2007/05/19

マルタへの道(1)

前のブログにも書いたとおりに、ゴールデンウィークにマルタへ行ったときのルートは下記のとおりだ。

行き
4/28 (Sat) SQ 637 NRT 11:30 → SIN 17:35
4/28 (Sat) SQ 26 SIN 23:50 → FRA 06:30+1
4/29 (Sun) LH4106 FRA 10:25 → MLA 12:50

帰り
5/4 (Fri) LH4107 MLA 13:45 → FRA 16:25
5/5 (Sat) SQ 25 FRA 12:45 → SIN 06:30+
5/6 (Sun) SQ 12 SIN 09:45 → NRT 17:35

ここでは行きのルートについての報告をする。

ゴールデンウィーク初日である当日は、絶対交通網が混むだろうと思っていたので、早めに空港へ到着することを心がけた。通常2時間前くらいまでに到着すれば良いというところを、この日は3時間前に到着するように努める。というのも、道中でどこかの馬鹿が事故を起して交通網を遮断するかもしれないからである。これは、電車でもバスでも車でも同じことで、電車の場合であれば、線路に落ちたとか牽かれたとかが原因で止まる事があるし、雨のために電車が止まってしまうということもある。車の場合は、普段乗りなれていない奴らが車を運転して、事故るというのはよくあることだからだ。しかし、友達との待ち合わせを考えたときに、もっと早く到着するから早く来れる?といわれた為に、仕方なくさらに早く到着するようにした。そうなると、家の近所から出ているバスは始発のバスを利用することになり、かなり眠い。朝いちのバスは、まだ交通渋滞に嵌ることが無いため、空港まで1時間くらいで到着してしまった。電車に乗るより断然早い。すごいぞ、バス。これがもっと遅い時間だったら、絶対1時間半は最低でもかかるはずだ。予想以上に早く到着してしまったため、空港で友達を待つための時間がめちゃめちゃ長かったのは言うまでも無い。

7時近くに到着して、シンガポール航空のカウンターの傍のベンチで座っていたのだが、既にチェックインをしようとしている人が結構いることに驚く。11時半出発ではなく、1つ前のシンガポール行きの飛行機のチェックインをする人の列だと思うのだが、このときには「もう11時半のチェックインをしているの?早くねぇ?」と勘違いしたのは言うまでも無い。早めにチェックインしたとしても、実はインターネットチェックインを事前に行っていたので、早く到着しても個人的には実は意味が無かったのだ。シンガポール航空の場合、シンガポール航空のマイレージプログラムに登録していなくても、チケットを持っていれば、出発48時間前に事前チェックインがネット経由で行うことができる。ただし、マイレージプログラムに登録していれば、座席の変更が後でも行うことができる。さらに空港カウンターでは、インターネットチェックイン専用のチェックインカウンターがあるので、長蛇の列に並ぶ必要が無いのも便利なことだ。シンガポール航空を利用する人は、是非利用したほうが良い。ただし、団体旅行の場合、事前にチケットをもらえないときが有り、そのときは諦めよう。

今回はシンガポール航空の事前チェックインは行えても、そのあとフランクフルトからのルフトハンザ航空のチェックインはまだこのときには出来ていない。というのも、ルフトハンザ航空も実はチェックインが事前に出来るシステムはあるのだが、こちらは、翌日のフライトの場合、18時以降じゃないと利用ができないという。生憎、フランクフルトから先のフライトは、翌日だし、ドイツ時間に直してみたら、まだ2日前になっているのだから、この時点では利用が出来ないのだ。だから、成田でシンガポール航空のチェックインをする際に、一緒にフランクフルトから先のチェックインもできるかなと、カウンターで聞いてみたところ、カウンターからでも、まだフランクフルトから先のフライトのチェックインがオープンしていないので、フランクフルトに到着してから搭乗ゲートでお願いしますといわれた。ただし、荷物だけはマルタまで通しでチェックインしてくれるので、荷物をフランクフルトで一度受け取ってからチェックインしなおすということは無かっただけでもありがたい。

シンガポールまでのフライトはいつもながら満員。隣に、インド人かデブが来なければ良いということだけ祈りながら乗り込む。人種差別だといわれても、嫌なものは嫌なのだ。幸いにも、隣には中国系の女性が座ったために安心する。快適なままシンガポールまではいつものとおりに6時間50分が経過する。シンガポール人の知り合いに聞くと、満員のシンガポール航空というのは想像ができないらしい。3人掛けのところでも常に真ん中は空いている状態しか知らないらしく、隣にインド人が来るのは嫌だ-という話をしたら、信じられないという答えが返って来たときがあった。彼らみたいに、金があって暇も自由に使えるような立場ではないので、自分としては皆が休むときに休みを取らざるを得ない。今回飛行機に乗った途端にちょっとしたトラブルに遭ってしまった。たいした事は無いのだが、なんと履いてきた靴の底がばっくりと壊れてしまったのだ。まるでワニのように靴の底と上側の部分が割れてしまうような状態になってしまい、このままでは旅行ができない。飛行機に乗った途端に最初は、後ろから靴を踏む奴がいるなーと思っていたくらいだが、席についたときに靴の状態に気付く。シンガポールのチャンギ空港は買物天国なので、ここで靴をゲットしようということにした。しばらく履いていなかったスニーカーを履いたのがいけなかったらしい。

何度も来ているシンガポールで、トランジット時間の間に何をするかはかなり困る。もういい加減飽きてたくらい熟知しているからだ。しかし、今回は街中に行く前に靴をゲットしなければならないという命題がある。早速チャンギ空港のナイキショップに入って、靴を選ぶ。どれでも良かったのだが、歩きやすくて、軽くて、底が柔らかい靴を選ぶと、ジョギング用の靴がちょうど良かったようで、それに決める。ここで早速S$160使う。壊れた靴は、店員に馬鹿にされながらも「もう、要らないから捨てといて」とお願いして、そのまま去る。

シンガポールの街中へはいつものとおりMRTで移動。さすがにシンガポールは夜なのに32度もあり暑い。春用のコートを着ているのが馬鹿らしいくらい暑さだ。夕ご飯は久しぶりに、スイソテル内にある Kopi Tiamに入る。定番の下記のメニュを注文。フランクフルトまでの飛行機でも遅めの夕ご飯が出てくるので、ここでは軽く食べることにする。

・ホッケンミー(福建風海鮮湯麺)
・チキンライス(海南鶏飯)
・ピサンゴレン(インドネシア風揚げバナナ)

空港に戻り、空港内のシャワー室でシャワーと着替えをして、フランクフルト行きの飛行機に乗り込もうと思う。しかし、だいたいいつもは見かける日本人観光客が、ここに来て、ぱったり見なくなった。フランクフルト行きの飛行機には居ないのだろうか?謎だ。

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