2006/08/20

Louis Vuitton Wallet

Monogram全盛であるのは今に始まったばかりではなく、昔から定番として人気があったデザインではあるが、猫も杓子もモノグラムの財布という日本人の感覚も笑えるが、それに追随して中国人・韓国人・台湾人・香港人を初めとするアジアの新興経済国出身者も同じようにLouis Vuittonの財布をデフォルトのアイテムとして持っているのはもっと笑えることだ。ところがヨーロッパに行くと、ブランド物のアイテムを持つものは、貴族社会の人間か、人間的・社会的に適格人格者じゃないと、その権利は無いという考え方が今でもあるために、アジアの小僧やお嬢ちゃんたちが、店でLouis Vuittonの財布から金を出す姿を見て、「何様?」という思いと、きっと超超超超貴族の人たちなのだろうと思っている人が結構実は多い。

ブランド物全般の話をするために今回はblogを書いたわけではない。今回はVuitton の財布のことだ。確かにVuitton製品は丈夫な革を使っており、丹念に職人が作っているため、長年使っていても本当に丈夫にできていると感心する。 初めて海外に行ったときに自分に対する土産として買ったものも、やっぱりLouis Vuittonの財布だった。ただ、このときには、Monogramではなく、別のデザインにしたいと思って探していたところ、Vuittonらしくないデザインをこの時初めて発見したのが、いまはあまり見かけなくなったTaigaシリーズの財布。紳士物のデザインとして発売されて依頼、Taigaはすっかり定着したが、その深い緑色の色彩と、Monogramにもある従来からのVuitton独特の革の肌触りは継承しつつ、MonogramのようないかにもVuittonですっという主張がここにはないところに、Taiga シリーズの魅力を感じた。財布を買ったときには、母から「せっかくParisにいくなら、Vuittonの店にでも行って財布でも買ってきなさい」と言われたことを思い出す。当時、持っていた財布といえば、だらしない財布だけしかなく、お世辞にも「かっこいい」財布ではなかった。でも、不便さを感じたことが無かったので、あまり財布の有益性をかんがえていたなかったこともある。まぁ、それまでブランド物とは縁もゆかりもない考え方だったので、1つくらいは持っていてもいいかな-と思っていたときだったので、思い切って買ったことを覚えている。当時はまだフランスフランが健在だったときなのではあるが、2000フランくらいだった気がする。ドキドキしながらVuittonの店員と話をして、購入したことはまだ鮮明に覚えているが、そんな思いをして買ったにも関わらず、実は大切な財布を使い始めてすぐに無くしてしまった。正確に言うと、「取られた」といったほうが正しい。電車の中でスリに遇ったのである。当時としては、珍しいTaigaデザインの財布だったので、盗んだほうも「なんだろう、これ?」と思ったに違いにない。恥ずかしい話だが、その財布には現金で3000円しか入ってなく、財布の値段より、現金のほうが断然少なかったことは、盗んだほうとしては「がっかり」だったことだろうとおもうが、財布をそのまま質屋に持っていけば、それなりの値段になったに違いない。それからというもの、ブランドものの小物を持っていると、絶対に無くなるという勝手な考えが出来てしまい、なかなか小物のブランド物を買う気になれなかった。バッグや靴など、多少大きいものについては、身体から離れることが少ないので、これらは必要があると買うことは続いていた。

なくした財布のあとに使い始めたのが、そのあとに行ったバンコクで買った象革の財布。現在では狩猟禁止になってしまったので、象皮の財布は手に入ることは絶対に出来ない。ところがこの財布、バンコクに行ったときには、どこのDFSでも普通に売られていて、「政府公認印」の国有生産工場で作られたという代物として売られており、値段も日本円で3000円くらいだったので、激安!とおもって試しに買ってみたのである。ところが、この象革の財布は、使い始めると、その革の柔らかさにとても重宝してしまい、結局10年間くらい使っていたのだ。長年使っていると、だんだん革が痛んでくるのは仕方ないが、その痛み具合がきちんとした作りだったためか、いたみ方が思ったほど酷くない。しかし、その財布も、もうこれ以上はさすがに使っているのはみっともないだろうと思い始めてきた。

先日誕生日だったのだが、友達に「プレゼントは何がいい?」と聞かれ、思わず「Louis Vuitton のTaigaシリーズの財布」と冗談半分に言っていたら、なんと、それをプレゼントされてしまった。現在、いくらで売られているのかを調査してもよかっただろうが、きっと高かったに違いない。それよりも、あまり最近みかけなかったTaigaシリーズを良く見つけたものだと感心してしまった。やはり日本でも在庫がほとんどなく、東京中を捜しにさがしてくれたらしい。とてもありがたい。10年ぶりに再度ご対面したTaigaの財布に「又、無くすかな・・・」と不安になる一方、今度は大切に使おうという心機一転の気持ちをこめて、いま使い始めた。おばさん財布のように、小銭兼用の財布ではない。小銭兼用にすると、小銭の部分から絶対財布は早く痛んでくる。だから、現在でも財布として、小銭入れと札入れは別々に持ち運んでいるのだが、今回も札だけが入るタイプの財布なので、これからもこのスタイルは変えないだろうと思う。

今回プレゼントされたのは、Louis Vuitton Taiga Porte-Billets 6 Cartes Credit である。已然は 3 Cartes Cretit のタイプを使っていたが、さすがにカードの数が多くなってきたので、おかしくない範囲のデザインである 6 Cartes Credit のタイプにした。

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