デルフトの旧教会(Oude Kerk)は新教会のときに入場券を買ったものをそのまま保有していれば、入館ができる共通券形式だ。それはいいのだが、ここの教会はなんだか変な感じがすることばかりである。
パッと見では、立派なステンドグラスもあり、巨大なオルガンもあり、中央部には祭壇があるのだが、どれもこれも変なのだ。
まずはステンドグラスだが、キリスト教に関するもの、またはオラニエ公に関するものがデザインにされているのであれば、それはキリスト教国家にはありがちなことだとおもうので理解できよう。しかし、ステンドグラスの一部のデザインは、別に教会である必要がなく、一般的な建物であればいいじゃないかとおもった量子力学の基本方程式「E=MC^2」が書かれていたときには、「えっ?一体、この教会はいつ構築されたんだろう?」と思った。
主祭壇の位置だが、普通の教会は入口から一番遠いところに半円形の形で祭壇があり、よくありがちなのは天蓋があったりするものだとおもうのだが、ここの主祭壇は、教会のほぼ中央で壁側に存在する。要は縦長に見える教会なのだが、実は横長になっている教会なのだ。だから、祭壇と客席のところが異様に短いし、近い。
でも、この教会を中心とした街全体を見るような景色を遠目から見るのが一番絵になる。
デルフトの旧教会 (Oude Kerk)
URL : http://www.oudekerk-delft.nl
Address : Heilige Geestkerkhof 25
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