夏休みは海外旅行にいくことが通例になっているが、やっぱり夏に絶対に一度は海に行きたいと思っている。だけど、東京から近いところだと海が汚いし、いくら西伊豆あたりが綺麗だからと言っても、やっぱり高が知れていてる。もっとスカーっと青く透明で、熱帯魚がうようよ泳いでいるのが見れるような海というのはずっと憧れの場所だ。
海外だとダイビングをする人だったら、あの海やこの海というのを選んで、そこに行くという人は居るのだろう。だけど、海外でダイビングとなるとそれなりに値段が高くなるし、もっとお手軽で近場は無いのかなーとおもっていたところ、CNNの日本語版のサイトに「今年こそ行きたい、世界の厳選ビーチ100」という記事が載っていた。どうせこのサイトに紹介されているところは、世界の海と言っているだけあって、遠いところばっかりなんだろうなーっと思っていたところ、なんと日本が紹介されているところを発見。順位としては58位ではあるのだが、その名前は阿嘉島。世界中から選ばれての58番目というのは素晴らしいとおもったのだが、阿嘉島って一体どこよ?という素朴な疑問が起こる。
阿嘉島は慶良間諸島のうちの1つであり、沖縄本島からは高速艇やフェリーでいけるらしい。那覇からさらに飛行機に乗って1時間くらい飛ばないといけない場所かと思っていたのだが、これだったら、なんとか那覇まで飛行機で行き、そこから島に渡れば良いのね?と意外に簡単にいけるんだなというのはわかった。
実際には那覇まで飛行機で行くのは、いまでは1日にANA/JALやLCCの飛行機がたくさん飛んでいるので、どれか乗れるものを使っていけば到着。沖縄はやっぱり日本人にとっての身近なリゾート地なんだろうと思う。そこから島にいくためのフェリーは、泊港というところから出発している。この港、結構那覇からいろいろな沖縄の島への定期航路が出ている港であり、沖縄の航路のターミナルとして使われているかなり大きな港である。この港まで空港から行くには色々な手段が使えるから便利。バスが一番一般的な感じだろうとは思う。これだとどうやら港のターミナル直結のところに到着するわけじゃないのだが、港から比較的近いところまで行くらしい。一番良いのはタクシー。タクシーを使っても20分くらいでいけるらしく、数人でタクシーに乗るんだったら、一人当たりの値段は結構安くなるので便利だろう。さらに沖縄にある唯一の鉄道であるモノレールを使うのもいい。しかし、最寄り駅から600mも離れているので、てぶらならまだしも、ゴロゴロとトランクを引っ張りまわしていくのはちょっと嫌だろう。このあたりのことは、泊港のサイトに記載されているので、そちらを参照のこと。
泊港から阿嘉島への船は、季節によって1日に2便か3便ある。それもフェリーと高速艇の2種類はあるのだが、どちらも基本的には1日1便。多くなるのは観光客が多くなってレンタカー移動を使う人が多いので、フェリーの本数が増えるんだろうとは思われる。フェリーだと1時間半で片道1,850円。高速艇の場合は50分で2,750円。船のスケジュールを考えると、実は羽田から出発する飛行機をスケジュールに合わせて選ばないといけないのだが、結構実は早めの飛行機を選ばないといけないようだ。旅行とはそんなもんだろう。行きだけじゃなく、帰りの便も考えないといけない。スケジュールは頻繁に変わるようなので、事前に調べないといけないのは注意だろう。
気軽に行ける場所ではないから、島にいく人間の数が制限されているからこそ綺麗な海が保たれているのだろう。これが伊豆のように電車でびゅーっと簡単にいけるようになると、質の悪い観光客がたくさん集まることになる。島としては観光収入源が増えるので経済的には潤うのだろうが、その見返りとして現状の海がどこまで保たれるかが不明だ。このトレードオフはリゾート地にはつきものだろう。
世界で選ばれた海として紹介された日本の島。ここの海はこれからも毎年選ばれるように綺麗な状態で保っていてほしいところだし、観光客としても十分理解して、出したゴミは自分で持って帰るくらいの心がけをしたいところだ。単に飲んで騒ぐんだったら、客が来なくなって困っている鬼怒川温泉でも行けば良いのである。
座間味村サイト
URL : http://www.vill.zamami.okinawa.jp/
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