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台湾のカトリック系キリスト教である台湾天主教会の高雄教区に属しているが、ここから台湾のキリスト教が始まったという歴史がある。
アロー号事件を皮切りに英仏と戦争をして負けた清国が「キリスト教の布教活動」を清国内にできるようになったのは天津条約を締結したあとのこと。当時はまだスペイン領だったフィリピンのドミニコ会に属していたFernando Sainzが台湾にやってきたことから、台湾のキリスト教の歴史が始まる。その年が1859年。なかなか歴史があるではないか!
ちょうど訪れたときはミサが終わったあとだったのか、教会からたくさんのひとが出てきたところだったので、どさくさ紛れに中に入ってみたいとは思っていたのだが、写真を撮ったりすると怒られそうなのでやめた。建物的な風貌としては、古いゴシック形式の建物なので、高雄の町でこの建物だけが異質に見えたのは当然だといえる。
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