2011年12月に配布されてきた全日空の株主優待券もそろそろ売り時かと思ったので、3月下旬ごろまで各格安チケット屋での買い取り価格の様子を調べながら、売り時を待ってみた。大抵、3月の下旬ごろ、4月1日付けで転勤や入学・入社等で移動するひとがたくさん居るので、その時期に合わせてチケット買う人がいるようなので、一時期高くなるのは分かっていたのだが、2011年12月に配布された優待券から、優待券の有効期間が1年間に変更されることになった。これまでは冬に配布されたものは半年の5月31日までということになっていたのだが、いっきに6ヶ月も有効期間が増えたことになる。だから、5月31日までに使われる時期というと、ゴールデンウィークという大型イベントがあるので、これにも合わせて優待権利用が多いから3月下旬に売るのも有効的だったのだが、有効期限が1年になったことで、どこが売り時なのかというのがよくわからなくなってきた。とは言うものの、ポカーンとしていたら、売り時を逸してしまうと思ったので、これまで同様に3月下旬で一旦売り払ってしまおうと思ったのである。
大型の格安チケット屋である大黒屋をはじめ、いろいろなチケット屋をウェブと自分の足で実地調査をしたところ、昨年よりは全然低い価格で取引されていることが分かった。去年だったら、9000円から1万円くらいで売ることができたのに、どう考えても今年は6500円から7500円程度までしか上がらなかった。2月頃から動向を調査していたのに、この価格があんまり上がらないことに痺れを切らしてしまったため、とうとう3月30日には売ったのが今年の現実。
結果的には1枚7300円で売ることができたので、この時点ではまぁまぁ良かったと思うのだが、実はもうちょっと前に売っておけば7500円で売ることが出来た点では、売る時期を今年は逸してしまっていると言って良い。ただ、この時点でちょっと不満と思っていても、これからあと半年以上、同じ優待券でどの程度で売ることができるかという価格動向の調査については引き続きウォッチしていきたいところである。
ただ、自分が売った日での相場についてだが、一番高くて7300円だったのに、安いところだったら6500円くらいしか売れないという状態だったみたいなので、この価格ではちょっとイヤだ。毎年ゴールデンウィークを過ぎてしまったときには、1500円くらいのゴミ価格になっていたりするので、それに比べればまぁマシだろう。
ということで、2011年度における株主優待券による利益は、
・夏:1枚10,700円×7枚=74,900円
・冬:1枚7,300円×7枚=51,100円
・年計:126,000円
という結果になった。ちょっとした小遣いという意味では、株価もあまりあがらないし、売るつもりもない保有株なので、この程度でいいと思っている。台湾旅行2回分くらいの費用は稼げたかなと思う。
それにしても、もうあまり全国規模の出張がなくなってしまったし、国内旅行もほとんど行かないので、航空会社の優待券を保有している意味は全くないのだが、優待券売りというものがある限りは保有しているようなものである。別に格安チケット屋に売るよりも高価で買ってくれる個人の方がいるんだったら、その人に売るのは全然問題ないと思う。チケット屋で買うよりも安い値段で購入者は買えると思うし。ただ、そういうニーズを持っている人はおそらく北海道か九州に行く予定がある人くらいのようなもので、そんなニーズを持っている人がどこにいるのか探すのが面倒くさい。身近に居ないかなー。
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