現地に行くと、地元の人が無料ガイドをやっていたり、団体のグループだと、引導するガイドが説明をしてくれたりする様子をみることができるが、個人で行く場合には、立て看板くらいしか実は説明書きが無いので、よほど事前に姫路城のことを知っていないとあまりよく楽しめないんじゃないのだろうかと思う。とは言いつつも、姫路城全体はとても複雑で、歩くたびに説明が必要なものばかりが集積している場所であるから、なにも説明が無い場合には、とても有名なものだったりするのにそれをスルーして見学してしまうことになりかねない。
ということで、個人的に姫路城にいく場合には、なんらかのガイドブックを持っていったほうが絶対いいだろう。もちろん事前勉強をしていったほうがより一掃楽しめることであるのは言うまでも無いが、説明があるのと無いのとでは、全然当地での知識と記憶の濃密さは全然違うことだろう。または、姫路に行ったら姫路城は当然だが、ちゃちゃっと見て、他のところに行こうと思う人は多いと思うのだが、そういう気分を止めさせることができるくらいじっくり腰を落ち着かせて見学できるものだと思う。あまりいろいろなところにいくと、帰ってきた時に記憶が薄れるという意味では、是非当地で濃厚な姫路城見学がをしたいものである。特に、日本を代表とする城であれば、なおさらだ。
そこで紹介したいのは、姫路城に関する書物2種だ。文章だけ載っているという解説のものも家に保管したい書籍としては有益ではあるのだが、どうせなら、現地に行ったときに、片手に持って歩きたい書籍という意味で選択してみた。どちらの本も、カラー写真満載の掲載になっていて、必要最低限度の各見所の説明はもちろんのこと、姫路城全体の歴史や各場所でなぜこういうものを作ったのかや、どう利用していたのかというのを説明している点では、とてもわかりやすい内容になっているという意味ではそこはお勧めできるところだろうと思う。
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内容はどちらも過不足なく掲載されているので、どちらか1冊だけ持っていけばいいと思われる。贅沢言えば、どちらも持って行ったほうがいいんじゃないだろうか?現地では、本当に地図くらいしかもらえない。カバンが重くなるから1冊でいいやというひとがあるのであれば、それは1冊でもいいとおもう。
本を読むより、やっぱり姫路城を生で見て、実際に内部に入ったほうがいいに決まっている。
姫路城
URL : http://www.city.himeji.lg.jp/guide/castle/
名城をゆく2 姫路城
著者:小学館「名城をゆく」編集部
出版社:小学館101ビジュアル新書
発売日: 2009/12/1
世界遺産 姫路城遊歩ガイド
著者:寺林 峻 (編集), 北村 泰生(写真)
出版社:出版社: 神戸新聞総合出版センター
発売日:2009年4月20日
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