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日経トレンディは雑誌を読んだ事があるひとならわかると思うが、毎回趣向や焦点を当てるポイントが多岐にわたっているので、全然飽きが来ない。しかし、雑誌は1ヶ月に1度しか出版されていないので、その間の情報補完としてはポッドキャストがあるのだろう。
番組の中では、編集部員のかたたちも登場する。たぶん担当しているジャンルによって、いま注目のものというのが違うんだろうけど、その都度、趣向を変えて紹介しているのもいい。各人は、本名で登場するのではなく「1号さん」「2号さん」とまるで編集長の使いっぱしりロボットのような呼び方になっており、「1号さん」が推薦や紹介するものだった場合には「1号's チェック!」というコーナーで紹介されることになる。これも事前に編集長にはチェックを受けている内容なのだろうと思うのだが、紹介されているその場で「へぇー、そうなの?」と編集長が述べていたりするのは、きっとサクラ的な役割なんだろうなと思っている。
番組の中で紹介されるジャンルに対して、全部が全部気になるというわけではないのだが、雑誌者の目線で、何を注目しているのか、そして各製品・サービスの比較をする際に、どういう点を基準にして互いに比較をしているのかというのは、その名のとおりトレンドを知る上ではなかなか有益なポッドキャストだと思う。もちろん、雑誌なんかでとりあげられるより先に情報を知っているひとたちも世の中にはたくさんいることだろうし、でもそれは、そのジャンルに精通しているひとが先に知っているだけであって、一般人にはまだ知られていないだけだから、日経トレンディとそのポッドキャストを通して、一般人にもわかるという意味では頼みになる。別に番組を聴いて、紹介されていりうサービスや物品をいち早く取り入れてみようという気は毛頭無い。
取り上げられるジャンルは、全ジャンル・全対象者に関するサービスとモノであるため、ある趣向のひとに特化したものではないため、聴いている人の中では「何だよ、今日はその内容かよ、つまんねーなー」というような話題の場合もある。継続的に聞いていれば、そのうち自分の趣向にあったないようのものが紹介されるときもあるので、そこはお気楽に聞いてもらったほうが良いだろう。所詮、25分から30分くらいの番組だし。
週刊日経トレンディ
http://trendy.nikkeibp.co.jp/podcast/
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