2012/05/16
チャンギ空港での夕御飯
チャンギ空港に戻ったあとは、シャワーを浴びてご飯を食べるという工程が待っていたのだが、ご飯にする?シャワーにする?と夫婦生活のような自問をする。本当なら、ご飯を食べてからシャワーに行けばよかったのだが、さっきまでシンガポールの生暑い気候の下に居たために、比較的汗を掻かない体質ではあるとはいえ、汗臭い感じがしたから、先にシャワーを浴びることにした。すっきりした状態で、あまりうまくもなく、料金が市中の3倍くらいする空港内のレストランでご飯を食べることになるのだが、この時点で、失敗したと思うことが発生した。
実は、シンガポールを発ったあと、アムステルダムまでの道中に、飛行機の中では2回の食事が提供されることになる。飛行機に乗ったら、その時点で空間は到着時の時間帯でサービス提供されるのが飛行機のサービスであり、シンガポールを夜の23:15に出発したとしても、それはアムステルダムの17:15に出発したものと機内では考慮されるのであるが、そうなると、しばらくしたら夕ご飯のサービスが始まるのである。だいたい、離陸してから2時間後くらい。ということは、出発間際にシンガポールの空港でご飯を食べてしまうと、2時間後にまたご飯を食べるということになるのである。ブロイラー路線、まっしぐらなのだ。その事実をすっかり忘れて、体がきれいになった状態でご飯を食べる自分がいる。
ターミナル3にあるトランジットエリアにあるレストランフロアでご飯を食べることにした。食べた料理は下記のとおり。
■食べ物リスト
・バクテー 12SGD
・Sample portions of Prima Taste : 11.50SGD
(ラクサ、ミーシアム、海老麺、海南鶏飯、ぱりぱり皮の鶏飯-のうち3つ)
・飲み物
同じ料理を市中で食べたら、きっと全部で1000円もしないと思われるのだが、なにせボッたくり商売のチャンギ空港内にある施設であるため、レストランももちろんボッたくり価格。3倍は料金を取られたと思う。それで居て、味はいまいち。味はいまいちで、値段が3倍もするんだったら、そりゃぁ、若い経営者が商売を始めても、儲かるのは当たり前だというもの。なにせ、ほかに同じ品目のメニュを出している店が無いという排他的な状態なのだから。もちろん、チャンギ空港へのショバ代も店としては払わないといけないのだろうが、きっとショバ代が高すぎるんだろう。ということは、元を正せば、リークワンユーの息がかかった空港施設の会社が悪いということになる。この国はなんでもかんでもリークワンユーが絡んでいて、全部金はリークワンユーに上納される仕組みになっているから、その仕組みを作ったリークワンユーが凄いというか、賢かったというか、独裁的というか、誰も文句は言わせないという仕組みになっていることも脱帽だ。
シンガポールをトランジットでもする人にアドバイス。空港内のレストランはすべて高い。搭乗口まで荷物検査はすることはないのだから、市中で激安フードでも買ってきて、乗る寸前まで搭乗口付近には行かないようにしたらいい。そして、もちろん、空港内の買い物もこのときに済ませてしまえ。
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