クマ牧場を堪能したあとは、登別のもう1つのメインである地獄谷に行ってみた。地獄谷には、登別のメインストリートをじゃんじゃん上っていけば良いだけ。必然的に地獄谷のところに行くので、迷うことはまず無い。このメインストリートを歩いていくときに、どこにコンビニがあり、どこにレストランらしきものがあるかをチェックしておくと良い。登別グランドホテルに泊まっている分においては、これらの店は全く意味が為さないということは、登別グランドホテルの項目で書いたとおりだ。お土産もホテルの中で全部賄えるためでもある。
さて、そのメインストリートを登っていくと、だんだん空気が硫黄臭いなというのを感じる。なんといっても、地獄谷でもくもくと出ている煙の主成分は硫黄だからである。そして、観光客がだんだん多くなることも分かってくる。大方の観光客はここに来る際に、大型の観光バスで来るために、そのバスがわんさか目の前の駐車場に見えてくるからだ。とくにここ最近は台湾や香港からの観光客が多いために、今回行った時にたまたま見かけた観光客のほとんどが中国系のひとだったのは驚きだ。
ここ地獄谷は箱根の地獄谷と同じように無料でみることはできる。箱根のように乗り物を乗っていかないと見に行けないというわけではなく、本当に徒歩で目の前まで行くことができるのは、登別特有だろうと思う。観光パンフレットでは必ずといっていいほど使われている、看板とその後ろで煙があがっている光景を写真に収めたら、そのあとは地獄谷周辺を散策してみることをお勧めする。全部で2キロくらいの行程はあると思うのだが、ここを歩くと、地獄谷の植生を見ることができるので楽しい。もちろん、地獄谷にきたのだから、目の前の煙や硫黄で変色した土をみることは絶対したほうがいい。板でできた道で、中に入っていくと、終点のところに間欠泉があるのでここを見るのは絶対お勧めだ。定期的にここの間欠泉が勢い良く湧き出るところは見事だ。しかし、源泉の温度は80度もあるので、かぶると大やけどをするので注意が必要。
0 件のコメント:
コメントを投稿