函館の夜景は、香港の夜景と並び、絶対に欠かすことができない観光名所になっている。もちろん今回も漏れなく訪れることにした。夜景を堪能するためには、やはり夕暮れ以降に行くべきなのは当然だろう。そう思ったので、夕ご飯を済ませてから行くことにした。夕ご飯は別に記載する五島軒で食べることにして、夜景を見るためには乗らなければならないケーブルカー乗り場の近くで取るようにすることを目的にした。
ケーブルカー乗り場にいくためには、これがまた超坂道を上らないといけない。車でいくのであれば便利だろうが、歩くとその急さに大変苦労する。それでも夜景を見たい人はたくさん居るので、この坂道を歩いているのだろう。しかし、その坂道を上った頂上のところにケーブルカー乗り場がある。だいたい夜になると同じように夜景を見たいと思っている人たちが長い待ち行列を作っているので、さっさと切符売り場でケーブルカーのチケットを買って、列の後ろに並ぼう。ケーブルカーは15分おきに出発しているので、そんなに長い時間を待たずとものることは可能だ。
ケーブルカーに乗ったら、一番後ろに乗るのが一番良い。ケーブルカーが徐々に上っていくときに下界がだんだん小さくなっていき、そして函館のあの独特の形がだんだん分かってくるからである。もちろん頂上に到着したら、函館の夜景を見ることができるので、なにも急いで見なくてもいいとは思うのだが、徐々に景色が小さくなっていく風景が、頂上での感動をさらに盛り上げる前哨戦のように思えるではないか。ただ、この場所はかなりの競争になっているので、背が低い人は諦めたほうがいい。
さて、ケーブルカーを下りたら、さっさとわき目も降らずに階段をじゃんじゃん昇って行こう。途中でお土産屋とかレストランとかあるのだが、そんなのは後で見れば良い。それよりも早くあの夜景を見ることが先決だ。
やっぱり函館山からの夜景は最高だ。もう言葉は要らない。香港は単なるビル群の塊というだけのものだが、函館が良いと思われるのは、もちろんライトアップされている建物もそうだが、函館の輪郭がくっきりわかるのであるからだ。この形を元にいろいろな建物が夜景を助演しているといっていいほどである。もう溜息が出ちゃうとはこの景色をみたときの感想として一番適切だろう。
函館ロープウェイ http://www.334.co.jp/jp/
普通料金往復 1160円
0 件のコメント:
コメントを投稿