パレルモに到着した際に、空港からホテルに移動するというのを考えた場合、ガイドを見たらバスもあると聞いていたが、バスはだいたい駅までしか行かないために、駅から近いホテルだと都合が良い。逆の場合は、重いスーツケースをごろごろ引っ張りまわして歩かないといけないことほど面倒くさいものは無い。だから、予約の際に考えたことは、ホテル自体に送迎がついているほうがいいなということ。台湾で味をしめたためかは分からないが、無駄な動きをせずとも、送迎があるほうが楽なのだ。
パレルモのはシチリアの中でも大きな町であるためホテルはたくさんある。旅窓でも出てくるし、日本で予約して日本で決済してしまうので楽なのであるが、もうちょっと調べてみると良いホテルは旅窓では予約が出来なかった。それがわかったのは、分厚いロンリープラネット(イタリア版)を参照にして調べたからであって、地球の歩き方程度では全然役に立たないなと思った。
今回のパレルモ滞在時に利用したのは、グランドホテル・デ・パルメ(Grand Hotel et Des Palmes)というところである。予約は、直接ホテルのウェブサイトから行ったのだが、予約サイトに行ってみると、いろいろなメニュが用意されていて、何を選んだらいいのか良く分からない。先にも述べたとおりに、ホテルまでの移動を考えたところ、送迎サービスがついているものがあったので、それを選択した。
パレルモ空港に乗っていた飛行機が到着したのは、イタリアらしく、定時には到着できず、20分遅れで到着した。出発自体が30分も遅れたのだから、それも当然なのだろう。ホテル予約のときに、いちおういつ到着する飛行機だということはネットで記載はしたのだが、これがどこまで本当に送迎の担当者に伝わっているのかとても不安だった。まぁ、パレルモの空港に到着したときに、送迎の人が居なかったら居なかったで、タクシーパレルモ中央駅までの路線バスでも使おうと思っていたくらいだったが、その心配は要らなかった。荷物を受け取って、出迎えの人でごった返しているロビーにところに来て見たときに、期待としては扉の向こうにすぐに自分の名前が書いたプラカードの人が立っているものかと思っていたが、そんな人はどこにもおらず、やっぱり・・・と少しガッカリしていたのだが、タクシー乗り場ってどこだろうと、きょろきょろしていたときに、遠くの柱の寄りかかって立っていたオッサンが、自分の名前、それも苗字ではなく下の名前が書かれた紙を持っているのに気付いた。開口一番「遅いよー、なんでだよー(当然英語だが)」と言われてしまった。自分が悪いわけじゃないので謝るつもりは無かったので、「イタリア特有のイベントが発生したから」と答えておいた。オヤジは笑っていたが、きっと馬鹿にされたと思ったに違いない。出迎えの人が居たので、楽をしてホテルまで移動することが確定された。
さて、ホテルまでだが、出迎えのオヤジはホテルが手配した一般タクシーの運転手だった。最初はホテルの人かな?と思ったのだが、車のところまで来たときに、「TAXI」と書いた車だったから、すぐわかった。料金をここでは払う必要が無いので同でもいいと思っていたのだが、気になったのは、タクシーにメーターが付いていないのである。ガイドにも書いていたが、シチリアのタクシーは乗る前に交渉することになっている。距離感でその相場は決まるらしいが、こちらは全然距離がわからないので、こういう交渉は結構難しい。
空港から街中への移動は、シチリアの独特の天候と荒々しい風景が車窓から見られるのは、やっとシチリアにきたという感覚になって楽しくなってきた。やっと春になったシチリアではあるが、それほど気温は高くないのに、この無性に喉が渇く乾燥はシチリアっぽくて気分が良い。タクシーのおっさんは、陽気な人だったので、いろいろ話し掛けてきたし、ここは名所だから絶対行けよーとか、ここで買物をしろとか紹介してくれた。買物をしろといった場所は、パレルモの中でもブランドの店が軒を連なる場所ではある。しかし、そんなところで買物をするつもりもないし、大体金がないので、「あぁ、こういうところはもっと金持ちになってから来ることにします」と言うと、大爆笑された。
パレルモで最も古いホテルの1つであり、最も有名なホテルで、立地条件がとても良い場所にあるホテル「グランドホテル・デ・パルメ」にタクシーが到着したとき、場所が違うでしょう?と一瞬思ってしまった。というのも、あまりにも豪華な玄関に見えてしまったからである。つまり、自分たちが選んだとはいえ、場違いなところに来たのかなとおもった。しかし、ちょっとだけその気分を抑えてくれることがあったのは、ドアマンが居なかったところである。いちおう4つ星ホテルなのに、ドアマンが居ないのだ。たぶん居るのかもしれないが、イタリア人なので職場怠慢としていたのかもしれない。でも、それを咎める人は居ないのがイタリアらしい。
さて、そのホテルだが、ロンリープラネットの紹介によると次のとおりに書かれている。
「1874年開業の市内で最も古いホテルの1つ。ここではまるで宮中のように、陰謀や密通やパレルモの歴史の様々な裏表が展開されていたが、1970年代に入るとエリートのお気に入りの座をヴィッラ・イジェーアにとって代わられた。シャンデリアや巨大な鏡がある大きなサロンは変わらず見事で、客室も豪華に飾られている」
このとおりで、客室はとても綺麗なつくりだった。
もっとびっくりだったのは、朝食で使われる場所である。天井がとても高く、こんなところで朝ご飯を食べるなんて、なんて贅沢なんだろうといわんばかりの場所なのだ。提供されるご飯は、ホットミールはゆで卵くらいしかないが、パンの種類が異様に多い。あとは果物とハム・チーズ類。コーヒーはサーバがあるのだが、このときには調子が悪かったらしく、セルフサービスだったところを、従業員が行っていた。全体的には、大満足ができるホテルだと思うし、またパレルモに来るのであればここに絶対泊まるのがいいだろう。お勧めである。
そういえば、パレルモにもスーパーがあるので、是非、市内を観光する前には大量の水を買っておくのがいいだろう。このホテルから歩いてすぐのところに、観光名所であるポリテアーマ劇場があり、それに面するマクドナルドの裏に、実はスーパーがある。観光地では概してなんでも値段が高いのだが、スーパーだから値段は安い。ここで2リットルのペットボトルの水を大量に買っておくことをお勧めしたい。
Grand Hotel et Des Palmes
http://www.grandhoteldespalmes.com/
Via Roma, 398, 90141, Palermo, Italy
パレルモのはシチリアの中でも大きな町であるためホテルはたくさんある。旅窓でも出てくるし、日本で予約して日本で決済してしまうので楽なのであるが、もうちょっと調べてみると良いホテルは旅窓では予約が出来なかった。それがわかったのは、分厚いロンリープラネット(イタリア版)を参照にして調べたからであって、地球の歩き方程度では全然役に立たないなと思った。
今回のパレルモ滞在時に利用したのは、グランドホテル・デ・パルメ(Grand Hotel et Des Palmes)というところである。予約は、直接ホテルのウェブサイトから行ったのだが、予約サイトに行ってみると、いろいろなメニュが用意されていて、何を選んだらいいのか良く分からない。先にも述べたとおりに、ホテルまでの移動を考えたところ、送迎サービスがついているものがあったので、それを選択した。
パレルモ空港に乗っていた飛行機が到着したのは、イタリアらしく、定時には到着できず、20分遅れで到着した。出発自体が30分も遅れたのだから、それも当然なのだろう。ホテル予約のときに、いちおういつ到着する飛行機だということはネットで記載はしたのだが、これがどこまで本当に送迎の担当者に伝わっているのかとても不安だった。まぁ、パレルモの空港に到着したときに、送迎の人が居なかったら居なかったで、タクシーパレルモ中央駅までの路線バスでも使おうと思っていたくらいだったが、その心配は要らなかった。荷物を受け取って、出迎えの人でごった返しているロビーにところに来て見たときに、期待としては扉の向こうにすぐに自分の名前が書いたプラカードの人が立っているものかと思っていたが、そんな人はどこにもおらず、やっぱり・・・と少しガッカリしていたのだが、タクシー乗り場ってどこだろうと、きょろきょろしていたときに、遠くの柱の寄りかかって立っていたオッサンが、自分の名前、それも苗字ではなく下の名前が書かれた紙を持っているのに気付いた。開口一番「遅いよー、なんでだよー(当然英語だが)」と言われてしまった。自分が悪いわけじゃないので謝るつもりは無かったので、「イタリア特有のイベントが発生したから」と答えておいた。オヤジは笑っていたが、きっと馬鹿にされたと思ったに違いない。出迎えの人が居たので、楽をしてホテルまで移動することが確定された。
さて、ホテルまでだが、出迎えのオヤジはホテルが手配した一般タクシーの運転手だった。最初はホテルの人かな?と思ったのだが、車のところまで来たときに、「TAXI」と書いた車だったから、すぐわかった。料金をここでは払う必要が無いので同でもいいと思っていたのだが、気になったのは、タクシーにメーターが付いていないのである。ガイドにも書いていたが、シチリアのタクシーは乗る前に交渉することになっている。距離感でその相場は決まるらしいが、こちらは全然距離がわからないので、こういう交渉は結構難しい。
空港から街中への移動は、シチリアの独特の天候と荒々しい風景が車窓から見られるのは、やっとシチリアにきたという感覚になって楽しくなってきた。やっと春になったシチリアではあるが、それほど気温は高くないのに、この無性に喉が渇く乾燥はシチリアっぽくて気分が良い。タクシーのおっさんは、陽気な人だったので、いろいろ話し掛けてきたし、ここは名所だから絶対行けよーとか、ここで買物をしろとか紹介してくれた。買物をしろといった場所は、パレルモの中でもブランドの店が軒を連なる場所ではある。しかし、そんなところで買物をするつもりもないし、大体金がないので、「あぁ、こういうところはもっと金持ちになってから来ることにします」と言うと、大爆笑された。
パレルモで最も古いホテルの1つであり、最も有名なホテルで、立地条件がとても良い場所にあるホテル「グランドホテル・デ・パルメ」にタクシーが到着したとき、場所が違うでしょう?と一瞬思ってしまった。というのも、あまりにも豪華な玄関に見えてしまったからである。つまり、自分たちが選んだとはいえ、場違いなところに来たのかなとおもった。しかし、ちょっとだけその気分を抑えてくれることがあったのは、ドアマンが居なかったところである。いちおう4つ星ホテルなのに、ドアマンが居ないのだ。たぶん居るのかもしれないが、イタリア人なので職場怠慢としていたのかもしれない。でも、それを咎める人は居ないのがイタリアらしい。
さて、そのホテルだが、ロンリープラネットの紹介によると次のとおりに書かれている。
「1874年開業の市内で最も古いホテルの1つ。ここではまるで宮中のように、陰謀や密通やパレルモの歴史の様々な裏表が展開されていたが、1970年代に入るとエリートのお気に入りの座をヴィッラ・イジェーアにとって代わられた。シャンデリアや巨大な鏡がある大きなサロンは変わらず見事で、客室も豪華に飾られている」
このとおりで、客室はとても綺麗なつくりだった。
もっとびっくりだったのは、朝食で使われる場所である。天井がとても高く、こんなところで朝ご飯を食べるなんて、なんて贅沢なんだろうといわんばかりの場所なのだ。提供されるご飯は、ホットミールはゆで卵くらいしかないが、パンの種類が異様に多い。あとは果物とハム・チーズ類。コーヒーはサーバがあるのだが、このときには調子が悪かったらしく、セルフサービスだったところを、従業員が行っていた。全体的には、大満足ができるホテルだと思うし、またパレルモに来るのであればここに絶対泊まるのがいいだろう。お勧めである。
そういえば、パレルモにもスーパーがあるので、是非、市内を観光する前には大量の水を買っておくのがいいだろう。このホテルから歩いてすぐのところに、観光名所であるポリテアーマ劇場があり、それに面するマクドナルドの裏に、実はスーパーがある。観光地では概してなんでも値段が高いのだが、スーパーだから値段は安い。ここで2リットルのペットボトルの水を大量に買っておくことをお勧めしたい。
Grand Hotel et Des Palmes
http://www.grandhoteldespalmes.com/
Via Roma, 398, 90141, Palermo, Italy
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