函館は観光地として有名であるために、やはりそれなりに宿泊施設がかなり充実している。旅窓でホテルリストを見れば、その多さに吃驚するだろう。それであとはロケーションを加味してどこに泊まるのが良いかというのは迷う。実際に、函館でのんびりするのであれば、お勧めしたいのは、函館の温泉地である「湯の川」の温泉宿に泊まるのが良いだろうと思う。しかし、湯の川はどこに行くにも少し遠いというのが難点だ。函館は路面電車とバスが発達しているので、これらを使えば問題ないだろうと思いがちだが、湯の川の場合は、その路面電車の駅から遠いので、あまり函館でうろうろしたいというひとにはお勧めできない。本当にのんびりしたいひとだけそこで泊まればいい。
そう考えたときに、今回自分で選んだところは、主たる観光名所が身近にあって、自分がJALカードの会員だからということもあり、そんなにいいホテルではないとは分かっていてるが、JALシティホテル函館を選んだ。このホテル、目の前から函館空港へ向かうバスが出発するということもあるので、帰りのことを考えるととても便利だということも選択の1つである。空港から直接来れるときには便利この上ないが、函館駅へ電車できた場合においても、路面電車で宝来町まで来れば、そこから歩いて3分というところなので本当に便利である。登別のホテルでは部屋からLANアクセスが出来なかったが、ここではもちろん他のホテル同様無料のLANが使うことができるので、ビジネス客やネットオタクにとっては便利だろう。基本的にはビジネスホテルなので、シングル部屋になった場合にはそれほど広くない。ちょっと広く使いたいなというのであれば、是非ツイン部屋で予約したほうがいい。それと、なんといっても、このホテルはチェックアウトの時間が11時というのも便利だ。朝市に出かけるために、荷物を部屋に置いたままにしておき、そして帰ってきた、荷物とお土産を一緒にチェックアウトするくらいの余裕があるから便利である。それとチェックインの際にも、15時前でも入ることができるのは便利だ。今回、旅窓で予約したのは、正規値段だとかなり高いのに、ブロードバンドテレビ見放題+朝食付きというプランで予約して、全部で6000円。なんだか安すぎる気がする。だいたいブロードバンドテレビ見放題って何?と思ったのだが、これはいわゆるペイテレビのことだった。エロ系ばかりがペイテレビと思われがちだが、映画やドラマなども実はここでは選べられる。しかし、結果から言うと、こんなもの要らなかった。
部屋はセミダブルくらいの大きさのベッドがあるので、寝るには十分な大きさである。しかし2人が寝るには狭いような気がした。必要最低限度のアメニティは揃えてあるので、出張客としては便利だろう。しかし、温泉宿とは違うので、ユニットバスしか使えないのはなんだかのんびりできない気がした。
朝食は2階でバイキング形式で摂ることが可能だ。登別グランドホテルと比較すると大したことが無いのは重々承知だが、和を中心としたバイキングの種類もそこそこ揃えているので、外に食べに行かなくてもじつに便利だ。でも、せっかく函館に来たのだから、ホテルで朝ご飯というよりも、朝市に出かけて、どんぶり横町にいき、そこで鮭の親子丼でも食べたほうが本当は観光に来たという感じがするだろう。
予約するときには、エレベータから遠いところを予約することをお勧めする。そうすると、高い階に泊まれば、海が見えるので、是は感激する。函館の横幅はたった1kmしかないといわれているので、本当に両横が海なのだなというのが実感できる。
場所から言えば、主要観光名所から近いと述べたが、徒歩圏内で全部行くことができるのは便利である。夜景を見て、ライトアップされている各名所を歩いて帰るときには、すでに路面電車も走っていない時間であるし、タクシーを捕まえようにも流しのタクシーを拾えるほど車が走っていない。函館といえども田舎なのである。そうなると、交通機関がないところでは足が重要になるので、歩ける範囲が本当に重要だ。目の前にコンビニがあるので、ここでホテル内で利用する飲み物やお菓子を買っておくのも良いだろう。
ホテルJALシティ函館
〒040-0043 北海道函館市宝来町22-15
TEL 0138-24-2580 FAX 0138-27-2581
http://hakodate.jalcity.co.jp
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