2008/05/17
A380成田へ就航
シンガポール航空でシンガポールに到着したときに、随分変なところに止まるなーというくらいターミナルからかなり遠いところに止まった。飛行機から降りて、コンコースへ出る際に、ふと横を見ると、なんと話題になっているエアバス380型という飛行機が停まっている。シンガポール航空の機内誌でも、5月20日から日本就航と大々的に宣伝しているだけあって、どんなものかという興味はある。その実物が目の前にあったので、それに気付いた人たちが、飛行機から降りた直後だというのに、カメラのシャッターを切っていたのは笑える。
さて、そのA380なのだが、ホテル並みの豪華な席を保有していることを宣伝しているのだが、確かに宣伝パンフを見ていると、これが飛行機の中なのか?といわんばかりの設備になっている。だいたい、プライベート個室というのを導入していること自体が、なんとなく怪しさを醸し出していていいではないか。飛行機の中でパコパコとセックスをするというのは、ドラマや映画の見すぎではあるが、これが本当に実現してしまうのもありうる。一時期、東海道新幹線で導入されていた個室と同じコンセプトのように使われることだろう。フルフラットシートになるというのは、今までのほかの飛行機でもあったことなので特に気にしないのだが、ダブルベッドでという言い方をしているのもなんとなくすごい。つまり、仕切りなしで二人分を利用することができるということなのである。しかし、これらの設備はあくまでもファーストクラスのシートの話。
じゃ、エコノミークラスの席はどうなのかというと、実物を見ないとなんともいえないのだが、宣伝を見ている限りにおいては、それほどいままでのエコノミークラスの席と変わらない。席が広くなるかなと期待していたのに、それが全然変わらないのである。せっかく客室の広さが広くなったので、全クラスのシートが広くなるのかと思ったら、恩恵を受けているのはやはりファーストクラスとビジネスクラスだけ。エコノミークラスは、貧乏人の集まる集合体であることは変わりないらしい。さすが、貧乏人には見向きをせず金持ちしか相手にしないシンガポール航空ならではだとおもった。
最近サービスの低下が特にシンガポール人に叫ばれているため、他の航空会社にシンガポールの人は移っていると聞く。クレームがあったら、75USドルのわび料と称するクーポン券を配って、口封じをするのもいいのだが、特定クラスのみを機材に入れている航空会社なら差別サービスをするのも分かる。しかし、全クラスを対応することを目指しているシンガポール航空なので、もっとなんとかならないかと思う。まだまだ、日本ではシンガポール航空のイメージは高いので、その高いうちに変革を望みたいところだ。
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