冬になると毎朝下痢になるので、朝の通勤時間帯は本当に困る。というのは、通勤電車に乗る時間帯になると、どうやら冷えからなのかわからないが、毎回どこかの駅で途中下車をしてトイレに駆け込むということになるからだ。12月に入ってからほぼ毎日トイレ駆け込み途中下車をしており、ノンストップでオフィスまで到着したことはほとんど無い。それも途中下車が1回くらいならまだいいのだが、酷いときには4回も途中下車をしたこともあり、ここまで腸弱人になってしまうと、もう毎朝が「またトイレに駆け込むかもしれない」という不安感からさらに不安が助長してしまうという悪循環になってしまっている。
帰宅時間帯にはどうなっているかというと、これが不思議なことに、オフィスにいる間も含めて、ほとんどトイレに駆け込むということは無い。だから、オフィスにいる間は暖かいところにいるし、帰宅時間も、昼は暖かいからその温度の余韻で夕方も朝ほど寒くないからかもしれない。しかし、ここまで腸弱人になってしまうと、長距離通勤者にとっては悲惨極まりないと思う。
しかし、ここしばらくの間の腸弱ぶりは目に余るものがある。なにかおかしいのかもしれない。そこで医者に行ってみることにした。総合病院に行けばいいのだが、それだと何日も検査のために通院しなければいけなくなったりする。そんなのはもう面倒くさいことこの上ない。そうこうしているうちに、春になって、もう腸弱人ではなくなってしまうかもしれないのだ。そこで、設備不足だろうが、いつも風邪薬を貰うくらいでしか使っていない近所の町医者にいくことにした。
インフルエンザが猛威を振るっている時期だけに「熱は無いか?咳はあるか?嘔吐はあるか?」と聞かれたが、全部なし。下痢だけだというと、医者は「冬だけ下痢になる人、結構多いんですよねー。もしかしたら、腸に最近がいるのかもしれないし、あまり下痢になると、今度は脱水症状になる可能性があるので、腸からでも水分が取る必要がある」と言われた。そして、下痢だからといって、止瀉薬を服用するのはよくないとのこと。悪い菌が腸内にいる場合には、出せるだけ出してしまって、菌も一緒に流してしまうのが一番良いと言う事らしい。
普通の水だと、体の浸透圧とは異なるので、ほとんど体内に吸収することはない。そこで気づいたのがポカリスエットなのだが、あれは実は糖分が高く、取りすぎると今度は糖尿病になるからだめなんだそうな。そこで医者から勧められたのは、経口補水液「OS-1」というもの。普通のドラッグストアでも売られているというものと聞いていた。確かに、近くのドラッグストアでも売られていたものなので、結構一般的なものなんだそうだ。しかし、医者で渡されたときには、1本180円だったので、確かにこれで医者から買うのは馬鹿馬鹿しい。
さて、家に帰ってみて早速飲んでみた。これが不味い。すごい不味い。人間ドックで大腸検査をするときに飲まされる、腸内洗浄液みたいなものもすごい不味いのだが、それよりはマシ。しかし、不味い。でも、これをしばらく朝晩の2回は飲めという。そして、いつまで飲めばいいのかわからないし、飲んでみてしばらく経過したのだが、あんまり効果は無いみたいだ。確かに、この飲料水は下痢止めではなく、下痢によって水分が体から出て行くものを補給してくれるものであるから、下痢がすっかり止るというわけじゃないのだ。だから、最終的には下痢が止るまでずっと続ける必要があるというものかもしれない。これもまた辛いものだし、金銭的にも辛くなる。
そして、嫌なことに、これを飲んでいる間は他の飲料水を極力飲まないようにしろとのこと。このOS-1に紅茶をまぜて飲んだら浸透圧が変わってしまうのでダメだというし、牛乳・スポーツドリンク・ミネラルウォータ・フルーツジュースもダメだという。これらはほとんど飲まないから別にいいのだが、コーヒーや紅茶もあまり飲まないほうが良いとのこと。カフェインジャンキーなので、コーヒーも紅茶も緑茶も飲めないというのは、ヘビースモーカーの禁煙にも近いのだ。
下痢は止らないかもしれないが、下痢によって水分が体内から減ったものを補給するのであれば、冬が終了するまでは飲み続ける必要があるのかもしれない。うーん・・・。いやだな、下痢って。便秘の人が羨ましい。
大塚製薬 経口補水液 オーエスワン
URL : http://www.otsukakj.jp/2products/02foods/index.html
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