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さて、今回泊まった京倫飯店では、通常の部屋ではなく、ここは奮発してスイートにしてみた。部屋名としては Studio Suite だ。まぁ、親も含めて3人で泊まるとなると、多少広い部屋が良いからだ。あらかじめJALホテルの予約センタに問合せをしてみたところ、1部屋1500元(朝ご飯付き)にエキストラベッド代240元+朝食代85元の、1泊1825元と言われ、中国の消費税である15%を足したとしても、5泊で10,493.75元で、これは日本円で直すと、1人1泊1万円くらいの値段と換算できる。贅沢してご飯をつけても1人1万円なら、親のことも考えるとその程度もいいかなと考えて選択した。通常の部屋だと700元程度なので、まぁ、普通に考えれば贅沢しているなと思える。これも物価の安い北京だから成しえることができるアドバンテージなのだろう。JALマイレージとして、通常の倍である1200マイルが加算されることも追加情報として記載する。
日航ホテルだからといって、従業員が全員日本語が話せるわけではないことは、泊まってみて初めて分かった。単なる日本の資本が入っているだけで、働いている人間が日本人ではないことは当然なのだ。所詮は中国人であり、流暢に話ができる日本人がいるわけではないことは注意したい。でも、英語なら問題なし。中国語ならさらに良しだ。スイートに泊まっている場合には、7階にある特別にビジネスセンターというところで、チェックインを行う。ビジネスセンタは、シンガポールのリッツカールトンホテルと同じように特別の人たち用の特別な待遇なのだが、今回に限って言えば、とても嫌な気分になった。ビジネスセンタには、たぶん暇なのだろうが、従業員がなぜか6人もいて、他にやることがないからなのか、我々のチェックインに6人がかりで行っている。中国のホテルでは、毎回嫌に思うのがチェックインの時で、それはなぜかというと、宿泊する人間のパスポートをまずはコピーし、さらにそれを政府にその都度提出しているからだ。つまり、泊まり始めた瞬間から、中国では宿泊者は監視対象になるのである。もちろん、ホテルにはガードマンのほかに公安警察の人間がエレベータの入り口にいる。ホテルの入り口ではない。エレベータの入り口なのだ。デポジットのためのクレジットカード提出は他国でも同じだが、クレジット情報を抜いているとしか思えないような手続きをされるのもあまり好きじゃない。代表者1人が宿泊手続きをするのではなく、宿泊者全員が手続きをしなければならず、どんなに小さい子供でも、体の不自由な年寄りも、サインに相当する手続きをしなければならない。監視対象の物体であり、中国政府を転覆させるかもしれない分子であるかもしれないのを事前に押さえ込もうとするのは中国らしいところだとは言えよう。
ホテル自体は、宿泊者以外はエレベータに乗っても上に上がれないように、下りる階を押す際には必ずキーが必要になってくる。これは、最近のホテルにはよくあるタイプのものであるので、これは別に気にしない。今回の宿泊階は最上階の12階だ。他のホテルよりはこのホテルは低い建物だと思う。比較的古い建物だからだろう。北京オリンピックを期に建設されたホテルは高層階形式になっているので、景色がもっといいものだと思う。
部屋に入ってみてスタジオタイプのスイートは、次のような構成になっていた。
・ベッドルームとリビングルームの2部屋
・ベッドルーム側にはトイレ・シャワー・浴槽のバスルーム。リビングルームは別トイレあり。
・ビジネス宿泊のために、デスクとLANはあり。
・無料ミネラルウォーターが1人2本分が用意されている(1本あたり350ml)
・テレビは両方の部屋に装備
・中国茶のセット(ただし茶葉は有料)とコーヒーセット(なぜか無料)はあり。
・湯沸しポットあり
・アメニティセットは通常のホテルとおりで完備
・スリッパおよび寝具は用意されている
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京倫飯店(Jinglun Hotel)
URL : http://www.bcia.com.cn/
Address : 北京市建国門外大街3号
Phone : 65002266
Fax : 65002022
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