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ただ、これが根っからのキリスト教徒だったら、絶対「中丸、殺す!」とおもうに違いない。なぜなら、ほとんど「話は嘘だろう!だけど、つじつまを合わせるために、強引にこういう解釈をして話をつなげている」というのが所々出てきているからである。宗教というと、どちらかというととっつきにくい分野であり、なんとなく神聖的で穢れた感じをさせないというのと、法皇を中心としたキリスト教の偉い人たちによって、キリスト教は素晴らしいものと唱えているため、ここまで馬鹿にしたような書き方をしているようなものだと、絶対怒るのではないだろうか。
それに、題名として「絵画で見る」とは書いているのだが、実際にはあまり絵画の解説とは言いがたい内容になっている。しかし、いろいろな著名な絵画を参考資料として載せているために、贅沢な構成だといわれればそうだろう。宗教画だとすると、だいたい同じような題材ばかり教会や美術館に掲げられて、ずっと見ていると飽きてくるのだが、それぞれの絵画の裏の話を知っているのと知らないのでは、絵画をみる見方が全然異なってくるのではないだろうか。
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