2007/06/02

ディ・ロバーティス(マルタ)

ヴァレッタの門を通り抜けて、ヴァレッタ中央のリパブリック通りから右に登っていくと豪華ホテルに見える建物が見えてくる。これがなんとマルタの首相官邸だ。だけど、日本のように警官が周りをうようよ囲んでいるというような物々しい雰囲気は全く無い。それどころか、夜になると、そのライトアップはまさに綺麗そのものなので、是非建物観賞をするのに出て行きたいところだ。


その首相官邸のすぐ傍にあるのが、カスティーユホテル(Castille Hotel)。こちらはマルタを訪れる外国人にはとても人気があるホテルである。地球の歩き方にもこのホテルは載っているのだが、やはりマルタを訪れる日本人観光客の多くが団体旅行のために、あまりこういうホテルを使うことは無いのだろう。



そのホテルの最上階のフロアに、とてもいいレストランが有る。それがディロバーティス(De Robertis Restaurant)だ。レストランに行くには、ホテルの中を入らなくてはいけないのだが、似たようなレストランがここにはたくさんあるため、入り口を間違えてしまいがちだ。基本的にはホテル内のレストランなので、ホテルに泊まるような顔をしていけばいいわけである。ホテル入り口には、まるでマンションの管理人のような人が入ってすぐのところにいる。とても気さくで「レストランへ」と言うと、奥のエレベータを案内してくれる。


最上階のレストランに行くと、ホテルの大きさに比べると、とても広いレストランがあることに気付く。バイキング形式の朝食を提供するその場所は、夜に行くととても最高である。というのも、そのレストランからヴァレッタに面したグランドハーバーとその向こうに見えるセングレアやヴィットリオーザの景色が最高で、花火の季節であれば、この場所が最高の花火観覧会場に変わるからである。ちょうど自分達が食事をしているときも、花火大会ではないのだが、マルタのメーデーを祝うための花火が上がり、テラスに出てみれば、一番贅沢な観覧場所として楽しむことができた。

肝心の料理はどうかというと、これがマルタの伝統的料理をテンコ盛りで盛られてくるから、嬉しい。ここで食べたものは次の料理だ。


・いわゆるブイヤベーススープであるアリオッタ(Aljotta)。魚と野菜をたっぷり使い、さらに米とトマトを使って煮込んでいる。ニンニク風味も多少隠し味で使っているので、味が複雑で美味しい。

・海の幸スパゲッティ(Spaghetti fruiti di Mare)。定番中の定番だと思うが、海老、イカ、白身魚などをたっぷり使ったスパゲッティ。トマトベースであるため、落ち着く味だ。 ・豚肉のフィレ。料理のメニュからわかりやすい内容だったので、これを選んでみた。ジャガイモがたくさんサイドメニュとして盛られているのも満腹感を増すものであるが、一番吃驚したのは、苦手なパルメザンチーズを固まりで焼いていて、それを豚肉のソースと一緒に掛けられており、豚のフィレとミックスされていたことだろう。これを知らずに口に入れたとき、最初は「キノコ?」と思ったのだが、かめばかむほど、あの嫌いな塊のチーズの味がしてきて、思わず吐き出してしまった。チーズ好きな人にとっては美味いとおもうかもしれないが、塊のチーズが大嫌いな自分にとっては拷問の何者でもない。豚肉のフィレ自体は味が上品でとても良い ・白身魚のホワイトソースかけ。こちらはマルタが海に囲まれている国であることを分からせてくれる料理だった。白身魚は鯛の一種なので、ほとんど日本料理と変わらない。このほか、ワインと水を頼んで全部でLm19.55だった。量のわりには値段がリーズナブルでお得。でもなんといっても、あの「景色」は最高だった。また、ホテルをでてすぐ目の前にあるとおりを夜に歩くと、とても風情があるので、感じて欲しい。

0 件のコメント: