テレビで見ただけなのにどういうところなのか、まったくわからないで、平日に適当に休みをとって奥多摩の温泉に行って見た。場所は、JR武蔵五日市駅からバスに乗って10分くらいのところにある「瀬音の湯」というところである。
テレビ放映されてしまったので、それなりに人が混んでいるだろうとは予想していたが、平日の昼間なのに、ディズニーランドにはおよばないが、こんなど田舎の山の中なのになんで車がたくさんいるわけ?というくらいの人がきていたことに、まず、びっくりした。やっぱり、テレビの力は大きいと思う。
さて、瀬音の湯がある武蔵五日市には、実は生まれてこの方行ったことさえもなかった。だいたい、立川から支線として延びる奥多摩方面の電車に乗ることさえなかったし、さらに、拝島からまた支線が伸びていて、その終着駅が武蔵五日市だが、支線の支線だから、もうど田舎電車もいいところだ。
拝島からの乗り換えて行った時に、生まれて初めて日本で手動ドアの電車に乗った。地方都市の電車ならそういう電車が走っていてもおかしくないが、東京近郊でこういう電車に出くわすとはビックリだ。さらに、扉は自動で閉まるものと思っていたのだが、始発駅の場合、開けたら自分で閉めるということをしないといけないことに、二重でびっくりした。ドアを閉めないでそのまま椅子に座ったら、地元のデブなガキに変な顔をされて、イヤイヤ扉を閉めていたが、こっちはそんなしきたりを知らないので教えて欲しかったくらいだ。
事前に駅前から温泉を経由して行くバスの存在は知っていたので、そのバスの時間に合わせて電車を乗り継いで武蔵五日市に到着する。バスは改札口目の前の1番停留所から出るのだが、もうすでに長蛇の列ができていた。もっとびっくりしたのは、改札口を含めて、あらゆる場所に警官がたくさん立っていたことを見つけたことだ。逃亡犯でも探索しているのか、それとも重要人物の護衛なのかそれはわからない。でも、たぶん前者のようで、警官が各々関係書類をもって、その辺を歩いている人の人相チェックをしていた。
バスは小さく小回りができるタイプでかわいい。温泉地までは片道310円である。Suicaも当然使えるので、バスに乗る時には小銭を気にしないでいいところが嬉しい。
さて、瀬音の湯だが、敷地はとても広い。いろいろな湯があるというわけじゃないのだが、併設してカフェもあるし、足湯の場所もあるし、ごろ寝もできるスペースもある。貸切風呂もあるので、カップルで行く場合にはこれをりようするのもいいだろう。
靴をロッカーに預けて、その時の鍵と、チケット制として自動販売機で入湯料を払って出てきたチケットを入り口のおっさんに渡すと、更衣室のロッカーの鍵を貸してくれる。更衣室に入って空いているロッカーを探さなくてもいいのは便利だ。ここでは、マッサージとか垢すりのようなオプションも楽しめるので、それを楽しむのもいいだろう。
中にはいると、大浴場と洗い場がある。30人くらいが同時に体を洗うスペースはあるし、湯船も大きい。それから、屋外にも露天風呂が用意されている。こちらはそんなに大きいわけじゃないのだが、8人くらいまではどうじにはいることができる。屋内も屋外もどちらも湯の温度は41度で調整されているようで、結構長く湯船に使っていることができる。源泉の温度はもっと高いのだろう。
しかし、平日昼間にくると、やっぱり客層はおっさんばっかりえ、若い人はほとんどいない。自分と同じバスに乗って一人でやってきている人がいたが、その人くらいが若い人だった。休日だと子連れが増えるので、すごい賑やかなのだろうとおもう。
お湯は無色透明であるが、お湯が何と無くぬめぬめしているのだ。なめこのとろみの中に浸かっているような感じと言ったらいいだろか。最初、自分の体があまりにも脂っぽくなっていて、そのために水が弾いていたのかと思っていたのだが違った。そういうお湯だったようである。酸性の強いお湯だと、塩酸に皮膚が触れると溶けちゃうように、少し皮膚としてはぬめり気を感じるのである。この温泉は弱酸性温泉だったのである。髪の毛をこのお湯で洗うと、バサバサになるので、余裕があれば事前に整髪料をもっていったほうがいいだろう。
瀬音の湯
URL : http://www.seotonoyu.jp/
住所:あきる野市乙津565
電話:042-595-2614
FAX : 042-595-3121
武蔵五日市駅からのパスの時刻表
URL : http://www.seotonoyu.jp/koutu/time.html
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