2007/06/10

花火と食べものフェスティバル(マルタ)

マルタ滞在中に何かイベントがあるのかどうかネットで探していたら、ちょうど4月末の3日間において、マルタで花火とフードフェスティバル(Malta International Food and Fireworks Festival)というのが開催されているのを発見した。

例年なら花火大会だけが開催されているのだが、今年は、マルタの特産の食べものも展示したり、テナントとして出店が出たりするような祭りも同時に開催された。

公式サイトを見ると、花火観戦用の事前座席購入も可能であるという情報を入手する。マルタを訪問する前までは、マルタの都市構造について全然情報が無いので、こういう祭りが有った場合には、花火が見えるところではどこも混みこみ状態だろうと、東京都内の花火大会のあの混雑振りを想像してしまっていたために、このような花火大会が有った場合には、多少面倒くさくても、指定席券でも買っておこうと思った。 公式サイトからチケット購入サイトへのリンクがあり、それを辿って購入手続きをしてみる。花火大会は4月28日から30日の3日間が行われており、それぞれ各日を見る1日券と開催中全部見られる3日券の2種類があった。到着が29日の予定だし、到着日は町の中をいろいろ歩くだろうと思ったから、このときには見ないと想定。そして、最終日のほうが絶対花火は豪華だろうという勝手な思い込みで30日に行われる分だけを購入した。しかし、結構高い。なんと1人4.5マルタリラ。チケットは事前に手元に送られてくることになるようであったが、申し込みをしたのが出発3日前だったので、絶対郵送される前にマルタに言ってしまう。そこでいちおう事務局に「Phoeniciaに泊まっているので、そちらへ郵送してください」と頼んでおいた。メールで返信で「ホテルに郵送しておきましたから」というのがきたので、これで安心。ホテルでチェックインをしたときに、この花火大会のチケットは受け取った。

花火大会はスケジュールを見ると、毎日2回おこなれており、それぞれ大体15分の行われる。大会というからには何かなと思っていると、世界中から有名花火職人チームを集めてのコンテストらしい。ヨーロッパ代表とアジア代表というのがそれぞれ3チーム登場して行われていた。花火が上がるのはだいたい夜の9時頃と11時半頃の2回であるが、その間も客を厭きさせないように、音楽のコンサートがいたるところで行われている。個人的には全然知らないのだが、28日はGood Luck Olivia、29日はIra Losco、そして最終日はWinter Moodsという人たちがメイン会場でコンサートを行っており、それとは別のところでは素人バンドが昼間から入れ替わり立ち代り演奏をしていた。あとで知ったのだが、Ira Loscoという人はあのABBAも生んだEurovisionにも出場していた人らしいので、実力派の女性シンガーだったらしい。観たかった。 ヴィクトリア湾に面したところであれば、どこからでもこの花火大会の花火は見ることが出来る。無料で見たいのであれば、アッパーヒルズガーデンから観ることも可能だが、だいたい花火をやっている時間帯になると、この場所でも超満員になる。それに言っておくが、4月なので、さすがにマルタでも夜の海風は寒い。完全防寒服を着て、指定席の場所でも無料の場所でも見たほうがいいとおもう。
ちなみにフードフェスティバルが行われている場所でも花火は見られるのだが、こちらは神社や寺の境内に並んでいる屋台村のような感じになっているので、食べるための人が集まっているので、ゆっくり花火が見れるというわけじゃないので、ここで見るのはお勧めしない。ただし、いろいろな食べものがあるので食べもの好きな人は興奮だろう。 マルタ公式サイト : http://www.visitmalta.com/main
花火大会公式サイト : http://www.maltafireworksfestival.com/
今年の花火大会 : http://www.youtube.com/watch?v=T6OF0_jJ5Fw

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