2013/09/01

侯硐の猫たち(台湾)

猫の町である侯硐のことは先に書いたのだが、実際にどんだけ猫がここにいるのかというのを今回は述べてみたい。

夏のめちゃくちゃ暑い日に侯硐に行ったからということもあるのだろうが、大抵、日本での夏でも昼間の猫は全体的にやる気がない状態でいるのは確かだ。台湾の猫も同じように寝ているだけ。いくら人間が近寄ろうが、暑くて動くほうが嫌だという欲望のほうが強いためなのか、もう好き勝手に撮るなら撮ってくれといわんばかりに、無防備な格好で寝ている猫ばかりを見かけるのだ。それも各猫が経験と縄張り争いによってゲットしたところで、夏の暑い日でもそこそこ快適に過ごせる場所を各自が持っているので、そこで寝ているのが普通だ。あまりにも暑いと、撫でられようが、近寄られても、何にも反応しないようであり、ここの町ほどたくさんの猫と好き勝手に遊べる場所はないだろうと思う。

しかし、どの猫も寝てばっかりいるので、昼間に行くと、猫じゃらしを使って遊ぶというようなことはまず不可能である。何しろ猫が動かない。周りが煩くても動かないし、寝かせてくれオーラ満載の猫ばかりなのである。特に日陰のところで、地面が冷たいところで寝ている猫なんかは、もう絶対動かない。放置プレー希望という猫が多いのだ。だが、夕方になると打って変わって、猫たちが動き出す。もともとの狩猟の習性なのか、陽が傾いてきたあたりくらいから、ようやく起き出して、あちこちに出没してくる。といっても、食べものがそんなにあるような場所ではないので、定例の徘徊を始めたり、他の猫たちと遊びまわるということをするのだろう。こうなると、夜の侯硐の町は一体どういうことになっているのかというのは知りたくなってくる。そんな遅い時間までは侯硐にいることはないので体験していないが、誰か知っている人がいたら教えて欲しいところだ。集会に集まってくる猫たちがめちゃくちゃ多いんじゃないのかと想像する。

もう寝ている猫ばっかりだが、以下に撮ってきた写真を貼り付けてみたいとおもう。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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