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国立オペラ座はオペラやクラシックファンなら、絶対行くべき場所だが、知識も観劇をする気力もないので、今回は中を覗くことはやめた。しかし、このオペラ座の前の歩道には、ロサンゼルスのチャイニーズシアターや浅草の公会堂前の道路のように、有名作曲家が道路に星型の記念しるしとして埋め込まれている。しかし、その印をマジマジと眺めている観光客はほとんどおらず、ウィーン側も宣伝しているようには思えない。むしろ、オペラ座の前で「オペラ観ない?」とほとんど八百屋の叩き売りのようにチケットを売りさばこうとしている、昔の貴族風にコスプレをしているひとたちが邪魔で、印を見ることができないところもあった。
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地下鉄カールスプラッツ駅(Karlsplatz)の傍にオペラ座は存在するが、その地下鉄のコンコース内にも実は印を発見することができる。何気に存在していたので、ぼーっと歩いていると見失ってしまうが、その写真を撮っている時に、他の観光客が「こいつは一体ここで何をしているのだ?」と興味本位に覗き込んできたときには面白いと思った。でも、この印に気付いている人はほとんどいない。
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