2012/01/28

明日もゲイ(Podcast)

ポッドキャストでネット配信するという目的は、配信者によってそれぞれ違うんだと思うのだが、ポッドキャストでどういうものが最近配信されているんだろうとおもって探していたときに、ゲイがやっているポッドキャストを発見した。ポッドキャストの中で配信している内容は、やっぱり1度は聴いてみないと、どういう内容なのかはわからないので、早速iTunes経由でダウンロードしてみた。

大阪だろう地方の2人のゲイが、喫茶店なのかゲイバーなのかわかんないような騒々しいところで、どうでもいいような会話をしているという内容。その内容に関しては本当にいろいろ言いたいことばっかりあって、ここまでどうでもいいようなくだらないポッドキャストは久しぶりに聴いたと思った。わざわざポッドキャストじゃなくて、個人的に売名行為か単に露出狂として個人でやっているUstreamにしちゃえばいいというようなくらい、本当に聞くに値しないものである。

ポッドキャストの番組というのは、配信する人が最初の数回は手探りでどのような形にしていくかというのを模索していくのはわかる。しかし、このひとたちがやっている番組は10回も過ぎても全然これといった形が定着せず、いったい何のために配信しているのか、ちっともいつまで経ってもわからないというようなものだった。

まず、先述したとおり、録音状態が非常に悪い。周りの雑音が大きすぎだということもあるし、会話の内容がゲイ的な要素があるから、あまり周りに聞かれたくないということもあるみたいで、少し小声で喋っているから、なおさら雑音のほうが大きく聞こえるという悪循環。喫茶店やバーで録音しているから、店内のBGMの音楽が大きすぎて、本当に何を言っているのかわからないというもの。それも会話のテンポが悪いから、おっさん2人がぐだぐだ言っているようにしか聞こえない。

次に内容。これが洒落にもならないくらい「内容が無いようー」と言うくらい何も無い。ゲイの会話というのは、互いに言いたいことだけ言って、他人の話を聞かないというのが特徴で、女の子同士の会話にとてもよく似ている。それも会話がテンポよく続いているようなものであれば、それはそれで聞いていて楽しいのだが、会話のキャッチボールがまずなっていないことと、内容がゲイの生活やらゲイの性的趣向とか、タイプの話とか、聞いていても楽しそうなのであればいいのだが、これが全く無い。そして、妙に大嫌いなピー音ばかりが入っている。そこまでピー音ばかりを被せてくるんだったら、最初から録音するなよーと言いたくなる。どうせ聴いている人の数なんか少ないんだから、もっとぶっちゃけ話をしたらいいのに、全然そういうのを出さないことと、もっと自分たちのことを出せばいいのに、聴かれているひとに身内がいたらまずいと思っているのか、まったく素性が現れないということ、そしてもっとゲイゲイしていても良いのに、中途半端ゲイみたいな話をしているのが気に食わない。

更に言うと、この人たち、ポッドキャストで音声だけ配信しているのかと思っていたら、なんとYoutubeでも同じ音源をアップロードしていた。そのときには、音声だけではなく、映像が付いているのだが、自分たちを撮影しているのではなく、録音している部屋(喫茶店やらバーやら)だけを映していて、なんでこんな意味不明な映像を観させられなくてはいけないのだというくらいイライラする。どうせなら、自分たちのオナニーやらセックスしている状態を録画して、それをアップロードすればいいじゃないか!とおもった。

もっと言いたいことがある。1回の番組の配信の長さというのがだいたい10分くらいなのであるが、10分で話が完結するようなことは全く無い。会話の途中から配信が始まり、つまらない話の途中でいきなりフェイドアウトするという、これまた聞いている人たちがイライラする方式を取っている。なんでそんな編集をするんだろう?というより、先述したことにも関係するのだが、収録時間が決まっているのであれば、事前に何を話してどういう流れでやるかというのを検討したうえで収録するべきなのに、なんにも考えないで、とりあえず録音してしまって、後から考えればいいやというようなことで始めたというのがモロばれしているようなものだ。

たぶんこの人たち、見栄でもなく、単に「おれたち、ネットを駆使しておもしろいことをやっているんだぜー」というのを詰まんないコミュニティで自慢したいがためにやっているだけのつまらない人たちなんだと思う。数回聞いた後に、ゲストが出てきたりしていたのだが、そのゲストも聞くに堪えないような人であり、よくこんなバカ番組に出演してみたいと思ったなと、有る意味感心してしまった。たぶん、「出てみない?」と気軽に誘われて、それで承諾しちゃったんだろう。喋りたい内容があって、アピールしたい内容があるんだったら、どんどんこういうアピールチャネルを使って、「ボクはここにいるよ」とネットの世界にアピールすればいいんだとおもう。

いつまで経ってもこの人たちの番組は盛り上がりがないだろう。そして、いつまで経ってもなにを形にすればいいのかわからないまま、最終的に配信中止になるんだろう。太い幹がなく、枝ばかり派生しても、形はできないのである。典型的な愚プロジェクトを見ているようだった。

明日もゲイ
音声版:http://gaysowhat.podbean.com/
動画版:http://gaysowhat.blogspot.com/

ここからは追記(2012/03/28)

「明日もゲイ第13回」では最後のほうで、サイトの特定はしていなかったが、「ポッドキャストをやる意味ないんじゃないの?という意見がネット上に書き込まれているのを見つけた」という話をしていた。たぶん、ほかにだれもこのポッドキャストの番組批評について書いていないので、きっと上記で記載した内容をメインキャストの方たちがご覧になったことだろう。「そのうち配信中止になるんちゃうの?と書かれていたけど、絶対俺やめへんからな」と言うコメントを聞き、「その心意気は大切ですよ」と親ごころの心境になった。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...


「おきらくごくらく」さんへ

この文章を読んで私は、大人ぶった中学生が書いたのかと思いましたよ。

ここまで非難しているのに「明日もゲイ」を聞いているのは、わざわざ文句を言うためですか?
そんなことをするのは精神的に成長していない子どもだとしか思えません。

私は「明日もゲイ」を第一回から楽しく聞いていますよ。
店の騒音も雰囲気がいいと思います。発信者もそれをわかっていると思います。

話の内容はくだらないとは思いますが、くだらないからこその楽しみもあると思います。

聞く価値がないとは思えませんが、まあ、価値観は人それぞれってことで。

あと追伸についてですが、
自意識過剰じゃないですか?


こんなケンカ調なコメントにしたら
負けず嫌いそうな「おきらくごくらく」さんは
コメントを公開しますかねwww

おきらくごくらく さんのコメント...

コメントありがとうございます。
喧嘩を売りたいようにお見受けしますが、別に買う気はございません。

意見は意見であり、日本は言論統制している国家ではありませんから、意見対して色々な意見があるのは当然であり、その意見は尊重されるべきですね。

マッチョ好きだろうが、ショタ好きだろうが、個人の自由。それとおなじです。

匿名 さんのコメント...

無視してもいいものをわざわざコメントを公開して下さり、ありがとうございます。

むしろ私は貴方が、不特定多数の「明日もゲイ」を楽しく聞いている方々に喧嘩を売っていると解釈したので、先日のコメントをさせていただいたのですが、そういうつもりでなかったのでしたら、大変失礼な物言いをしました。
喧嘩っ早くてすみませんwww

ですが、喧嘩を売るつもりが無いのでしたら、必要の無い非難や人を不快にする可能性のある意見等は控えることを強く勧めます。
無駄に敵を作っていては、社会に居辛くなると思いますよ。

ちなみ僕はマッチョ好きです。 www