2006/09/14

mixi



 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)最大手のミクシィが14日、東証マザーズに上場した。買い注文が殺到し売買が成立せず、取引終了時の気配値は公募価格の2倍の315万円まで上げた。これに基づく時価総額は2200億円で、新興市場では6位となる。ただ利益水準に比べると期待先行の面が強く、過熱感を指摘する声が多い。 2007年3月期の予想税引き利益9億9000万円から計算すると、成長期待度を示すPER(株価収益率)は224倍になる。ネット企業の代表銘柄であるヤフー(42倍)や楽天(30倍)を大きく上回り、1997年11月のヤフーの上場直後(170倍)も超えるほどだ。 東証は同日、初値決定日の買い付けについて顧客から代金を即日徴収する規制措置を決めた。 人気の過熱ぶりを指摘する声は多い。ミクシィはSNSサイトと求人サイトを運営しているが、売上高の8割程度は従来のネット企業と同じように広告収入に依存している。会員数は570万人程度とSNSでは突出しているが、それでも今期の予想単独売上高は前期比2.5倍の47億9000万円の見通しだ。 会員数が増えれば広告収入は伸びるが、ペースはいずれ鈍化する。書き込みのできるSNSやブログは悪口などを書かれることもあるため「慎重な大手企業は広告出稿を敬遠することがある」(大手ネット企業幹部)。高株価に応えるには広告収入以外の収益の柱を育てる必要があり、同日記者会見した笠原健治社長も「会員向け有料サービスを伸ばすことや電子商取引の導入も検討している」と語った。 上場時に株価が高騰した銘柄はその後乱高下しやすい。ミクシィと同じ新興ネット企業でブログシステム開発のドリコムは、2月の上場時に公募価格の8倍強となる637万円の高値を付けた。しかし新興市場が軟調になるにつれ、6月には5分の1近い139万円まで下げた。
 個人投資家の資金の回転で株式市場全体の活況につながるとの期待は根強い。一方で初値が当面の高値になる「初値天井」に近いような短期的な過熱人気を招けば、個人投資家の投資意欲は一段と後退するとの警戒感もある。インターネットを利用する個人投資家の間で知名度が高かったことに加え、公開価格での時価総額が既にマザーズ市場で7位とIT(情報技術)企業としては久々の大型上場だったため上場前から注目度は高かった。大引け直前には最終気配の水準に買い注文が8616株と、売り注文(3505株)の2倍を超した。初値買いを狙った投資家の多さも関心の高さを裏づける。 ただ、「ミクシィの初値が付かないことが、新興市場全体の手控え要因になっている」(準大手証券の情報担当者)との指摘もある。折しも、この日は新興企業向け株式市場で時価総額首位の楽天(4755)が値幅制限の下限(ストップ安)で取引を終えた。マザーズで首位のACCESS(4813)やヘラクレスで首位のダヴィンチ(4314)など時価総額首位は下げが目立った。日経平均株価の192円高とは対照的に新興3市場の主要な株価指標はそろって下落した。 気掛かりなのは大株主であるネットエイジ(2497)系投資ファンド(発行済み株数の9.1%)と同投資会社(同7%)や、サイバー(4751)(同6.6%)や系統の投資ファンド(0.4%)が持つミクシィ株だ。上場後の一定期間、大株主の株式売却を制限する「ロックアップ」を実施していないため、高値ではこうしたファンドの売りが控えているとの見方は多い。こうした中で初値が高くなれば高くなるほど、割高感が台頭し買いは入りにくくなる。つまり、初値天井の可能性が高まるというわけだ。 このところ低迷が続く新興市場銘柄の起爆剤としてミクシィに期待をかける市場関係者も多い。ただ、初値で買った投資家が含み損を抱える展開になれば、一段と沈滞ムードが広がる可能性も高まる。東証はミクシィ株の初値決定日まで顧客から買い付け代金を即日徴収するなどの規制措置を発表。初値が付くタイミングは確実に近づいている。初値を付けた後、ミクシィの上値を追えるかが新興市場全体の相場動向のカギも握っている。
 最後の巨大なITメディアの株式上場だという感じがした。mixi に嵌りまくって、中毒になっている人もたくさん居る。誰からの新規メッセージがないと不安で眠れないとか、他の人たちの日記や同行が気にあるとか、基本的には、ネット上で繰り広げられる「お友達」の輪に個人が属して、そこの個人が他人から孤立していたりすること、つまり苛めとして他人から構って貰えなくなっていることに対して警戒心や不安に思っている人が多いようである。そもそもmixiは誰でも参加することは可能なのだが、その参加の仕方が普通のBBSやチャットサイトとは異なり、基本的には「他人の紹介がないと参加できない」ことが原因だ。他人の紹介で参加するということは、結局誰かとは必ず「知り合いに既になっている」状態でmixiという巨大なグループに参加してくるのだ。あるときからその知り合いとの連絡が取れなくなると、普通の友達以上に不安になるというのがここに原因がある。若い子が暇さえあれば、携帯を使って意味の無いメールのやり取りをしているのと全く同じである。携帯のメールがないと仲間ハズレになってしまっているのではないかという不安から、無理やり自分たちだけしか通じない文字言葉を作ったりしているのもここに原因がある。そんなmixiが上場したのだから、昨今の個人投資家は「買わねば」と思ったことなのだろう。
 次はgoogle Japan の上場だろうが、いつのことになるのだろう。謎である。

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