がするのだが、何度でも言おう、「美味ければ何でもいい」のである。
ホテルに帰る前に、日本の中華街でも売られているマーラーカオを見つけたので、5個入りを買って帰った。ホテルで食べるかなと思ったのだが、実は既にマクスウェル・フードセンタで満腹状態になったので、とてもじゃないが食べる気になれなかった。しかし、1個くらいは食べてみようと思って食べたが、満腹の時にはやはり期待はずれの味に思えてしまうもので、今回のマーラーカオも、中華街でよく買うものより味がいまいち劣っているように思えた。ふわふわ感やしっとり感も、やっぱりいまいちだったのである。2日目の昼にいったときのメニュは下記の通り
・海南鶏飯 (Hainaese Chicken Rice) - 天天海南鶏飯 : $3.30
・福州魚丸肉燕湯 (Fu Zhou Fishball Rou Yan Soup) - 福州魚丸雲呑麺 : $3
・水餃麺 (Fresh Prawn Dumpling Mee) - 福州魚丸雲呑麺 : $3初日のときにも実は食べたかったのが海南鶏飯。でも、マクスウェルフードセンタで一番有名な屋台である天天海南鶏飯は、いつも長蛇の列。このときも昼ごはん時間だったからかもしれないが、他の屋台のところはあまり並んでいなくても、ここだけは長蛇の列だった。待つだけの価値はある。美味い。なんで美味いんだろう?わからん。考えてもわからないのは素直に感じればいいだけ。他はお腹を膨らませるために、炭水化物オンパレードの餃子と麺を注文する。どちらも汁物ではあったのだが、あっさり系として美味しい。海洋民族福建人の味が出ている気がした。
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