2012/08/19

ロンドンオリンピック終了


ロンドンオリンピックが大絶賛のうちに2週間のイベントを終えた。ロンドンで開催するのは、もう何度目になるのかわからないオリンピック大会だが、それでも今回もいろいろなドラマが繰り広げられたことは確かだし、日本にいる人たちは、深夜や真夜中に放映されたライブ映像を見るために、早起きしてテレビに噛り付いていた人たちにとっては、夏の暑さと深夜のテレビ放映観賞のため、眠気としては地獄の2週間だったことだろうというのは想像できる。

今回のオリンピックは、金メダルの数はそんなに多くはないが、総獲得メダル数では過去最多の数が得られたということで大いに盛り上がった。それもメジャーな競技だけじゃなく、アーチェリーのような地味な競技にもメダルが入ったことは、今後同じような競技をしていきたいと志望するひとが増えるきっかけになったのは確かだろう。メジャーなスポーツでも、女子の卓球がこれまでメダルから程遠かったというのを聞かされたときに、卓球愛ちゃんすごいわーと、ちょっと考え深く思えた。また、女子重量挙げも、父娘でメダルをゲットしたということはとても普通の家庭では考えられないし、とても地味な競技だっただけにメダルが取れたときには、こちらも注目されたのは当然だろう。

金メダル確実といわれていたのは、体操の内村、レスリングの伊調、同じくレスリングの吉田だ。この3人は本当に恐れ入るが、前評判どおりに金メダルを取得した。おそらく半端ないストレスが彼らには掛かっていたに違いないが、個人戦での彼らの実力は、どんな条件でさえもクリアできるほどの実力を持っていたと思う。内村選手にいたっては、個人戦よりも団体戦のほうを重要視していたから、それを逃したのを悔しがるのは無理もない。しかし、先に団体戦をしたことによって、各器具の調子がどうなっているのかというのを競技を通して知ることができ、繰り出す技をどうするかという組み立てにも影響があったに違いない。

水泳や柔道のような試合は、メダル云々よりもその競技自体がおもしろいので、じっくりテレビの前でかじりついて観ていた。

オリンピック競技を通じて、いろいろ事件があったのにも、驚きと笑いがあったのを書き留めておく。一番オリンピックが終わってもまだ引きずっているのが、男子サッカー準決勝で韓国(以下・キムチ国)が勝ったときに、観客席から「独島はわれわれの島」と書かれたプラカードをピッチ上で掲げて、そのままピッチ内を1周してパフォーマンスをしたというのがニュースになっている。これ、FIFAもIOCも政治をスポーツの場に持ち込むのは、スポーツ精神に違反すると目くじらを立ててしかり始めた。韓国側はあわてて「プラカードを持った選手が個人的にやったこと」と釈明を各方面で言っているようだが、韓国人は基本的うそつきであり、公共の場でも平気で赤を緑にし、自分たちが正しいと主張する人たちであるから、本質を見誤るとIOCやFIFAの人間は首をくくらなくてはならない。
実際には、韓国サッカーリーグの会長が直接韓国側の応援団に混ざって、前々からプラカードを作って選手に渡そうと計画していたことが、ネット上にすっぱ抜かれていたし、韓国サッカーリーグ会長が、アポ無しにFIFAへ駆けつけていたが、門前払いになって無理やりの主張を聞いてもらえずに帰ってきたということも報道されていた。もう韓国はやりたい放題である。

韓国の選手がプラカードを持ってスタジアム内を走り回ったということの理由として、韓国側は「選手の行為は、政治的ではなく、単純に突発的に起きたこと」だとFIFAへ説明しようとしている。突発的なことだとー?突発的なことということは、偶発的なことだと思っているということか?わざわざ観客に扮した韓国サッカー協会の連中からプラカードをもらったのも突発的?100歩譲って、仮に偶発的というのであれば、両手を挙げて勝利を祝っているところに、偶然にもプラカードが手にすぽっと入って、たまたまスタジアム内を廻ったということになるのか?いずれにしろ、韓国の説明は矛盾だらけだし、明らかに組織犯罪なのだが、面倒くさいことになってきたので選手1人の責任として押し付けようとしている魂胆がある。


そして20日はメダリストの凱旋パレードが銀座の一番の目抜き通りで行われて、推定50万人以上のファンがパレードを見に集まったというのがニュースになった。凱旋パレードはお祭りとして大変すばらしいイベントだと思うが、それにしても50万人もの人が沿道を埋め尽くし、パレードを楽しんだというのは、現代日本の光景としてはとても滑稽に見えたし、戦後すぐの国土復興のころのような娯楽も何にもない時代のころの様子を再現してしまったのではないか?というような感じがした。皇太子殿下の御成婚のときでさえ、あんな数のひとたちが沿道を埋めたということはないのに。ただ、もう1つびっくりしたことは、あれだけ人が集まってメダリストの凱旋を祝福したのはいいのだが、あまり日の丸の手旗を持って歓声を上げている人がいなかったことだ。マラソン大会でさえ、沿道のひとたちは手旗を振って応援をしたりするのに、なぜ今回の凱旋ではそれがなかったのだろうか?単に、ワーキャーと騒いでいるだけのものだったとおもう。有名歌手やグループが沿道を通るときに、ファンが横断幕やらグッヅやらを片手にワーワーと騒ぐのはある。それと同じことが起こるかと思ったらなかったのが不思議だ。日の丸反対の馬鹿なやつらが阻止したのだろうか?

次回のオリンピックは、ブラジルのリオデジャネイロでの開催。日本の真反対の位置にある国での開催だから、日本から応援で行く人は格段に減ることと思う。ブラジルブームがオリンピック開催前にすごい盛り上がりが出てくることがあれば良いのだが、たぶん底までは無いだろう。サッカーとしてのブラジルは有名だとしても、それ以外のブラジルなんて、サンバとシュラスコくらいしか知られていないわけだから。ブラジルのことの宣伝がどこまで電通でできるかが、日本人がどれだけブラジルへ応援に行くかに懸かってくることだと思う。


参考リンク
韓国サッカー銅メダルはく奪あり得る 「政治的意図ない」の言い訳通用せず
【くたばれ韓国】韓国サッカー選手竹島プラカード問題、IOCとFIFAが処分検討!祝・朴鍾佑閉会式欠席!メダルも全員剥奪しろ!頭の悪い大統領候補発言、信じ難い反論「旭日旗のほうが問題だ」収まらぬ怒り!JFAにも猛抗議だ!"

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