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神保町は意外にも和菓子の店も多いところでもある。その中でも今回紹介したいのは、「大丸やき」といういわゆる大判焼きを売っている店だ。ここはすずらん通りと、白山通りを挟んで反対側にあるさくら通り沿いにある。つい2週間くらい前に、某大手新聞紙に掲載されたらしく、そのために、自分達が訪れたときにも、朝からひっきりなしにここのお菓子を買って買える人たちが多かった。
店内の様子だが、数個のテーブルがあるが、いちおう店内でも食べることができる。しかし、長居をするような場所ではないことは一目瞭然だ。
さて、問題の「大丸やき」なのだが、どういうものかというと、見た目は大判焼きのようなものであるが、なんだか味が異なる。中に、餡子が入っており、それは大判焼きと似ているのだが、食感が全然違うのだ。なんというか、まわりにあるパン生地のところが、本当にパンのような感覚で、中華料理の饅頭や肉まんみたいな感覚とは異なる。とても不思議な味である。そして、1個1個が真空パックになっているため、比較的日持ちがするところが嬉しい。
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表面に「大」の字が書いてあるところもおもしろい。1個160円で売られている。持ち帰りの場合は、5個から5個単位で販売されている。この日もいろいろやってくるお客さんは、やはり5個ずつ買っていったようだ。店のおじさんが言っていたが、最近、早い時間にネタがなくなっちゃうので、早めにこないと売り切れになるとのこと。やはり新聞の宣伝力はとても凄いようだ。電話で「場所はどこですか?」と聞いている問い合わせ電話も何軒もかかってきていたようだ。店にいるおばさんが、「さくら通りにあるのですけどねー」と説明をしていた。
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