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「ぬ志勇旅館」は草津バスターミナルのすぐ傍にあり、とても便利な場所である。大湯の傍にもあるため、どちらにも行きやすい。というのは、この旅館が、斜面を利用した場所に存在しているため、バスターミナルがある高い場所にも、大湯のような低い場所にも、どちらにも対応できるのが便利だ。
旅館の間取りについても1度行ったことがある場所なので、とてもよくわかっているが、やはりチェックインを行った場所から自分たちの部屋までの遠いこと、遠いこと。階段はめちゃくちゃたくさん上らなければならないのは前と同じだが、これも旅館生活の醍醐味のひとつだ。だいたい、旅館内に居る際には、頻繁に部屋から出ていくというようなことはないので、別に気にならないのである。部屋に行くまでの間の階段には可愛らしい飾りと共に、地元での歌謡ステージのポスターが妙に気になってしまった。
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部屋は角部屋の2部屋。しかし、前にも来た時に思ったのだが、この部屋2人で泊まるにはかなり広い。1部屋だけでいいと思うのだが、家族で来ている場合、早く寝ちゃう人とまだ起きている人が同じ部屋にいるのは結構辛いので、そういう意味で2部屋あるのは便利だと思う。今回の場合は、全く1つの部屋は、使わないで単なる荷物置き場になっていた。
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でも部屋はいたってシンプルである。テレビに金庫にテーブルに座椅子だ。そういえば、昨年と違ったのは、これに扇風機と乾燥機が付いていたことだろう。それとネットキチガイのひとにとっては、ネット環境があるかというと、ここにはあるはずも無い。携帯電話は繋がる。以前はドコモしか電波が届かなかったが、いまはソフトバンクも繋がるようである。ソフトバンクユーザの友達が「ここも繋がるようになったんだねー」と吃驚していた。
ツイッターも最近ちょこちょことやるようにしているが、携帯から暇だったらやっていたが、滞在中はほとんど使わなかった。なんかこんなところまで来て、ネットに繋がっていないといけないというのは、中毒だとおもっていたからである。
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さて、肝心のお風呂は全部で3箇所。これは前にも記載したのだが、露天風呂と内風呂と貸切風呂である。
露天風呂は昼間に入ると大湯が良く見えていい景色だ。だが、大湯が見えるということは、他の場所からもこの場所が丸見えになっているので、遠方から望遠レンズを使って盗撮されている可能性があるから気をつけるべきだろう。しかし、湯船は広いし、のんびりできるところだ。お湯が少し熱めなので、夏のようなときに入ると、湯船に長く入れないのが辛い。
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内風呂は人間が入ることができるのは実は1箇所。仕切りで分けられている右側のところは、源泉が入ってきているところなので、水温が実は50度くらいある。それを自然に覚ますような状態にして、湯船の底から熱いお湯が流れてくるようになっている。熱いお湯は上に、冷たいお湯は下にいく性質を使っているのだろう。だから、間違っても右の方に入ると、やけどして死んでしまう可能性大だ。あと、入り口は、この旅館の子供が書いた文字もあるので、注目である。
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貸切のお風呂は特に予約をする必要は無い。鍵が開いているのであれば、誰でもいつでも入れる。カップルが利用するには一番いいかもしれない。あと、このお風呂だけは、なぜか水で温度調整ができるようになっている。だから、最初にお湯が熱いなと思ったら水で埋めればいい。それで長湯につかることができるだろう。でも、あまり長く入っていると逆上せるので注意だろう。ご飯の時間は、夜は6時・6時半の2部構成。朝は全員7時半と決まっている。食堂の部屋があるため、そこに全員集合だ。夜はいいのだが、朝はその集まりが全然悪いのは、夜に何をしていたかによるだろう。
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さて、今回のご飯はこんな感じだった。
1日目夕食
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2日目朝食
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2日目夕食
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3日目朝食
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いずれにしても、夕ご飯の量はかなり多いと思う。女性が食べる量としては多いと思うので、残すことになるだろうし、これに酒類を別途注文した場合には、酒で満腹になってご飯なんか食べることは嫌になるだろうと思う。あと、個人的にはおかずが多いので、おかずで充分満腹になると思うのだが、それ以外にご飯を食べているひとがいるので、あれは満腹の上に満腹なるんじゃないのかなと気になる。普段白米を食べている癖がそのまま残っているんだろうとおもうのだが、個人的には白米は要らない。あと、これが華人だった場合には、おかず類が1種類を除いて全部冷たいので、刑務所のご飯かと思うような人が結構いるのではないかと思う。
それと、前にも気になったのだが、長く宿泊している人のほうが、ご飯がショボイというのはどうにかならないものだろうか。宿泊費用は実はご飯の内容によって異なっているらしいのだが、どう考えてもその違いがわからなかった。長く滞在しているひとのほうが亜サービスとしていい物を食わせれば良いのに、一元さんを重要視しているとしか思えないのは悲しいと思う。
従業員の人たちはとても親切だ。複数日宿泊した場合でも毎日浴衣とタオル類は変更できるのも良い。お風呂場も常に清潔になっているので、入浴する際に嫌だなという気に全くならないのもいい。
ぬ志勇旅館
URL :
http://nushiyu.kusatsu.org/
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津446
電話:0279-88-2477
FAX : 0279-88-2478
Email : nushiyu@kusatsu.org
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