2011/03/19

停電と交通網の麻痺

東日本大震災では、東京には被害は少なかったとはいえ、影響がまったくなかったかというと、かなり大きな影響があった。一番大きいのは停電だ。ここまで電気に縛られている現代社会においては、電気が通じていないということがなんと生活に影響が大きくかかわり、電気なしには生活ができなくなるということを身にしみたかわからない。

東京電力が13日の夜遅い時間に発表して14日早朝から実施しようとしていた、輪番計画停電は本当に困惑した。13日の晩の発表の際には、いったい自分のところが何グループに該当して、いつ停電するのかというのがそのときには不明確だったからである。なにしろ、停電するという範囲が関東全域にわたってなのである。たまたま14日は何もなかったのだが、実際に停電が始まったのは15日から。15日も決められた時間帯に停電があったり、途中で実施をやめたり、やるのかやらないのか、その時にならないとまったくわからないという方法を取っているのである。

確かに電気というのは、蓄積することができない。一気に電力を作るとしても、それを時間をおいて数時間後に利用するということができないため、節電するためには、その瞬間瞬間の電力使用量を抑える必要がある。電気の使用量というのは、使用する電気製品の使用率があがると必然的に上がる。その使用量がどの程度あがるのか、どの程度使われるのかというのを予測しないと、停電が要・不要というのを判断できないという特色を持っている。したがって、東京電力としては、過去の使用事例や経験によって、停電が必要かというのを判断しなければならない。しかし、そのオペレーションとしては、かなりユーザに迷惑が掛かった。ユーザとしては、あらかじめこの時間帯に停電すると確証していれば、それにあわせて生活様式を変えることができる。しかし、「停電するかもしれない」という非常に曖昧な実施予定だった場合には、停電しないかもしれないという半分期待のほうが強かったりするのが住民の思いである。それで、予定されているから、停電されるのは当然だとしても、その停電に対して不満が出てくる。やるんだったら、電力量の限界値に来ているのか来ていないのかは関係なく、実施したほうが良かったと思う。

これがなぜそう思うかというと、列車の運行状況に非常に関ってくるからである。JRの場合には独自の電源供給設備があるために、あまり東京電力の停電に合わせて電車の本数が減るということはないのだが、私鉄の場合には予備の電源設備がないために、電力供給予定地域が停電になった場合には、電車の運行ができなくなる。最初から停電であるということがわかっているのであれば、電車の運行についても、本数を減らして、定期的な運行サービスを提供できるのであるが、停電しないかもしれないという状態になると、鉄道会社はなんとか運行し続けたいという思いが顧客サービスから当然考えるわけなのだが、それを見越して乗客も甘い期待をして鉄道駅にやってくるから、駅自体が大混雑になったり、パニックを起こしてしまうということに繋がるからなのだ。やるなら、最初からやる。やらないなら、最初からやらないと電力会社としても腹を括ってほしかったところだ。

電車の運行でいえば、全線運行できるかというと、そうではない。電力削減のために運行頻度が少ないところや、乗客の影響が少ない路線や区間はサービスを提供停止を行ったり、本数を減らしたり、運行時間の制限を取り入れたりしている。それが普段利用している乗客にはとても影響が出てくることであり、特に通勤時間帯にがっちり食い込んでしまった場合には、会社に行けるのか、または会社から帰れるのかというような大問題に直結する。電車の運行にあわせて出勤・帰宅するような人たちが一斉に同一路線に乗り込もうとすると、ターミナル駅での大混雑は大変なものである。または乗り換えの駅でも同じような状態に陥る。ましてや、通常の時刻表とはまったく関係ないような時間帯で運行されるとなると、駅の案内としても、次は何線から何処行きの電車が発車しますというアナウンスを常に行っていなければならないということになる。

そこで提案だが、運行上、特に時間が掛かっても問題ないと思うのだが、私鉄の場合数多くの種類の列車サービスがあるが、これを全部各駅電車にしてしまえばいいのではないだろうか?むやみやたらに快速・急行・特急のような電車を運行するから、その運行している高速列車と各駅列車を区別したり、入れ子になって運行しなければならないというようなことに頭を使わなければならない。そんな手間を全部なくしてしまうために、全部各駅したらいい。ただ、どこで折り返しをしたらいいのかというのは、同一時間帯に線路上を走っている台数を何台管理しなければならないのかに直結するから、その管理能力を超えないくらいの本数であるのなら、特にサービスには文句が出ないと思う。しかし、これでも単純細胞の在日韓国人のような人たちにとっては、「なぜ快速を走らせない」というような理不尽な文句を言ってくることだろうが、そこは列車サービスとして腰をすえて、ポリシーを固めているのであれば、頑として主張に対抗できるはずである。

停電というと、企業活動にもかなり影響が出てくる。通常のオフィスビルでは、電力会社からの電源供給だけを頼りにビルは運用されているとおもうため、独自の予備電源を確保しているというわけでもない。予備電源を持っているような建物の場合には、1回や2回くらいの特別なときにしかその予備電源は動く必要がないため、「動く」という最低限のミッションをとりあえずは遂行できる。しかし、しばらく恒常的に停電が続くというのであれば、ある程度の電源確保をするためのバッテリーを回すのに必要な燃料は確保ができる。しかし、ガソリンが個人の馬鹿マイカーの単なるわがままのためにガソリンスタンドにやってきているやつらが多いために、そのため必要な燃料が企業や必要な車両に回っていないことが現実である。わがままな個人マイカーのやつらは、公共の交通機関を極力使うようにして、燃料は予備バッテリーが必要な企業や緊急車両のガソリンにまわすようにしてほしいところだ。そうじゃなければ、せっかくの予備電源を用意していたとしても、数回の停電には耐えたとしても、その後の停電には耐えることができなくなるのだ。

そういえば、都庁や県庁のようなところが停電時間帯に、明かりが煌々とついていて、周辺住民が「なぜ官公庁には電源が入っているのだ?」とクレームの電話が入ってきたという話しを聞いた。クレームを入れる馬鹿は本当に大バカだと思うのだが、官公庁としても、住民の安心・安全を恒常的に提供するためには、自分たちの仕事ができる環境を確保することが先決であり、それができるためには、夜であれば電源を確保して、ネットワークサービスや情報整理等のためのPCを稼動させなければならないはずだ。そこを住民を今度は意識過剰に思い、住民が苦労しているのに自分たちだけ電源を使うなんていうのはおかしいという、どこかのあたまのおかしい部局の偉い人がいったことにより、停電時間においては、夕方だろうが、まったく業務に支障が起きるのはわかっていても、予備電源の供給を今後はしないようにするようである。これって、なんか根本的な間違いをしているのではないだろうか?

家庭に話を移すと、普段停電に慣れていないので、ご飯時や通常の停電にも困らないようにと、懐中電灯が異様に売れている。電気屋にいったら、どこを探しても懐中電灯がもう在庫がない状態になっている。懐中電灯は乾電池を使って利用するものが多く、手巻き式で利用できるというものがあまり多くない。乾電池式のほうが手軽だからなのだろう。こういう停電のときにも困らないように実は手巻き式の懐中電灯を購入しておいたほうがいいかもしれない。懐中電灯もないのだが、利用するためには必要な乾電池も実はどこを探しても存在しない。特に大きな懐中電灯を使うために必要な単1電池や単2電池が売られていないのである。売られているのは単3乾電池よりも小さいサイズの乾電池か、または四角の乾電池、そして丸電池である。単1電池がない場合、単3乾電池で代用するような方式については、こちらのサイトを参考にしたらいい。それでも普通の乾電池だと1回使ってしまうと、それで無用になる。ということは、エネループのような充電式の電池を利用するのが一番いい。停電は常に停電になっているわけじゃなく、電気が使える時間帯があるはずなので、その時間帯に充電しておけばいいのである。ヨドバシカメラに行ったら、「お一人様3個まで」と単3電池式のエネループが売られていた。しかし、電池が売られているエリアと離れたところのレジで会計をしたときに、エネループの束を5個持っていったのだが、特にレジの人には何も言われないで買うことができた。結構店の人も混乱時には混乱しているんだなというのがわかる。コンビニに行っても、ドラッグストアに行っても、まったく電池らしいものは売り切れているので、本当にたまたまヨドバシカメラで見つけてラッキーだったと思った。

東京電力
URL : http://www.tepco.co.jp/index-j.html

単3電池から単1電池を作る方法
URL : http://meteor.blog.avis.jp/archives/218

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