2007/12/31
高島屋でリラックマ展
年末に新宿・高島屋でリラックマ展が開催されていたので、ちょっと観に行ってみた。リラックマは最近ゲーセンを含めて、子供から大人の間で人気のあるキャラクターだ。タレパンダと同じ会社から出ているキャラクターなのだが、タレパンダより癒しを求めようとしているひとが多いのか、特に子供より大人に人気があるような気がする。
実際に高島屋の展示会にいったときには、子供連れの人たちが多いのかなと思っていたところ、年頃では20歳代から30歳代の大人がわんさか来ていた。子供はというと、訪問者の中では1%も満たなかったのではないだろうか?それほどリラックマは子供よりも大人に受けているキャラクターなのだと思う。
混んではいるだろうなと想像していたが、あんなに混んでいるとは思わなかった。たかがキャラクターなのに。これがディズニーとかスヌーピーなら分かる。ここ2年くらいで人気がでてきたキャラクターだというのに、この人気はなんなんだろうか?リラックマのキャラクター設定が自分に似ていると思っている人たちが多いからなのだろうか?それともあの愛くるしい顔に癒しを求めている人が多いからなのだろうか?なぞだ。
来ている大人たちはまるで子供のように、製品化されたリラックマのキャラクターグッヅをたくさん買い込んでいた。中には等身大のリラックマのぬいぐるみを受注生産で売っているというのもあり、こんなの誰が買うんだろうと疑問に思ったりもした。
リラックマのぬいぐるみと一緒に写真を撮るというのが2時ごろから始まったが、こんなの前の感覚だと、子供が好んで写真に写りたがるという光景を目にするものだが、リラックマに限って言うと、結婚適齢期なのに婚期を逃してしまっただろうというような女性がわんさか我が先にと群がっていたところに、なぜか可笑しさを感じてしまった。
それにしても、リラックマのキャラクターグッヅは、ぬいぐるみのほかに色々な製品として売られているものだと感心した。生活必需品からどうでもいいような製品まで、なんでもかんでもキャラクター化されている。需要があるから売られているのだろうと思うのだが、買った人たちはどのようにこれらのグッヅをつかっているのか見てみたい気がする。
ボスポラスハサン(トルコ料理)
新宿の伊勢丹を道路1つ挟んだ向こう側、つまり新宿3丁目界隈には、たくさんのレストランがある。もちろん、そこには末広亭という昔からの演芸場があるため、そこに来る芸人が食事をするところとして発展してきたという歴史があるが、いまではそのレストランの種類は和風だけに限らず、和洋折衷関係なくあるので、いずれの人の趣向にも合うものだろうと思う。
その中で前からちょっと気になっていたのが、トルコの国旗を道路に掲げている店だった。店の名前は「ボスポラス・ハサン(Bosphorus Hasan)」である。ビザンチン帝国時代から交通の要所だったボスポラス海峡にちなんだ名前なのだろう。しかし、トルコ料理というのもはどういうものだろうか?世界三大料理といわれるうちの1つになっているトルコ料理なのに、その実体を意外にも日本では知らない。あまりトルコが日本人にとっては馴染みがないところだからかもしれない。最近では、ケバブが街中の屋台や店として見られるようになったので、ちょっとだけトルコ料理の片鱗を見ることができるが、全体を知ることはなかなか難しい。そういう状態で、このようなちゃんとしたトルコ料理屋というのは良い勉強になる。
この店に入ると、店の中はトルコ色で満たされているのが分かる。トルコの現代音楽が店の中にかかっており、厨房は全員トルコ人、きっとその中の一人の嫁なんだろうというひとが、フロア-を仕切っている。しかし、かなり無愛想。日本人なのに日本人を毛嫌いしているように見える。そして、中国人のように注文したメニュを忘れるという欠点はあるが、まぁ、それはご愛嬌として笑っておこう。それと壁はトルコの名産である小さい絨毯が掲げられている。
さて料理はというと、「これぞトルコか!」というようなものではなかった。ヨーロッパ文化とインド文化の間に君臨しているためか、両方のいいところが混ざっているように思える。ここで食べたものは次のとおり。
・挽肉のトルコピザ
・マトンの野菜炒め
・鰯の葉っぱまき
・トルコ風紅茶
まずはピザだが、これはインド料理のナンのような形になっていて、そのナンのようなものは袋状になっており、そのなかに挽肉が詰められている。ちょうど提供される際には、もう1口サイズに切られている。味は想像しやすいものだと思うが、これといった変わった特徴は無い。
どちらかというと、鰯の葉っぱ巻きは冷菜の1つなのだが、このほうが味としては驚きがあった。トマトソースにヨーグルトソースが載っているのだが、それだけではなく、葉の中には挽肉が撒かれている。これが香草たっぷりの肉になっているので、これが不思議な味だった。中東っぽいという素人的な考えが浮かんでくるが、それだけ体験したことが無い味だといいたい。
マトンの野菜炒めは、ちょっとした鍋物として温まるものだと思う。肉がマトンなので少し臭みがあるのかなーとおもったのだが、トマトソースで煮ているので、全然その臭みがなくなっている。
最後にサービスとしてトルコ風の茶が出てくる。それがとても小さいコップに出てきて、とても熱いので、一体どうやって飲むんじゃいっとツッコミを入れたくなります。正式に飲むには、小さな角砂糖を入れて飲むらしいのだが、あまり入れたくないのでそのまま飲んだ。
実際にこのときに行ったのは昼頃だったのだが、別の日に夕ご飯として行ったときには、どうみてもトルコ人というような客がたくさんいた。こういう現地の人が来るような店は良い店なので、もっと開拓したい。
ボスポラスハサン : http://bosphorushasan.com/
住所:東京都新宿区新宿3-6-11第一玉屋ビル2F
電話:03-3354-7947
営業時間 : ランチ 11:30~15:00
ディナー17:00~23:30
駒形どぜう
湯西川温泉の帰りに浅草駅で降りた際、昼ご飯兼夕ご飯として、前から行きたかった「駒形どぜう」に行ってみた。名前の通り、ドジョウ料理専門の店であるのは言うまでも無い。浅草生まれの母に言わせると、あんなものは、月島のもんじゃ焼きと同じで食い物じゃないとよく言っていたが、昔は貧乏人が酒のつまみやちょっとお腹を膨らせたいときに食べたものであろうが、いまではそのドジョウも隅田川では獲れなくなっているので、貴重なものだから、重宝されてしまっている。なんだか、こういう食べものって多くなったのではないだろうか!?
駒形どぜうの場所は、浅草寺から南に下って、駒形橋のところまでくればすぐに分かる。傍には玩具メーカーのBANDAIがあるので、そこまで行けば傍にあるというのが分かるだろう。現代的なBANDAIと古風な建物の駒形どぜうが傍にあるというのは、なんだか浅草らしい混在環境だなと実感する。
店の中に入ると、1階は大きな畳部屋が目に見えるだろう。実際には2階も同じような畳部屋なのだが、1階のほうが昔ながらの感じがすると思う。というのは、テーブルというものが無い。座る位置と同じ位置に料理が出されて、あぐらや正座をしながら食べるものだ。外人にとってはとても食べ難い姿勢だと思う。じゃ、二階はどうかというと、これも似たようなものだ。しかし、違いといえば、背は高くないがテーブルがあること。こちらもあぐらか正座を掻かないとテーブルの位置に合わない。
昼ご飯時や夕ご飯時だとすると、きっと観光客や普通の客で店の中は混んでいるものだとおもう。このときに店に入ったのは確か昼の3時半頃だったのだが、それでもそこそこ店には人がいて、酒を飲みながらドジョウを食べているようだ。オヤジの集団で食べている人たちは、だいたい酒が入って、大声でしゃべりながらという人たちだった。まぁ、こういう店なので若い女の人が来るような場所ではないのだろう。あとはおばさんたちの集団か家族連れというひとたちが多かった。
ここでは、調子を乗ってしまったのか、ここで選んだご飯は「駒形定食」。他にも定食はたくさんあったのだが、なぜか比較的量が多い物を選んでしまった。料理は以下のとおり。これで5950円。なかなか量が多くて、少し腹をすかしていくべきだろうと思う
『駒形定食のメニュ』
・お通し
・鯉のあらい
・どぜうなべ
・柳川
・とりつくね焼
・茶碗蒸し
・どぜう汁又はなめこ汁
・お新香
・ご飯(お茶漬け)
・果物
「鯉のあらい」は泥臭くなく、海の白身魚と同じようなものなのだ。昔は川魚として食べられたもので、これも食べものに貧相な内陸部の人たちが食べるものとして思われていた。いまでは、鯉のあらい程度でも高級食材の1つになっているところがなんとも笑える。皇居に住んでいるあの巨大な鯉を料理にしたら、どれだけたくさんの人たちが食べられるのだろうか?
「どぜうなべ」は薄い底の鍋にドジョウが乗っており、その上に刻まれた葱を自分の好みに合わせて載せて食べるというものだ。葱がシナシナになったときをトリガーに食べるのが良い。葱はこのときたくさん載せるのがいいとされている。ドジョウはもちろん生きたままではないのだが、ドジョウの形をみたら、その辺の女の子は気持ち悪いといって近づかない人も居るだろう。鍋が薄いのでドジョウが煮えるのに時間はあまりかからない。少し日本酒でもちびちび飲んでいれば、すぐにドジョウが食べられる時間が来る。
「柳川」はドジョウ鍋ににているが、上に溶き卵が掛かっているのが違う。卵が掛かっていると、その臭みがなくなるので食べやすいかもしれない。
「どぜう汁」は見た目としては、泥水?と思うようなものだ。しかし、具にドジョウが入っているという点で味付がある。しかし、単にドジョウが入っているだけの味噌汁かなと思っていると、「おぉ?!」と吃驚するから注意だ。どのような味付けかは・・・実際に食べてみて欲しい。文面にするほど文章力が無いのでここでは記載できないが、言うまでもなく変わった味がする汁だといえよう。
ここではドジョウ料理がメインだが、他にも酒のつまみになるようなものを提供しているので、飲兵衛にとってはなかなか酒肴が多くていいところだろう。
駒形どぜう : http://www.dozeu.com/
東京都台東区駒形1-7-12
TEL.03-3842-4001
駒形どぜうの場所は、浅草寺から南に下って、駒形橋のところまでくればすぐに分かる。傍には玩具メーカーのBANDAIがあるので、そこまで行けば傍にあるというのが分かるだろう。現代的なBANDAIと古風な建物の駒形どぜうが傍にあるというのは、なんだか浅草らしい混在環境だなと実感する。
店の中に入ると、1階は大きな畳部屋が目に見えるだろう。実際には2階も同じような畳部屋なのだが、1階のほうが昔ながらの感じがすると思う。というのは、テーブルというものが無い。座る位置と同じ位置に料理が出されて、あぐらや正座をしながら食べるものだ。外人にとってはとても食べ難い姿勢だと思う。じゃ、二階はどうかというと、これも似たようなものだ。しかし、違いといえば、背は高くないがテーブルがあること。こちらもあぐらか正座を掻かないとテーブルの位置に合わない。
昼ご飯時や夕ご飯時だとすると、きっと観光客や普通の客で店の中は混んでいるものだとおもう。このときに店に入ったのは確か昼の3時半頃だったのだが、それでもそこそこ店には人がいて、酒を飲みながらドジョウを食べているようだ。オヤジの集団で食べている人たちは、だいたい酒が入って、大声でしゃべりながらという人たちだった。まぁ、こういう店なので若い女の人が来るような場所ではないのだろう。あとはおばさんたちの集団か家族連れというひとたちが多かった。
ここでは、調子を乗ってしまったのか、ここで選んだご飯は「駒形定食」。他にも定食はたくさんあったのだが、なぜか比較的量が多い物を選んでしまった。料理は以下のとおり。これで5950円。なかなか量が多くて、少し腹をすかしていくべきだろうと思う
『駒形定食のメニュ』
・お通し
・鯉のあらい
・どぜうなべ
・柳川
・とりつくね焼
・茶碗蒸し
・どぜう汁又はなめこ汁
・お新香
・ご飯(お茶漬け)
・果物
「鯉のあらい」は泥臭くなく、海の白身魚と同じようなものなのだ。昔は川魚として食べられたもので、これも食べものに貧相な内陸部の人たちが食べるものとして思われていた。いまでは、鯉のあらい程度でも高級食材の1つになっているところがなんとも笑える。皇居に住んでいるあの巨大な鯉を料理にしたら、どれだけたくさんの人たちが食べられるのだろうか?
「どぜうなべ」は薄い底の鍋にドジョウが乗っており、その上に刻まれた葱を自分の好みに合わせて載せて食べるというものだ。葱がシナシナになったときをトリガーに食べるのが良い。葱はこのときたくさん載せるのがいいとされている。ドジョウはもちろん生きたままではないのだが、ドジョウの形をみたら、その辺の女の子は気持ち悪いといって近づかない人も居るだろう。鍋が薄いのでドジョウが煮えるのに時間はあまりかからない。少し日本酒でもちびちび飲んでいれば、すぐにドジョウが食べられる時間が来る。
「柳川」はドジョウ鍋ににているが、上に溶き卵が掛かっているのが違う。卵が掛かっていると、その臭みがなくなるので食べやすいかもしれない。
「どぜう汁」は見た目としては、泥水?と思うようなものだ。しかし、具にドジョウが入っているという点で味付がある。しかし、単にドジョウが入っているだけの味噌汁かなと思っていると、「おぉ?!」と吃驚するから注意だ。どのような味付けかは・・・実際に食べてみて欲しい。文面にするほど文章力が無いのでここでは記載できないが、言うまでもなく変わった味がする汁だといえよう。
ここではドジョウ料理がメインだが、他にも酒のつまみになるようなものを提供しているので、飲兵衛にとってはなかなか酒肴が多くていいところだろう。
駒形どぜう : http://www.dozeu.com/
東京都台東区駒形1-7-12
TEL.03-3842-4001
湯西川温泉
クリスマスの時期はだいたいシンガポールや台湾に避寒のために渡航してしまうのがここ数年の例年行事になっていたのだが、今年は趣向を変えて、どこか鄙びた温泉宿でのんびりするのも良いかなと思っていた。そこで選んだのは、以前行ったときに、想像どおりの鄙びたさだったことが印象として残っていた湯西川温泉を選んだ。
湯西川温泉に行くには、東武鉄道で鬼怒川温泉まで行き、そこからバスに乗り換えていく場合でもいいし、鬼怒川温泉経由で湯西川温泉駅まで電車で行き、そこからバスで行くという方法がある。どちらも同じバスが通るので、どちらの駅を使ってもいいと思う。それにバスの本数が思ったより少ないので、事前に時間を調べてから行くべきだろう。鬼怒川温泉から乗ったほうが、始発なので、バスの中で席に困ることは無いはずだ。とはいっても、どんなに混んでもバスが満員になることはこの路線に限って言えば無いだろう。ちなみに、鬼怒川温泉から湯西川温泉まではバスでだいたい50分くらい。湯西川温泉駅からだと20分くらいだと思えばいいだろう。
しかし、このバス路線からの風景は、本当に姥捨て山に連れて行かれるような心境を思い起こさせるものだ。なぜなら、途中、バス停が結構たくさんあるのであるが、そこを利用する客はまず皆無である。それとなんでこんなところにバス停があるのか?というようなバス停もたくさんある。ほとんど途中で乗り降りする人が居ないので、バスはだいたい定時に到着する。バスからの風景として、途中ダムの地域を通るのであるが、ここは絶景だ。無味乾燥というか心を無にすることができる場所だと感じることができる。
さて、終点の湯西川温泉に近づくと民家がちらほら見えてくる。湯西川温泉の入り口あたりには小奇麗な新しそうな家がたくさん立っているが、これはどうやら道路工事のために立ち退きを迫られた人たちが代わりに建てた家のようである。工事による一時的な成金が増えた表れだろう。しかし田舎とはいえ、かなり大きな家ばかりだ。こういう田舎だと、土木工事くらいしかまともな職というのがないためなのだろう。田舎の人たちが「うちにも道路を作ってくれー」とか「新幹線をどうしても作れ-」と騒いでいるのは、まさしく土木工事による一時的な収入が欲しいために騒いでいるものであって、建設後のメンテナンスのことや利用方法なんていうのは誰も考えていないというのは一目瞭然だ。たまにこういう田舎に来ると、日本の経済の縮図を見ることができるので勉強になる。
湯西川温泉は関東のなかでも「平家落ち武者の集落」として有名な場所だ。だから、いまでも町の秘密の掟というのは結構たくさんあるようだ。基本的には敵方・源氏に見つかっては困るので、目立つものを掲げることは許されない。例えば、鯉のぼりなど。昔ながらの伝統・風習を守りつつ、現代までその流れを絶やさずに生活していることが体験でき、かつ都会の騒々しさから逸脱できる場所ではあるので、のんびり出来る場所としては打って付けの場所だ。近年、その交通の便と雰囲気がだんだん知られるようになってきたようで、徐々に観光客の数が増えてきたようである。一時期はどうしようもなく観光客がこないので、台湾人のような外国人観光客を相手にしか商売をしていなかったようである。
さて、今回利用した旅館は、湯西川温泉の中でも上流に位置し、源泉を有する「上屋敷・平の高房」というところを選んだ。源泉を有するというところに魅力があることと、ネット上で調べてみると、他に有名な旅館に比べて定評が高かったからである。ただ、ここ通常車で来る人が多いために、バス停からはめちゃくちゃ離れている。しかし、バスで来る客のために、バス停まで無料の送迎があるのでこれを利用するのも良い。バスに乗る前に、「何時のバスに乗るので、宜しくお願いします」と電話をしておけば、バスが到着する時間に合わせて、バス停で待っていてくれるので便利だから。
この旅館は、旅館という名前に似合わず、敷地面積・建物の広さといったら、かなり広い。それに創業はまだ30年程度だというにもかかわらず、内部は新しく建てたように、古めかしさは全然匂ってこない。建物の外壁もそうであるが、部屋の内装も古めかしく感じず、かつ露天風呂のところも問題ない。頻繁に改装工事を行っているのだろうというのが想像できる。
入り口を入り二階へ続く階段を上っていくと、広いロビーに出くわす。入り口正面には、那須与一が扇の的を撃とうとしている、屋島の戦いの風景が壁絵としてデカデカと掲げているので、その大きさで吃驚する。それとロビーも、なぜこんなに天井が高いのか?というくらい高いので、これも圧倒される。
各部屋は、平家の名将かまたは源平合戦にちなんだ名前が付けられている。泊まっている間で平家の武将になった気分になれる。しかし、部屋の中は至ってシンプル。最低限必要なものは全部揃っているので、カバン一つでフラットきても問題なし。ただのんびりするつもりでこないと、周りに何も無いし、出かけるにも町の中心地に行くにも不便なので、部屋の中から出ないことを前提にした過ごし方を想定していないと、退屈で仕方ないかもしれない。
お風呂は、部屋の中にはもちろんある。しかしこちらは循環湯なので、旅館の人も言っていたが、「利用しないほうがいいです」とのこと。他人に裸を見られたくない外国人が使うようなのだが、日本人はこんなところを使わないようにしよう。旅館の中には内風呂があり、こちらは良し。だいたい8人くらいが同時に入れるくらいの浴槽だ。露天も併設されているので、できれば露天のほうに入りたいものだ。露天のほうは天然なのであるが、中にあるほうは湯沸しになっているようである。その他に、一度建物を出る形式になるのだが、貸切の露天風呂と、共同露天風呂というのがある。お風呂巡りをしているだけで、この旅館の中では充分楽しめるだろう。貸切風呂のほうは、1時間おきに予約できるし、あまり利用者が居ないようなので、思い切って予約したほうがいい。事前に予約する必要はなく、旅館に到着し「今から行こうかな」と思ったときにフロントへ電話すれば良い。
料理は部屋だしではなく、全員大広間のところで食する。その際、グループごとに囲炉裏が用意されており、囲炉裏には串焼きされているものが刺さっているので、昔ながらの焼きものを楽しみながら食べることができる。もちろん、焼き物以外の料理も膳に詰まれているので、それを食べるのも良し。しかし、やっぱりこういう旅館にきた場合には、量の問題がある。どれも美味いので、「美味い美味い!」と食べていると、気付いたときには食べ過ぎて、満腹太郎になってしまう。オプションで、鹿肉や熊肉も食べられるので、挑戦したい人は食べてみるのがいいだろう。自分たちは、1日目は鹿肉で、2日目は熊肉を食べてみた。鹿肉は、以前オーロラを観に行ったときにトナカイの硬い肉を食べたのだが、それと同じように脂身が全く無いので、硬くて味気が無いなという感覚がやはりあった。熊肉のほうは、やっぱり食べている種類が豊富のせいか、肉がとてもジューシーで美味い。いろいろな雑穀をたべている動物ほど、肉は美味いといわれるが、熊ほどなんでも食べるものは居ないだろう。
そういえば、気になったのが、ロビーにあった雑誌類。ロビーで待っている間に読むようにと、いろいろな本が用意されているのだが、そのなかに「温泉学会」というのを発見。中を読むと、温泉に関するいろいろな論文が書かれていたりしていた。注目した記事としては「『天然』温泉の定義を探る」という記事だろう。記事の中で、湯の温度が適温である42度くらいで地上に吹き出るのはかなりの稀であり、通常はそれよりも湯温が高いか低いかのどちらかだ。したがって、温度が高い場合には水を増して温度調整をせねばならず、温度が低い場合には湯沸しして丁度良い温度にしないといけない。水増しをすることによって、温泉成分は変わってくるから、これを天然というべきなのだろうかというようなものである。秘湯を誇っている温泉だから、こういう学会にも参加しているのだろう。
のんびりしたい人には絶対お勧めの温泉地なのが、ここ湯西川温泉だ。公共輸送機関で移動できるところがなんとも良い。
ちなみに、このあたりの集落の人はもちろん平家の末裔の人たちなのだが、名前はそのまま「平」を名乗っているのではない、平家であることがばれたくないという昔からの風習があるために、「平」の漢字を変形させて、てっぺんの「一」の字をずらして「半」にし、人偏をつけて「伴」という苗字を使っているのが一般的らしい。ちなみに、湯西川温泉では「伴久」と名乗っている旅館がたくさんあるのだが、そのオーナーは全部「伴」さんである。旅館に置いてあった女将紹介本に書いてあった。なるほど、他にも平家であることを隠すために苗字を変えている家系は結構多くあるようだ。
バス時刻表 : http://www.asahibus.jp/html/time/yunishi_kinu.pdf
上屋敷 平の高房 : http://www.takafusa.jp/
温泉学会 : http://www.miki55.com/onsengakkai/
湯西川温泉に行くには、東武鉄道で鬼怒川温泉まで行き、そこからバスに乗り換えていく場合でもいいし、鬼怒川温泉経由で湯西川温泉駅まで電車で行き、そこからバスで行くという方法がある。どちらも同じバスが通るので、どちらの駅を使ってもいいと思う。それにバスの本数が思ったより少ないので、事前に時間を調べてから行くべきだろう。鬼怒川温泉から乗ったほうが、始発なので、バスの中で席に困ることは無いはずだ。とはいっても、どんなに混んでもバスが満員になることはこの路線に限って言えば無いだろう。ちなみに、鬼怒川温泉から湯西川温泉まではバスでだいたい50分くらい。湯西川温泉駅からだと20分くらいだと思えばいいだろう。
しかし、このバス路線からの風景は、本当に姥捨て山に連れて行かれるような心境を思い起こさせるものだ。なぜなら、途中、バス停が結構たくさんあるのであるが、そこを利用する客はまず皆無である。それとなんでこんなところにバス停があるのか?というようなバス停もたくさんある。ほとんど途中で乗り降りする人が居ないので、バスはだいたい定時に到着する。バスからの風景として、途中ダムの地域を通るのであるが、ここは絶景だ。無味乾燥というか心を無にすることができる場所だと感じることができる。
さて、終点の湯西川温泉に近づくと民家がちらほら見えてくる。湯西川温泉の入り口あたりには小奇麗な新しそうな家がたくさん立っているが、これはどうやら道路工事のために立ち退きを迫られた人たちが代わりに建てた家のようである。工事による一時的な成金が増えた表れだろう。しかし田舎とはいえ、かなり大きな家ばかりだ。こういう田舎だと、土木工事くらいしかまともな職というのがないためなのだろう。田舎の人たちが「うちにも道路を作ってくれー」とか「新幹線をどうしても作れ-」と騒いでいるのは、まさしく土木工事による一時的な収入が欲しいために騒いでいるものであって、建設後のメンテナンスのことや利用方法なんていうのは誰も考えていないというのは一目瞭然だ。たまにこういう田舎に来ると、日本の経済の縮図を見ることができるので勉強になる。
湯西川温泉は関東のなかでも「平家落ち武者の集落」として有名な場所だ。だから、いまでも町の秘密の掟というのは結構たくさんあるようだ。基本的には敵方・源氏に見つかっては困るので、目立つものを掲げることは許されない。例えば、鯉のぼりなど。昔ながらの伝統・風習を守りつつ、現代までその流れを絶やさずに生活していることが体験でき、かつ都会の騒々しさから逸脱できる場所ではあるので、のんびり出来る場所としては打って付けの場所だ。近年、その交通の便と雰囲気がだんだん知られるようになってきたようで、徐々に観光客の数が増えてきたようである。一時期はどうしようもなく観光客がこないので、台湾人のような外国人観光客を相手にしか商売をしていなかったようである。
さて、今回利用した旅館は、湯西川温泉の中でも上流に位置し、源泉を有する「上屋敷・平の高房」というところを選んだ。源泉を有するというところに魅力があることと、ネット上で調べてみると、他に有名な旅館に比べて定評が高かったからである。ただ、ここ通常車で来る人が多いために、バス停からはめちゃくちゃ離れている。しかし、バスで来る客のために、バス停まで無料の送迎があるのでこれを利用するのも良い。バスに乗る前に、「何時のバスに乗るので、宜しくお願いします」と電話をしておけば、バスが到着する時間に合わせて、バス停で待っていてくれるので便利だから。
この旅館は、旅館という名前に似合わず、敷地面積・建物の広さといったら、かなり広い。それに創業はまだ30年程度だというにもかかわらず、内部は新しく建てたように、古めかしさは全然匂ってこない。建物の外壁もそうであるが、部屋の内装も古めかしく感じず、かつ露天風呂のところも問題ない。頻繁に改装工事を行っているのだろうというのが想像できる。
入り口を入り二階へ続く階段を上っていくと、広いロビーに出くわす。入り口正面には、那須与一が扇の的を撃とうとしている、屋島の戦いの風景が壁絵としてデカデカと掲げているので、その大きさで吃驚する。それとロビーも、なぜこんなに天井が高いのか?というくらい高いので、これも圧倒される。
各部屋は、平家の名将かまたは源平合戦にちなんだ名前が付けられている。泊まっている間で平家の武将になった気分になれる。しかし、部屋の中は至ってシンプル。最低限必要なものは全部揃っているので、カバン一つでフラットきても問題なし。ただのんびりするつもりでこないと、周りに何も無いし、出かけるにも町の中心地に行くにも不便なので、部屋の中から出ないことを前提にした過ごし方を想定していないと、退屈で仕方ないかもしれない。
お風呂は、部屋の中にはもちろんある。しかしこちらは循環湯なので、旅館の人も言っていたが、「利用しないほうがいいです」とのこと。他人に裸を見られたくない外国人が使うようなのだが、日本人はこんなところを使わないようにしよう。旅館の中には内風呂があり、こちらは良し。だいたい8人くらいが同時に入れるくらいの浴槽だ。露天も併設されているので、できれば露天のほうに入りたいものだ。露天のほうは天然なのであるが、中にあるほうは湯沸しになっているようである。その他に、一度建物を出る形式になるのだが、貸切の露天風呂と、共同露天風呂というのがある。お風呂巡りをしているだけで、この旅館の中では充分楽しめるだろう。貸切風呂のほうは、1時間おきに予約できるし、あまり利用者が居ないようなので、思い切って予約したほうがいい。事前に予約する必要はなく、旅館に到着し「今から行こうかな」と思ったときにフロントへ電話すれば良い。
料理は部屋だしではなく、全員大広間のところで食する。その際、グループごとに囲炉裏が用意されており、囲炉裏には串焼きされているものが刺さっているので、昔ながらの焼きものを楽しみながら食べることができる。もちろん、焼き物以外の料理も膳に詰まれているので、それを食べるのも良し。しかし、やっぱりこういう旅館にきた場合には、量の問題がある。どれも美味いので、「美味い美味い!」と食べていると、気付いたときには食べ過ぎて、満腹太郎になってしまう。オプションで、鹿肉や熊肉も食べられるので、挑戦したい人は食べてみるのがいいだろう。自分たちは、1日目は鹿肉で、2日目は熊肉を食べてみた。鹿肉は、以前オーロラを観に行ったときにトナカイの硬い肉を食べたのだが、それと同じように脂身が全く無いので、硬くて味気が無いなという感覚がやはりあった。熊肉のほうは、やっぱり食べている種類が豊富のせいか、肉がとてもジューシーで美味い。いろいろな雑穀をたべている動物ほど、肉は美味いといわれるが、熊ほどなんでも食べるものは居ないだろう。
そういえば、気になったのが、ロビーにあった雑誌類。ロビーで待っている間に読むようにと、いろいろな本が用意されているのだが、そのなかに「温泉学会」というのを発見。中を読むと、温泉に関するいろいろな論文が書かれていたりしていた。注目した記事としては「『天然』温泉の定義を探る」という記事だろう。記事の中で、湯の温度が適温である42度くらいで地上に吹き出るのはかなりの稀であり、通常はそれよりも湯温が高いか低いかのどちらかだ。したがって、温度が高い場合には水を増して温度調整をせねばならず、温度が低い場合には湯沸しして丁度良い温度にしないといけない。水増しをすることによって、温泉成分は変わってくるから、これを天然というべきなのだろうかというようなものである。秘湯を誇っている温泉だから、こういう学会にも参加しているのだろう。
のんびりしたい人には絶対お勧めの温泉地なのが、ここ湯西川温泉だ。公共輸送機関で移動できるところがなんとも良い。
ちなみに、このあたりの集落の人はもちろん平家の末裔の人たちなのだが、名前はそのまま「平」を名乗っているのではない、平家であることがばれたくないという昔からの風習があるために、「平」の漢字を変形させて、てっぺんの「一」の字をずらして「半」にし、人偏をつけて「伴」という苗字を使っているのが一般的らしい。ちなみに、湯西川温泉では「伴久」と名乗っている旅館がたくさんあるのだが、そのオーナーは全部「伴」さんである。旅館に置いてあった女将紹介本に書いてあった。なるほど、他にも平家であることを隠すために苗字を変えている家系は結構多くあるようだ。
バス時刻表 : http://www.asahibus.jp/html/time/yunishi_kinu.pdf
上屋敷 平の高房 : http://www.takafusa.jp/
温泉学会 : http://www.miki55.com/onsengakkai/
セルリアンタワー東急ホテル
渋谷にはろくなホテルが無いなーと昔から実は思っていたのであるが、実際にはそんなことがなかった。最近、渋谷に行く機会が全く減ってしまったので、単に渋谷の情報に疎くなっていただけだったようだ。渋谷といえば、東急資本の建物がたくさん乱立しているので有名な場所で、学生の時には、飲み会・遊びといえば、渋谷で遊んでいたところはある。ただ、通勤路でもなくなったし、用もないので、渋谷にはよほどではない限り、今ではいくことが無い。
通称「にーよんろく」と呼ばれている国道246号線は、主要幹線道路であることは言うまでも無い。その246沿いに今回紹介する東急セルリアンタワーホテルがある。駅からは立体高架橋を渡って、三軒茶屋方面に向かうと、歩いて5分ほどで見えてくる。このホテルのところだけなぜか小奇麗になっているので、あのごちゃごちゃした渋谷の小規模建物軍の中では目立つ存在だ。
クリスマス前にこのホテルに行ったときには、泊まるために行ったのではなく、茶を飲みに行っただけである。このときは、ロビーフロア-にある喫茶ラウンジで、イギリス式のお茶の時間を楽しんでみた。
高い天井は、広い空間をイメージするようで、ガラスの壁を通して外の日光が入ってくるのは明るくて良い。セルリアンタワー東急ホテル : http://www.ceruleantower-hotel.com/
ガーデンラウンジ・坐忘 : http://www.ceruleantower-hotel.com/restaurant/zabou.html?link_id=re_za02
高尾山
東京から一番近いハイキングコースとして名高いものになっているのは、高尾山である。東京の小学生は誰もが一度遠足として通う場所でもあるし、気軽にハイキングが楽しめて、いつ行っても訪問者の要求を満たしてくれる場所として充分担ってくれる場所である。交通の便もとてもよく、車で行く馬鹿は除いて、公共交通機関が発達している東京ならではの便のよさは抜群だ。京王線で高尾山口までいけばいいだけ。実際の山に登る場合には、登山道を歩いていく元気が有る人はそれを使えばいいし、そうではない人でもいけるように、ケーブルカーとリフトという2種類の交通輸送機関が用意されているので、これを使うととても便利である。
11月下旬に発売されたミシュラン・東京版にも何故か高尾山が掲載されているのだが、ミシュラン審査員を、どこかの日本人の馬鹿が連れて行って「おぉ、ファンタスティック!」と言わせたために、高尾山がミシュランに掲載されたのだとおもう。そうじゃなければ、あんなところがミシュランに載るわけが無い。まぁ、連れて行かれた場所だけを「素晴らしい」と選ぶ馬鹿なフランス人も馬鹿だとおもう。
さて、紅葉の時期の高尾山は、東京都内とやはり気温の違いがあるためか、だいたい都心部よりも1週間くらい遅くから紅葉が始まる。ちょうど11月下旬にある連休頃に行った場合には、これから紅葉が始まりますというのが素人でもわかるくらいの紅葉のつき方だった。
しかし、同じように紅葉の時期の高尾山を散策したいとおもっていた東京近郊在住の人たちが、老若男女とやってきていることが、京王線に乗って高尾山口に近づくと分かった。熱心なハイカーは、重装備のハイキング一式を持っているし、気軽に来ている人もカメラを持って歩いているからだ。最近はデジカメも一眼レフのカメラが人気があるようで、こんな人でも一眼レフかよーというような爺や婆が持っているのを見ると、お手軽になったものだと改めて感心する。フィルムカメラと異なり、気に入らなかったら取り直しすればいいというお手軽さが受けているのだろう。そして、なぜか、だいたい一眼レフのカメラを持っている連中に限って、「私はこんなにすごいカメラの装備を持っている」と自慢したがるように持ち運んでいるのが笑える。なぜこんなに他人に自慢をしたがる人たちが多いのだろうか?
高尾山口に到着したあと、ケーブルカーで中腹部にいこうとおもったのだが、これがまた超満員。普通の日ならほとんど人が乗らないのだろうと思われるケーブルカーも、こういうときには大盛況だ。ケーブルカーは山腹を斜面に沿って登っていくために、もともと車輌が斜めになっている。座っている場合にはあまり気付かないが、車内で立っていると、その斜面の角度がもろに響いてくるので、結構辛い。香港のケーブルカーより角度が急なので、あのケーブルカーをイメージしている人は泣きを見ることになる。
ケーブルカーを降りたら、そのまま高尾山山頂まで歩くことをお勧めする。途中、サル山があったり高尾山薬王院の神社があったりするので、山頂までの山道も全然苦には思わないだろう。ただ、紅葉の時期だと、夏の富士山登山か豊島園の夏のプールのように、登山客がわんさかいるので、その人混みだけで嫌になるのはどうしようもない。自分のペースで行進する事ができないで、前に歩いている人の歩調に合わせて移動しなくてはいけないのがとても嫌だ。さらに前に子供連れが歩いていたり、よぼよぼの爺や婆が無理して歩いている場合には、さらに遅くなる。
山頂付近は少し広場になっているので、そこで座り込んで周りの風景を楽しんでいる人も多く見受けられた。花見の季節だったら、きっと飲んだ暮れのおっさんたちの集団が、大きな敷物の上で騒いでいるんだろうなというのが容易に想像できる。写真を撮影するなら、このあたりの紅葉している木を写真に取るのが良いとおもわれる。緑葉樹と広葉樹が微妙な配置でミックスされて、色とりどりの葉を写す事が出来るからだ。
もう1つは薬王院の境内に続く階段をバックに撮るのが良いだろう。この階段傍に立っている樹木は、真っ赤に染まるので、寺ととても映えて写る。
横浜ローズホテル
今年の11月下旬の連休はいつもと趣向を変えて、横浜でのんびりしようかと思った。それまでは、ちょうど紅葉の時期だからということもあり、京都に行って紅葉を見たいとか、温泉地でのんびりするということも考えたのだが、紅葉の季節はもっと早くからじゃないと予約ができないので、いまさらホテルを予約しようにもどこも空いていなかったのである。近場に泊まってみるという贅沢な趣向というのは一度体験してみたいと思ったので、思いっきり選んでみたのが、よく行く中華街の近くにある「横浜ローズホテル」である。
場所が場所だけに、客としてこのホテルを利用している人は、中国語を話す台湾人、中国人、香港人が多いようで、日本人でも東京周辺に住んでいる人がこのホテルを利用すると言う事はあまりないようである。といっても、日本風のホテルに、欧米の資本が先だってまで入っていたこともあり、ヨーロッパのホテルにも劣らないもてなしと部屋の清潔さには驚いた。
泊まった部屋はツインルームで、ベッドは結構大きい。部屋の広さも充分だったし、バスルームもかなりいい。アメニティとして用意されていたのは、フランスのブランド「ロクシタン」のシャンプー・リンスとボディーシャンプーというのも、なかなかセンスがあって良い。部屋はケバケバしい色を使っているわけではないシックな色遣いなので、部屋にじっとしていても落ち着く。変なお泊りセットを持っていかないでも、全部このホテルの中で済まされるので、洗面道具も寝巻き類も持参する必要はない。部屋履き用にもちろんスリッパは容易されているので、財布1つ持っていけば十分楽しめるだろう。もちろん、個人的に化粧道具が必要な人は、それを持ってくるべし。
ホテル内にあるレストランは、中華街でも名店に入る重慶飯店が入っている。ここで食べるのも良いし、場所が中華街であるため、他の中華街の名店に行ってご飯を好きなだけ食べるのも良いだろう。自分たちは、このときは、あまりホテルから出歩くということをあまり頭に無かったため、ホテル内にある重慶飯店に行くことにした。ホテルの1階にある重慶飯店は、普通だったら中々敷居が高いように思うので、中華街で食べたいな-と思ったときにはまず選択の1つに入らないレストランだろうと思う。ホテルに泊まっているから、気が大きくなってこのレストランを選んだのだろう。実際に客層を見ていると、このホテルに泊まっている人たちはもちろんいるが、少人数の宴会として使っている人たちもいるし、家族で食べに来ている人も居る。カップルでこのレストランでご飯を食べている人は、若い人は皆無で、金持ってますよーというような紳士とそれに連れてこられた嫁または現地妻のような人が多かった。
ここで食べたのは次の料理。
・四川風麻婆豆腐
・青椒牛肉絲
・水餃子
・炒飯
・杏仁豆腐
定番といえば定番なのだが、これらを食べることにより、だいたいそのレストランの味というのが分かる。
麻婆豆腐は、名物料理であるようで、さすがに辛かった。花山椒が食欲をそそるくらい掛かっているが、これがまた辛さを倍増させる。多少の辛さには平気だと思っていた自分でも、ちょっとこれはてこずった。しかし、食べられない辛さではなく、またただ辛いだけの料理というわけでもなく、食べれば食べるほどまだ食べたくなるような辛さだったのは印象的だった。それまで麻婆豆腐は、ただ辛いだけの料理としてしか思っていなかったのに、なかなか奥が深い味わいだなと感じたのはこの時だった。
青椒牛肉絲は、これも見た目には全然辛そうに見えないのに、実は隠し味として辛い味付けがしてあり、麻婆豆腐と合い重なって、辛さが強く思えたのは言うまでも無い。味付としてはそれほど濃いわけじゃないので、四川料理全般に辛いと思われてはいるが、それをぶち破ってくれた気がした。
水餃子はお世辞でも美味いとはいえない。やはり四川料理に餃子は発達した地域ではないので美味いものに仕上がらなかったのは仕方ないだろう。餃子といえば、小麦の生産地域として発達した中国北部地方、特に黄河流域かもしくは旧満州地区の餃子じゃないと美味くないだろう。ここの水餃子は、なんとなく小麦の塊を食べているような感じだったので、餃子はもう頼みたくない。
炒飯はボリュームが多く、味はあっさり。メイン料理の四川料理が辛さの塊になっているところに比べると、舌の調整にはもってこいと思われる。炒飯は、あのぱらぱら感が一番の味の決め手なのだが、ここの炒飯は、本当にぱらぱらしている。食べるべき逸品だろう。
杏仁豆腐は及第点があげられない。神田小川町にある四川厨房の美味さに比べれば、劣るに劣っているといえよう。杏仁豆腐というより、これじゃ、フルーツポンチだねーといいたくなるようなものだった。どうして、杏仁豆腐で美味い店に中華料理のなかでは当たらないのかが本当に不思議である。
重慶飯店のお土産専門店は中華街には3軒ほどある。ここで中華のお菓子である月餅を買うのも良いし、マンゴーやライチなどの果物を使ったゼリーを買うのも良いだろう。一番大きい土産専門店は、中華街真ん中にある店だろう。ここはいつ行っても人がたくさんいるので、すぐ見つかるだろう。
2007/12/02
台湾新幹線に新サービス
台湾新幹線に関するニュースが2件あったので、それについて言及したい。
台湾ではいま誰でも乗りたいと思っている台湾新幹線だが、これはもちろん日本人でも同じこと。台湾南部との距離を十分近くさせた手段として、これは台湾を移動する上で有益な手段になってきたからだ。1日の運行本数も増えたし、最初の頃に文句を言われた安全性も十分に保ってきていたし、さすが日本の新幹線技術の結晶だといえよう。
日本人が台湾新幹線のチケットを買うのは結構難儀だったが、いまではすっかり事前にネットで予約も購入もすることができるほど、ネットが充実になってきた。台湾旅行前に台湾新幹線を使って高雄方面に行きたい場合には、今までは現地台北に行かないと買うことができなかったし、それだと週末の激混みの時期にぶつかった場合には絶対に乗れないということがあったが、それは解消された。
次にサービスとして登場したのが、老人向けの低賃金サービス。開通当初から65歳以上の台湾人に実施してきた「シニア運賃(敬老票)」というのを、外国人の乗客にも適用するということ。その運賃設定は、片道通常運賃の半額。これはかなりいい企画だ。日本の新幹線では例え65歳以上でも、このような制度は適用されない。ドル箱路線だから値段を下げる必要が無いというのが理由らしいが、台湾新幹線は規格をした。すばらしい。購入する際には、西暦で生年月日が表されて、65歳以上であることが証明できるパスポートなどの顔つき公的書類を窓口に提示する必要がある。
台湾を訪問するジジィやババァたちもこれを大いに使って台湾南部への旅行を楽しんで貰いたいものだ。
もう1つの台湾新幹線に関するニュースは、日本の新幹線にも合い通じるものだ。
それは台北=高雄間を結んでいる新幹線は、同じ距離感で利用度の多い飛行機との競争によって生まれた企画で、今まで存在しなかったというのが不思議だったのだが、台湾新幹線に今回はじめて「自由席」を導入したというもの。急な出張で高雄方面に移動するビジネスマンを獲得するための手段ということらしい。12両編成の車輌のうち、10号車から12号車の3両が自由席として用意しているというもの。ビジネスマンだけではなく、急に高雄のほうに行ってみたいなと思う観光客に使えるものだろう。
ちなみに指定席券の料金も12月末までは2割引にするというキャンペーンを展開中で、台北=左営間で1090台湾ドル(約4200円)に設定したようだ。これは安い。飛行機の値段より安くなっているのは、便利だ。飛行機の場合は、搭乗前何分前にはチェックインをしなければならないし、ゲートを潜らなければならないという制約があるが、新幹線の場合もある程度、事前に切符の購入は必要なのだが、飛行機ほど時間に制約が無いのが便利である。
しかし、いずれにしても台湾新幹線の台北以外は、既存の駅とは全然違うところに新幹線専用の駅を作っているので、町まで移動するのがとても不便だ。これは台湾でいま計画中の新幹線と既存路線を結ぶ短距離路線の建設を待つしかない。
ANA株買い増し
この2週間は日本経済はジェットコースターなみに、日経平均が上がったり下がったりしている。アメリカのサブプライムローンの影響で、アメリカ経済と連携しているからが原因なのだろうが、これだけ上げ下げされると、一攫千金を狙っているデイトレーダーにとっては、画面から目を離せないといっても過言でもないだろう。それも急激な下げを記録していたために、「あーっ、高すぎて手が出ないや」とおもっていた銘柄が、一気に買える価格まで落ちたので、また買うチャンスが増えてきたというのは嬉しいことだ。原油高のような鉱物資源への投資が世界中で動いているために、株式が軽視されたというのも原因なのだろう。
個人的にも、もうちょっと買い増ししたいなとか、配当金が多い銘柄を調査をし始めていたところだったので、こういう下がった時期に株を買うのはいい事かなとおもった。銀行に寝かしていても意味が全く無いので、投資して稼ぐのはいい事かもしれない。もともと出張が多かったので、航空会社株を買ってその優待券を買うことで、出張時に金を節約したいということから株主投資をしたのがきっかけである。別に金儲けしたいというのがきっかけじゃなかったのであるが、配当金の低さにヘキヘキしていた。調べると他にも配当金が高いものがたくさんあることを発見。手ごろな値段で配当金と優待サービスがあるのを調べると、ちょっと楽しくなる。
そうは言っても、何かの機会に親と国内に行こうとした場合、いま手元に半年で4枚分の優待券しかないため、自分の分も入れて最低でも6枚にしたいという欲望もあった。6枚あれば、年間2回は国内旅行が出来る計算になる。使える時期はいつでも可能なので、年末年始だろうがお盆だろうがいいし、変更することも可能だし、こんな便利な制度は無い。毎年どこかに親を連れて行っているという親孝行者なので(自称)、そう考えるとあと2000株は最低でも買って置こうと思った。値段から考えるとANAよりJALの株価が低くてお手ごろである。さらに、意外にJAL愛好家というのが多く、周りに北海道や九州出身の人も多く、彼らが帰省するときに優待券があったほうが、お金をセーブできるということから、前から「優待券がゲットできたら売ってください」と言われていた。金券屋にもっていっても、1000円にしかならないし、これをまともに金券屋で買うと今は1万円になるという自体なので、買うほうからみると、5000円~6000円くらいで売ったほうがお得だし、特割がつかえない期間でも使えるとなると重宝だ。売るほうから見ても、1000円にしかならないのに、5000円くらいで売れれば、儲けものだ。需要と供給が合致しているので、JAL株の株主優待券は結構売れる。しかし、なぜかANAについては売れない。だから、自分で使うしかない。自分で使う機会というのは、出張があれば使えるが、最近は出張が無いので使うときが無い。となると、家族で使うのが一番だ。
一時期450円を超えていて、もう買い増しするのは嫌だなとおもっていたが、11月の三連休前に411円までANA株が下がったので、これは買うしかないと一大奮起して、早速買い増しをした。今回は4000株の買い増し。結果的には11月22日に412円で買い増ししたため、手数料とか入れると415円で買い増し。前回買った株とあわせると、購入単価が428円になって、なかなか良い資産運用になったかと思う。ANAやJALに株価の高価を期待しているわけでもないので、配当金と株主優待券しか興味が無い。
他に別の銘柄に手を出そうかと思っていたが、あまりにも急激に株価が上がり始めたので、その投資のきっかけを失ったので、しばらくは様子を見ることにした。JAL株も買って置いて、また別の人に株主優待券を売ってもいいのだが、なにをして買っているのか意味が無いので、最近は、JAL株を売ってしまおうかとも考えている。海外線にも使えるのであれば、重宝できるのだが、それが使えないので意味が無い。
個人的にも、もうちょっと買い増ししたいなとか、配当金が多い銘柄を調査をし始めていたところだったので、こういう下がった時期に株を買うのはいい事かなとおもった。銀行に寝かしていても意味が全く無いので、投資して稼ぐのはいい事かもしれない。もともと出張が多かったので、航空会社株を買ってその優待券を買うことで、出張時に金を節約したいということから株主投資をしたのがきっかけである。別に金儲けしたいというのがきっかけじゃなかったのであるが、配当金の低さにヘキヘキしていた。調べると他にも配当金が高いものがたくさんあることを発見。手ごろな値段で配当金と優待サービスがあるのを調べると、ちょっと楽しくなる。
そうは言っても、何かの機会に親と国内に行こうとした場合、いま手元に半年で4枚分の優待券しかないため、自分の分も入れて最低でも6枚にしたいという欲望もあった。6枚あれば、年間2回は国内旅行が出来る計算になる。使える時期はいつでも可能なので、年末年始だろうがお盆だろうがいいし、変更することも可能だし、こんな便利な制度は無い。毎年どこかに親を連れて行っているという親孝行者なので(自称)、そう考えるとあと2000株は最低でも買って置こうと思った。値段から考えるとANAよりJALの株価が低くてお手ごろである。さらに、意外にJAL愛好家というのが多く、周りに北海道や九州出身の人も多く、彼らが帰省するときに優待券があったほうが、お金をセーブできるということから、前から「優待券がゲットできたら売ってください」と言われていた。金券屋にもっていっても、1000円にしかならないし、これをまともに金券屋で買うと今は1万円になるという自体なので、買うほうからみると、5000円~6000円くらいで売ったほうがお得だし、特割がつかえない期間でも使えるとなると重宝だ。売るほうから見ても、1000円にしかならないのに、5000円くらいで売れれば、儲けものだ。需要と供給が合致しているので、JAL株の株主優待券は結構売れる。しかし、なぜかANAについては売れない。だから、自分で使うしかない。自分で使う機会というのは、出張があれば使えるが、最近は出張が無いので使うときが無い。となると、家族で使うのが一番だ。
一時期450円を超えていて、もう買い増しするのは嫌だなとおもっていたが、11月の三連休前に411円までANA株が下がったので、これは買うしかないと一大奮起して、早速買い増しをした。今回は4000株の買い増し。結果的には11月22日に412円で買い増ししたため、手数料とか入れると415円で買い増し。前回買った株とあわせると、購入単価が428円になって、なかなか良い資産運用になったかと思う。ANAやJALに株価の高価を期待しているわけでもないので、配当金と株主優待券しか興味が無い。
他に別の銘柄に手を出そうかと思っていたが、あまりにも急激に株価が上がり始めたので、その投資のきっかけを失ったので、しばらくは様子を見ることにした。JAL株も買って置いて、また別の人に株主優待券を売ってもいいのだが、なにをして買っているのか意味が無いので、最近は、JAL株を売ってしまおうかとも考えている。海外線にも使えるのであれば、重宝できるのだが、それが使えないので意味が無い。
ジャニーズの欲望
毎日のテレビでジャニーズのタレントが出ていない日というのはまずありえない。しかし、ジャニーズのタレントが出ている番組ほど、全然面白いと思わないのは何故だろうか?メディアに露出しすぎだから、飽きてきたからなのだろうか?それとも、元々能力も無いのに、ジャニーズの営業があまりにもテレビ局に入り込んでいるために、否応なしにテレビ局もジャニーズのタレントを使わざるを得ず、そのために視聴者無視でジャニーズを儲けさせるための番組が作られているからなのだろか?そんな疑問を全部解消してくれるのがこの著作だろう。
ジャニーズの悪口を言うマスメディアはまず存在しない。ジャニーズを敵に廻すと仕事が廻ってこなくなるとも言われているくらい、ジャニーズ事務所は事務所自体がヤクザ的な役割を演じているからなのだろう。ジャニタレが事件を起した場合の揉み消し方が上手いのは有名だが、そのタレントの復活劇も見事に仕組んでいるというのも良くある。しかし、上手く行かなかったのは最近の例では、KAT-TUNの赤西仁だろう。言い換えれば、ジャニーズの思惑としてはポストSMAPとして大々的に売り込みたいKAT-TUNだが、上にSMAPが居るために、その座が空かないからいまいちまだKAT-TUNが、芸能界では無くてはならない存在になれない証拠なのだと思う。いまだにKAT-TUNの6人のメンバーが、10代以外の人に「他の人はだれ?」と思われているのがその証拠だろう。しかし、ジャニーズ事務所はたくさんの露出を使って彼らの存在をアピールしているのだが、SMAPを消さない限りにおいては無理だろう。しかし、ドル箱のSMAPを消すことは、ジャニーズ事務所にとっては土台無理なことだろうし、SMAPのメンバーが自らジャニーズ事務所を辞めるということはまずありえない。しかし、30歳も過ぎて、未だに「アイドル」なんて言っているジジィアイドルであるSMAPよりは、ジャニーズ事務所として早く後継者として若いタレントを売り出して、SMAPなみに長期間長持ちさせたいという気持ちもあるため、その葛藤に苛立っていることは確かだ。
しかし、何故ここまでどこのチャンネルを捻ってもつまんないジャニーズタレントが出てくるようになったのか、そして、ファンはどうジャニーズ事務所と絡んでいるのかというのかが、熱狂的なファンじゃない人間にとっては、どうも納得がいかないところがある。まぁ、どの宗教においても、そのグループにどっぷり嵌ってしまうと、その泥沼の存在自体も、ましてや周りのことも見え難くなるのは当然だろう。
じゃ、こうも似たようなキャラクターが無いタレント集団に対して、熱狂的なファンがずっとついているのだろうかという疑問から、本は解消してくれる。売り出し中のタレントに対して、さも「賑わっています」とアピールさせるためのファン動員も仕組まれた創価学会の選挙戦と同じようなものだという理屈がある。ファンは、本当はSMAPのような超有名グループのコンサートのいい席を取りたいがために、どうでもいいようなジャニーズのこれからのタレントのコンサートやイベントに参加しているようだ。そうしないと、お目当てのタレントのイベントに参加する資格さえ与えてくれないのだ。これはジャニーズ事務所が自ら宣伝をする必要も無く、ファンを動員して無理やり、ファンを自らの代わりに宣伝部員として使っているのだ。
しかし、ジャニーズ事務所は常に成功をしているというわけでもない。過去に数々の失敗もしていることも明記されている。しかし、その失敗を土台にどのようにしたら解決できるかという底力も持っているところがジャニーズ事務所が、いまだに芸能界を君臨している理由なのだろう。反町隆史がジャニーズ事務所に元々居たことは有名だが、辞めたあと圧力をかけて芸能界に登場させないようにしても、実力がある芸能人なのでファンは黙っていないし、現に彼は今でも活躍している。しかし、ジャニーズ事務所との関係は良くない。DA PAMPについても同じで、ジャニーズ以外の男性グループは、絶対許したくないジャニーズ事務所にとっては、各方面に圧力をかけたのだが、DA PAMPは踊れるし、歌は本当に上手いし、本当に実力があるので、ジャニーズ事務所の圧力は「あほ」と一般人に認識させてしまったのも分かりやすい例だ。どんな大舞台でも口パクしか演じないし、中途半端な踊りしかできないタレントよりも、本当に上手い演技をするタレントに対しては、一般人はファンとしてちゃんと根付くのである。
何を演じても「キムタク」キャラから脱することが出来ない木村拓哉だが、いちおうドラマは過去は「当たっていた」と言えようが、ここにきて、あのワンパターンな演技に嫌気を指している一般視聴者は多いだろう。ちょっと前にあった「華麗なる一族」では、キムタクだけが現代人の風貌と演技をしており、「お前は少し前の時代を演技できないのか?」とそのタレント性の限界をのぞかせるようなドラマがあったことは記憶に新しい。しかし、昔からのファンは多い。雑誌an-anが毎年「抱かれたい男1位」にしているのは、あれは本当のファンが1位として投票していないのは誰が見ても分かることで、ジャニーズ事務所が裏で金を積んでいるということと、an-anの雑誌編集者がジャニーズ事務所に傾倒しているからなのだ。どうでもいいようなジャニタレが上位に出ているのを観れば、一目瞭然だろう。なぜ、当時は超ブレークしていた速水もこみちより、ブラウン管を通してわがままぶりと育ちの悪さを露呈しているバカ・自称アイドル中居正広のほうが上位なのか、未だに理由がわからん。顔も悪いし、能力ないし、声は汚いし、作り笑い丸出しの気持ち悪い顔をたまに雑誌に出ているのを見ると腹立つのに、なぜあんなのが上位?とおもう。
音楽CDに関しても、ジャニーズ事務所が総力をかけて発売最初の週は1位になるように金を積んでいるのも分かりやすい。しかし、1位を取ったという事実だけは残るので、ファンを騙すことは容易だ。次週になったらランクが圏外になっている場合の多くは、まさしくこの金で買ったランクなのである。本ではその仕組みを詳細に書いているので、興味があるひとは是非読んで貰いたい。
あとは、ジャニーズ事務所に関連する全ての会社とその会社が何を行っているのかが克明に書いているのも反ジャニーズの人間にとっては面白く読める。ジャニーズエンターテイメントを設立したいきさつや、そういえば、いままでavex traxを使っていたのに、いつの間にジャニーズエンターテイメントになったんだっけ?という理由がこれを読めばわかる。金をいかにジャニーズ以外のところに落とさせないかという戦略的なところは勉強になる。まさに、西武王国が過去に君臨していたときと同じような構造なのが面白いのだが、西武の例を見ていると、所詮、化けの皮が崩れたときに崩壊するのだろうというのが想像できる。
サクサクっと読める本なので、是非ブックオフとかの本屋で見つけたら買うことをお勧めしたい。自分もブックオフで100円で買って知った本だが、ジャニーズ事務所の圧力によってこの本は絶版になっているはずなので、見つけたら買っておこう。
ジャニーズの欲望―アイドル資本主義の戦略と構造
鹿砦社編集部
鹿砦社 1998年12月出版
タブーの世界地図
世の中どうしてこう言うことが起こるのだろう?と不思議なことは多い。それも国家間の場合の出来事はまさにそう思うのが多いのだが、それは大体において、事件が起こっている国家間の歴史的背景や文化的背景が原因であることがほぼ100%である。歴史的背景というなかにはもちろん利害関係というのも大きく入っているのは否めない。現在だと、一番分かりやすいのは、アメリカを中心とした利害関係の縮図だろう。中東利権に関しては、アメリカは自分たちが主導的に行っているのではなく、イスラエルが背後でコントロールしているためにアメリカが否応なしにイスラエル以外のアラブ地域といまいち良くない関係になっているし、中国に関しては「我は一番」という中華思想のために国境線を巡る紛争は昔から収まっていない。普通の解説書であれば、それぞれのジャンルにおいて1冊の本ができるものを、脳みそがアホでも分かりやすいように書かれて、まとめているところが読みやすく書かれているのがこの本である。
だいたい国家間で気になることがまとめて書いているのだが、分かりやすく解説しているのはテロリストの世界地図だろう。イスラム世界がいまでは有名になってしまったが、テロリスト集団はなにもイスラム教信仰者ばかりではなく、キリスト教世界にもいるし、当然日本にもいる。世界で「日本赤軍」といえば、昔は無く子も黙るテロリスト集団であったことは言うまでも無い。他にも世界中にはテロリスト集団がわんさかいるのだが、彼らが何を攻撃対象にしているのか、どこで活躍しているのか、過去にどのような活動をしたのかというのもまとめられているので分かりやすい。
国家間だけではなく、1つの国のなかでの内紛が何故起こって他国の軍隊が乗り込んでくるようになったかという例を、アフガニスタンと旧ユーゴスラビアの例で挙げており、それぞれの勢力がどう分かれていたのかというのも書かれているのは、あーっ、なるほどーと納得できる。内紛や内戦というのもは、日本では戊辰戦争以降起こったことが無い過去の遺物になってしまっているので、現代人にとってはあまりピンとこないのだが、世界中では普通にいまでも内戦・内紛は起こっているのが常識だ。特に経済発達が未熟なアフリカやアジアでは多い。さらに本当は起こっているのだが、情報統制のために外部の人間がなかなか知ることができないという内戦・暴動・内紛というのもかなり多い。中国や隣国のカザフスタンやキルギスがまさしくそうだろう。所謂「もみ消している」のだから。
最後には、軍事国家や軍事産業、そして軍事同盟にもメスを入れており、誰が世界の紛争をコントロールしているのかというのが一目瞭然の地図があるのも圧巻だ。結論としてアメリカが世界最大のテロ輸出国家だとしている。アメリカの軍事産業は、就労人数から考えると、アメリカ経済の中心でもあるので、世界のどこかで紛争でもしていないと、アメリカ製の武器が輸出できず、失業問題になってしまうからである。だから、アメリカは10年おきくらいに、「武器在庫一層廃棄セール」と銘打って、どうでもいいところに、必要以上のミサイルや武器をぶち込んで、最初の名目はなんだったか後になったら誰も分からない状態の泥仕合を仕組みとして定期的にやらないと国内経済が持たないという状態なっているのが笑える。しかし、自国への攻撃は絶対に許さないという単なるわがままぶりを世界中に振りまいているのも更に子供だましで笑えるところだ。そういう解説も書いているので是非一読して欲しい。
500円以内にこれだけ「あっ、なるほどー」と納得してしまう内容が書かれているのは他に無いと思うし、あっさり読むことが出来るので、行き帰りの電車の中で気軽に読んで貰いたい。別に右翼・左翼のどちらにも傾倒している内容ではないので、素直に読めることだろう。
国境を越えるタブーの世界地図
世界情勢研究会編
永岡書店
486円
丸かじりドンキホーテ
世界最大量の出版物というのは、キリスト教の聖書であることは誰でも分かる。しかし、その次に多い出版物というのは何だろうというと、意外にほとんどの人は何だろうか答えることが出来ない人が多いのではないだろうか。実は、「ドン・キホーテ」なのだそうな。東方見聞録とかシェークスピアのいずれかの書物か、またはゲーテかジュリアス=シーサーのガリア戦記あたりかなーと思う人は多いだろうが、どれも違うのだそうな。ちなみに、日本での最大量出版物は、これも意外に知られていないが、「電話帳」である。誰も「購入する出版物」を対象としているわけではないのを改めて言及しておく。
しかし、名前は知っていても、ドン・キホーテの物語とは一体どういう内容なのか答えられる人はどれだけ居るのだろうか?この本の中でも「スペイン人でさえも全部読んだことがある人はいない」ということが書かれている。確かに、源氏物語や平家物語の内容は知っていても、全巻詳細に読破したひとは文学系以外の人でどれだけの日本人が読破しているのか疑問である。自分もその中の一人である。世界第2位の出版物であるにも関わらず、このありさま。その理由は、ドン・キホーテが実は長い物語であること、当時のスペインの風土・文化・思想・政治についての知識がないと、その物語の面白さを理解できないということが、日本人にとってもハードルの高さがあるのだろうとおもう。確かに、ドン・キホーテの物語は、小学生向きに簡単に書かれたり、絵本のようなものにして売られているものがあるが、それは所詮子供だましであって、全体のあらすじは分かっても詳細のあらすじと物語が「バカ受け」する理由は知ることができない。文学作品においてはどれも同じだと思うが、その書物が書かれた時代背景を知らないと、全然理解できないのだろうなというのは感じた。
作者もその点を痛快に述べて、じゃぁ、途中で諦めてしまうドンキ・ホーテを、出版当時仕事をしなくても読ことに熱中するひとが多かったという、いまでいうところの、ハリーポッターの出版と同じような現象が起こったことの解説がされているものが良い。もちろん、物語をこの本の作者なりに簡潔にまとめているところもいいが、過不足無く簡潔にまとめているところもいい。これを読むと、スペインという国がどのような国であったのか、そして、いまではスペインの観光地で有名になったところが、なぜ有名になったのかというのも理解できる。ドン・キホーテを読まずして、スペインを観光することは、全く意味が無いことも分かる。観光旅行の企画で、ドン・キホーテの道筋を歩くという企画を見たことがあるのだが、それって、物語を読んだことが無い人にとっては全く意味が無いだろうなとおもう。買物しか興味が無い人にとっては、買物が出来ない場所への観光は、買物と買物の間の余興にしか思われないと思うので、そういう人は別に海外にまで行って買物する必要はなく、銀座や表参道で買物をしていたほうが断然安いはすだから、こういう本を読む必要は無いのだろう。ヨーロッパ人にとっては、教養は重要な会話のファクターであるので、これはアジア人にとってはなかなか難しいハードルである。ドン・キホーテあたりは超基礎的な物語であるので、これを知らずしてスペインに行くことほど恥ずかしいものは無い。無知のままスペインに行って、それなりに感動して、帰国することは、単なるその観光客の自己満足としかない。
表面的なスペインを知っているだけでは、観光旅行をするにはつまらないとおもう。それで十分だという人は不必要なことだろう。金が続く限り買物を続けて貰えればいいとおもう。そうじゃない何故スペインに観光旅行にいくのかと考えた人は、是非一度はドン・キホーテを読んでからスペインに行くことをお勧めする。そのドン・キホーテを最初から詳細に読むのが面倒くさいという人にとっては、この解説本を読んでから行くのがいい。これを読めば、食文化、キリスト教とイスラム文化の融合、そしてスペイン王国の文化というのがすぐに理解できるだろう。ましてや、ドン・キホーテの軌跡を辿ろうとする人は、道中の町で何をするべきか、何を見るべきかというのがよくわかるはずだ。きっとどのガイドブックよりも重要なことが書かれていると思う。
孫文
孫文は中華民国の建国の父でもあり、中共のほうでも建国の父として崇められているのは周知の事項であろう。数千年続いていた中華世界の専制君主制を倒し、世界で最初の民主国を設立したのは大きな功績だろうが、彼はもともとそんなつもりで当時の王朝である清朝をぶっ潰したのではない。満州族つまり、漢民族にとっては夷てきだった民族が中華を治めていることが嫌だったのだろう。孫文が居た広東の地は、政治の中心地である北京から遠いところにあるので、なおさらその気持ちが大きかったし、多くの漢民族が同じような思いだったようだ。しかし、声を大にして清朝の悪口を言う事はできないし、集会をすることは法律で禁止されている。これはいまのシンガポールと同じである。公で政治不満や政府を馬鹿にすることは許されない。となると、アングラな世界を作ってそこで集会をし、仲間しかしらない暗号を使って秘密結社を作る必要がある。そこから生まれたのがいまのチャイニーズマフィアだということは実は重要だ。
この本は小説であるのだが、ほぼ史実を忠実に反映しているため、清朝転覆から孫文が死ぬまでの功績ややったことや失敗がほぼ全部網羅されている。中国の歴史の中で一番面白いのは、アヘン戦争以降から第2次世界大戦終了までの時代である100年間だろう。一番の激動の時代であり、たくさんの本を書いても書ききれないものだと思う。そして孫文はそのなかでも重要な登場人物の一人だ。孫文の名前は三民主義を掲げたひとというのでは知られているが、あまり日本人にとっては孫文のことは知らない人が多いのではないだろうか。台湾にいけば、中山記念堂を建てているくらい神様に崇められているが、日本ではチちょび髭のオヤジとしか認知されていないのが一般的だと思う。実は、日本にも何度も来ており、そこで清朝転覆のための協力者をたくさん作り、資金を集め、当時の日本の有力な政治家を巻き込んでいたのだ。日清戦争のあと、日本は中国にとって最先端技術と思想を持ち、中国よりも優れた身近な国という認識をされていたために、中国人にとっては当時もいまも日本への留学が盛んに行われていたこともバックアップされていたのだろう。
陳舜臣の小説はいつもながら、詳細の内容がかかれているため、膨大な中国に関する資料を集めて、知識の宝庫をもっているひとだと感心してしまう。孫文に対する知識も半端じゃない量を持っており、孫文と関係した数々の人たちとの関係も、この小説を通してすべて読み解くことができるので、大変勉強になり参考になる書物だとおもう。単なるチョビ髭のおっさんではないことも理解できるだろうし、中国最大の詐欺師と言われてしまっていたこともままあったようだが、何故そう中国人に思われるようになったのかも分かるし、中国人にありがちな自分の利権のために他人の利権を潰してでも成り上がって見せたいという欲望が渦巻いていたということも分かるし、世界中に広がったチャイニーズマフィアの卵のような組織が世界各地でどのような役割を演じたのかというのも良く分かる。また、清朝が一番の「お尋ね者」とみなしていた孫文を、ロンドンで拉致監禁したことが、さらなる孫文を世界中に名を広めてしまったという汚点も知ることができる。おかげで、いつでも暗殺できたはずなのに、暗殺できなくなってしまった清朝の愚かさが露呈されていて、歴史とは本当に痛快で面白いと改めて感じさせてくれる。
医師であり、キリスト教徒であり、革命化であり、集金能力の高い政治家でもあった孫文であるが、同時もいまもやはり世界各地に中国人が広がっているが、知人・同郷人というツテという伝手を使って何かを成し遂げようとしている考え方は、今も昔も中国人には変わらない考え方なのだなと改めて認識してしまうし、日本人とは異なり自分の生まれた土地はどうでもよくて、外に出てそこで成功したところが自分の故郷であると思う気持ちは日本人にはなかなか理解できない部分でもある。日本人であれば、自分が先祖代代管理している土地があるから、なかなか違う土地で成功を望むために移住したいという人は少ないのだが、中国人にとっては土地は一時的に定住した場所であり、財産ではないと考えているところの根本的な違いなのだろう。孫文の兄弟も親も、ハワイにその当時から移住して財を成していたし、孫文自体も故郷の広東省から脱出して、まだ植民地であったマカオで病院を開設していたし、こういう外に出て行こうという精神を物語を通してでも知ることはできる。
ちなみに、外国にでて成功している中国人が多く、客家系であるといわれている通り、孫文もやっぱり客家の人だった。広東省梅県といえば、客家のなかでも中心的な客家の集まる場所でもあるからである。純粋の漢民族である客家系のひとであればあるほど、清朝の中国支配は許したくなかった事実なのだろう。「復明倒清」をお題目のように唱えていたのは分かる気がした。
孫文(上)(下) - 陳舜臣
中公文庫
各 720円
この本は小説であるのだが、ほぼ史実を忠実に反映しているため、清朝転覆から孫文が死ぬまでの功績ややったことや失敗がほぼ全部網羅されている。中国の歴史の中で一番面白いのは、アヘン戦争以降から第2次世界大戦終了までの時代である100年間だろう。一番の激動の時代であり、たくさんの本を書いても書ききれないものだと思う。そして孫文はそのなかでも重要な登場人物の一人だ。孫文の名前は三民主義を掲げたひとというのでは知られているが、あまり日本人にとっては孫文のことは知らない人が多いのではないだろうか。台湾にいけば、中山記念堂を建てているくらい神様に崇められているが、日本ではチちょび髭のオヤジとしか認知されていないのが一般的だと思う。実は、日本にも何度も来ており、そこで清朝転覆のための協力者をたくさん作り、資金を集め、当時の日本の有力な政治家を巻き込んでいたのだ。日清戦争のあと、日本は中国にとって最先端技術と思想を持ち、中国よりも優れた身近な国という認識をされていたために、中国人にとっては当時もいまも日本への留学が盛んに行われていたこともバックアップされていたのだろう。
陳舜臣の小説はいつもながら、詳細の内容がかかれているため、膨大な中国に関する資料を集めて、知識の宝庫をもっているひとだと感心してしまう。孫文に対する知識も半端じゃない量を持っており、孫文と関係した数々の人たちとの関係も、この小説を通してすべて読み解くことができるので、大変勉強になり参考になる書物だとおもう。単なるチョビ髭のおっさんではないことも理解できるだろうし、中国最大の詐欺師と言われてしまっていたこともままあったようだが、何故そう中国人に思われるようになったのかも分かるし、中国人にありがちな自分の利権のために他人の利権を潰してでも成り上がって見せたいという欲望が渦巻いていたということも分かるし、世界中に広がったチャイニーズマフィアの卵のような組織が世界各地でどのような役割を演じたのかというのも良く分かる。また、清朝が一番の「お尋ね者」とみなしていた孫文を、ロンドンで拉致監禁したことが、さらなる孫文を世界中に名を広めてしまったという汚点も知ることができる。おかげで、いつでも暗殺できたはずなのに、暗殺できなくなってしまった清朝の愚かさが露呈されていて、歴史とは本当に痛快で面白いと改めて感じさせてくれる。
医師であり、キリスト教徒であり、革命化であり、集金能力の高い政治家でもあった孫文であるが、同時もいまもやはり世界各地に中国人が広がっているが、知人・同郷人というツテという伝手を使って何かを成し遂げようとしている考え方は、今も昔も中国人には変わらない考え方なのだなと改めて認識してしまうし、日本人とは異なり自分の生まれた土地はどうでもよくて、外に出てそこで成功したところが自分の故郷であると思う気持ちは日本人にはなかなか理解できない部分でもある。日本人であれば、自分が先祖代代管理している土地があるから、なかなか違う土地で成功を望むために移住したいという人は少ないのだが、中国人にとっては土地は一時的に定住した場所であり、財産ではないと考えているところの根本的な違いなのだろう。孫文の兄弟も親も、ハワイにその当時から移住して財を成していたし、孫文自体も故郷の広東省から脱出して、まだ植民地であったマカオで病院を開設していたし、こういう外に出て行こうという精神を物語を通してでも知ることはできる。
ちなみに、外国にでて成功している中国人が多く、客家系であるといわれている通り、孫文もやっぱり客家の人だった。広東省梅県といえば、客家のなかでも中心的な客家の集まる場所でもあるからである。純粋の漢民族である客家系のひとであればあるほど、清朝の中国支配は許したくなかった事実なのだろう。「復明倒清」をお題目のように唱えていたのは分かる気がした。
孫文(上)(下) - 陳舜臣
中公文庫
各 720円
2007/11/16
北海道のキャラメル
協力会社で北海道の人が東京にやってきたので、事前に勝手にお土産をリクエストしたのが、北海道では有名になってしまった「じゃがぽっくる」だ。それだけを買ってきて欲しいと思っていたのだが、それだけではなく、変なキャラメルも一緒に買ってきてくれた。
写真の通り、今回は2種類の変なキャラメルだ。1つは日本酒「北の譽」味のキャラメル。そしてもう1つはサッポロビール味のキャラメル。どちらも酒の味のキャラメルだ。パッケージから考えて、どうみても怪しさ満点なのだが、これが、封をしているのにもかかわらず、匂いがとても強烈で酒の匂いがぷんぷんしてくる。いちおう、パッケージには「アルコール分は飛ばしています」と書いているのだが、匂いだけから判断したら、「そんなの嘘だろう?」と思うような匂いをしてくる。
「北の譽」のほうは、酒麹の味がそのまま堪能できるものだった。口の中に少し入れたままにしていると、自然に涎が口の中に貯まるが、そのまましばらく溜めたあとに飲み込むと、まさしく日本酒を飲んでいる気分と全く同じになるから不思議だ。アルコール分が全くないので酔っ払っているわけじゃないのだが、気分的にポーッとしてきて飲んだ後のような気分になるのは、単なる気のせいだろうか?
「サッポロビール」のほうは、あのビール独特の苦味だけがそのままキャラメルになったという感じだ。ラガーだろうが、生だろうか、そういうのは全然わからない。とにかく、ビールの苦味だけを堪能できる変なキャラメルだと思った。
新千歳空港の売店で買ってきたということを言っていたのだが、なんでこう北海道には訳の分からないキャラメルが多いのだろうか?
写真の通り、今回は2種類の変なキャラメルだ。1つは日本酒「北の譽」味のキャラメル。そしてもう1つはサッポロビール味のキャラメル。どちらも酒の味のキャラメルだ。パッケージから考えて、どうみても怪しさ満点なのだが、これが、封をしているのにもかかわらず、匂いがとても強烈で酒の匂いがぷんぷんしてくる。いちおう、パッケージには「アルコール分は飛ばしています」と書いているのだが、匂いだけから判断したら、「そんなの嘘だろう?」と思うような匂いをしてくる。
「北の譽」のほうは、酒麹の味がそのまま堪能できるものだった。口の中に少し入れたままにしていると、自然に涎が口の中に貯まるが、そのまましばらく溜めたあとに飲み込むと、まさしく日本酒を飲んでいる気分と全く同じになるから不思議だ。アルコール分が全くないので酔っ払っているわけじゃないのだが、気分的にポーッとしてきて飲んだ後のような気分になるのは、単なる気のせいだろうか?
「サッポロビール」のほうは、あのビール独特の苦味だけがそのままキャラメルになったという感じだ。ラガーだろうが、生だろうか、そういうのは全然わからない。とにかく、ビールの苦味だけを堪能できる変なキャラメルだと思った。
新千歳空港の売店で買ってきたということを言っていたのだが、なんでこう北海道には訳の分からないキャラメルが多いのだろうか?
HSBC
ようやく日本でも世界最大規模の銀行であるHSBCが個人向けのサービスを始める。日本以外の世界中で、HSBCは存在するため、本当なら海外に行くときに、HSBCに預けたいところであったが、今まではそれを実現するためには香港に行って、自分で口座を作るしかなかった。しかし、そんなことをしなくてもHSBCに口座を日本で作れるのであれば、こんな楽なことはない。しかしながら、その対象者は、やっぱり金持ちしか相手をしないのは変わらない。貧乏人の資産を預けるのは、預かり保管メンテナンスをするだけでも面倒くさいからだろう。それは納得だ。いまは、どこの銀行に預けても利率が全然良くないので、日本の銀行に預けたくないというひとは多いはずだ。それを今回はHSBCが日本で本格的に稼動することによって、世界標準の利率を日本に居ながらにして受けられることができる可能性がでてきたので、これは1000万円以上の資産を持っている人は、ごっそりHSBCに移るのではないだろうか?
個人的にはそろそろHSBCに機会があれば移したいと思っていたので、これを機会に移すことを検討してみたい。
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欧州最大手銀行HSBCグループ傘下の香港上海銀行は日本で個人向け金融(リテール)サービスを提供する拠点として30~50店舗を開設する。まず 2008年1月に東京・広尾に第1号店舗を開設する認可を金融庁から取得した。今後も東京や大阪をはじめとする全国の主要都市に拠点網の開設を進め、富裕層の資産運用需要を取り込みたい考えだ。
対象とする顧客層は1000万円以上の資産を持つ個人。投資信託や外貨預金などの資産運用の相談窓口、顧客にくつろいでもらう専用スペースのほか、ATMやインターネットバンキングが利用できるパソコンなどを店舗内に置く。
金融庁の認可取得を前提に東京・赤坂にも支店を開設する方向で準備を進めている。
HSBCは1996年以降、個人向けには3億円以上の資産を持つ富裕層向けプライベートバンキングサービスを提供している。団塊世代の大量退職に伴う退職金の運用など個人の資産運用需要の拡大を背景に、リテール業務に参入する。
2007/11/15
ラトビア建国記念日
11月18日は、バルト三国の1つであるラトビア共和国の独立記念日(Latvijas Republikas proklamesanas diena)である。旧宗国であるロシア帝国から1918年に独立したときの記念日である。しかしながら、その後のラトビアは、時代に翻弄されて、ロシアからソ連になった巨大国にまた結局飲み込まれてしまったのはご存知の通り。1991年に正式にまた独立したという経緯がある国だ。首都はRiga(リガ)で総人口は約239万人、面積は6万4589平方キロメートルで北海道の 8 割程度。バルト三国への日本人観光客はまだまだ少ないのは、バルト三国のことをほとんど日本人が知らないからである。だいたい歴史の強化しや地理の教科書で、この地域のことをまともに教えてもらった記憶がない。そのくらい、未知の国である。じゃ、なにか特別のものがあるのかとおもったら、これもない。だから、観光客が行かないのだ。決して国全体が発達しているわけじゃないのだが、徐々にインフラ設備がいまはできてきており、他国のヨーロッパ人による観光としては注目されている場所では有る。だから、現在、首都リガにはメジャー資本のホテルがバンバン建設されているようで、それだけ注目されているようなのだ。
街並みは素朴な感じが残っているし、変に社会主義時代の殺風景な建物しかないというような場所でもない。人込みが嫌いだけど、ヨーロッパの端くれを堪能してみたいという奇特な人にとってはいいところだろう。
ラトビアにいくには、ヨーロッパの主要都市から乗り換えていくのが一般的である。だいたい主要都市からリガ行きの飛行機はあるので、それを利用するのがいいだろう。
ラトビア観光局 : http://www.latviatourism.lv/info.php
Volvo with iPod
車にもデジタルポータブルプレイヤーが標準搭載というのが一般的になるのだろうとおもうのだが、たかが、iPodを載せているということで、その車を買う人って一体どんな道楽ものなんだろう?と思う。ラジオを聴くより自分の好きな曲ばかりを集めた音楽ファイルばかりを聞くというのは、自分の世界に閉じこもるものとして有意義なツールなんだろう。しかし、天下のボルボが、iPodと組むのはわかるが、宣伝してボルボの売上を上げるようなものではないだろうなという気がした。
日本仕様なのですべて右ハンドル。値段は普通のボルボの値段とあんまり変わらないだろうな。
C30 with iPod® ¥3,580,000
S40 with iPod® ¥3,780,000
V50 with iPod® ¥4,090,000
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iPod(R)とともに走り、iPod(R)を最大限に楽しむための特別限定車
ボルボC30/S40/V50 with iPod(R)- 2007年11月17日(土)から販売開始
ボルボ・カーズ・ジャパン(本社:東京都港区、代表:リチャード・スナイダース)は、米国Apple社の携帯音楽プレーヤーiPod(R)を最大限に楽しむための特別限定車「ボルボC30/S40/V50 with iPod®」を2008年モデルに設定、2007年11月17日(土)から全国のボルボ・ディーラーで販売を開始します。
車内でのiPod(R)操作性を大幅に向上させる「iPod®ミュージックインターフェース」を装備専用シートカラーのモダンなインテリアと、カラフルなボディカラーによる特別なカラーコーディネーション高音質のiPod®の魅力を存分に引き出すDYNAUDIO社製スピーカー搭載の「プレミアムサウンド・オーディオシステム」を装備
●iPod(R)などのポータブルミュージックプレーヤーをドライブに活用するユーザーが増加
2001年の登場以来、今やポータブルオーディオの代名詞として、クルマと音楽を結びつける上でも不可欠なアイテムとなったiPod®。累計11,800万台(全世界:出典Apple社公式ホームページ)という異例のヒット商品として、ミュージックフリークのみならず一般生活者にもユーザーが多い同製品は、携帯電話の機能設計にも影響を与えるほどであるのはご存知の通りです。近年では、カーオーディオの主流としても多くのユーザーがiPod®をはじめとしたポータブルミュージックプレーヤーを使ってドライブを楽しむようになりました。すでにボルボ車ではミニプラグコードでiPod®などのポータブルミュージックプレーヤーが接続可能な「AUXインプット」を2008年モデル全車に標準装備しているほか、2008年モデルC30、S40、V50、C70、新型V70、新型XC、S80には車内でのiPod®操作性を大幅に向上させる「iPod®ミュージックインターフェース」をディーラー装着アクセサリーとして導入しています。
さらに今回ボルボは、今年7月にデビューし、先ごろ「2007年度グッドデザイン賞」を受賞した2ドア・プレミアム・コンパクトクーペ「C30」と、同じく9月にデビュー以来初めて内外装を一新した「S40」「V50」に、早くもiPod®をテーマとした特別限定車「ボルボC30/S40/V50 with iPod®」を発売いたします。
●「iPod(R)×スカンジナビアン・デザイン」により、一段上のデザイン性を求めるユーザーにアピール
「ボルボC30/S40/V50 with iPod®」は、各車種の主力モデル「2.4i SE」をベースとし、iPod®を楽しむのにふさわしいカジュアルでお洒落な雰囲気を各モデルにも与えた、装備と内外装のカラーコンビネーションを最大の特徴とするモデルです。iPod®/Appleが持つお洒落なイメージと、ボルボ車が追求する洗練されたスカンジナビアン・デザインとの相乗効果により、自分の車に対し、より個性を求めるユーザーへの訴求を行います。また、このモデルをボルボ車へのエントリー車種である「C30/S40/V50」に設定することで、より自分らしさを重視する若いユーザー層に対し、強くアピールできるものと考えています。
●iPod®にふさわしい特別装備の数々
本モデルではiPod®が持つポップながらも洗練されたカラーコーディネートや、スムース&シンプルなデザインイメージとのマッチングに配慮した特別な内外装を採用しています。また共通装備として「iPod®ミュージックインターフェース」はもちろん、DYNAUDIO社製スピーカーやドルビープロロジックIIの採用により定評のある、最高峰の音質を追求したボルボ車最上級のサウンドシステム、「プレミアムサウンド・オーディオシステム」も搭載。デザイン面ではシンプルかつモダンな専用のセンタースタック「バーチャルホワイト・パネル」をはじめ、特別にセレクトされた5種のボディカラー、専用インテリアの「スプリンググリーン」、17インチアルミホイール「Zaurak」(クローム)、バイキセノン・ヘッドライトを採用しています。価格はユニークな特別装備・仕様を施した上、ベースモデルの価格に対してわずか10万円高という高いコストパフォーマンスを実現しました。
本年デビューした「C30」は基本性能のみならず、その高いデザイン性、コンセプトが評価され、ボルボ・ファン層の拡大に成功しました。今回導入する「ボルボC30/S40/V50 with iPod®」は、クルマとiPod(R)に特化したテーマを設定することにより、個性的なクルマを求める新たなユーザーに対し、ボルボへエントリーする新しい機会を生み出すものと期待しています。
また、ご成約いただいた方には「ボルボ・オリジナルiPod®nano」(シルバー/4GB)を納車時にプレゼントするキャンペーンも実施します。さらに、11月17日(土)、18日(日)には全国統一展示会を開催するほか、「アップルストア福岡天神店」では「C30 ith iPod®」の車両展示と来場者対象のプレゼンテーションも行います。
2007/11/13
花園神社の酉の市
新宿に「花園神社」という大きな神社がある。繁華街の新宿なのに、このような神社が立っているのは、現代人からするとちょっと異様な気もするのであるが、街の発展よりも先に神社のほうが建っていたのだから、仕方ない。そして、いつ行っても、だいたい人が結構居たりするのだが、その中でも特に11月になると人混みはすごくなる。それは、東京でも有名な「酉の市」がここで行われているからである。浅草の酉の市は有名なのだが、実は新宿花園神社の酉の市も有名だ。大きなものから小さなものまで、熊手に色々な種類の装飾を施しているものが飾っており、ちょっと「その手」の人ではないかという人たちが、売り子として法被を着て売っている。熊手を買ってくれた客には、拍子と関東3本締めを威勢良く祈願として「その手」の人たち大勢が祝ってくれるから、熊手を買わずともその光景を見ているだけで、なんだか勢いを貰ったような気になる。こういう祭りになると、必ず屋台が出てくるので、それを見ているだけでも楽しい。
飴細工の屋台のところは、やっぱり技が光るので、店の前には客が立ち止まって、職人の技を凝視していた。こういうのは、他の食べもの屋とは全く違うので見ていて楽しくなる。飴細工の店のところをよくみると「ねつ造の伝統」と書いているのがあり、なんとなく笑ってしまった。夏祭りの時期になると、この花園神社を中心にした地域全部が、御輿を持つ役割になっているようだ。だいたい新宿1丁目から5丁目は該当する。新宿2丁目も当然入っているのだが、ここの人たちが持つ御輿を見ていると・・・ちょっと変。やっぱり地域色というものはでるようだ。
飴細工の屋台のところは、やっぱり技が光るので、店の前には客が立ち止まって、職人の技を凝視していた。こういうのは、他の食べもの屋とは全く違うので見ていて楽しくなる。飴細工の店のところをよくみると「ねつ造の伝統」と書いているのがあり、なんとなく笑ってしまった。夏祭りの時期になると、この花園神社を中心にした地域全部が、御輿を持つ役割になっているようだ。だいたい新宿1丁目から5丁目は該当する。新宿2丁目も当然入っているのだが、ここの人たちが持つ御輿を見ていると・・・ちょっと変。やっぱり地域色というものはでるようだ。
2007/11/12
上海坦坦麺
担担麺は中華麺のなかでも個人的には大好きだ。辛いのと、ひき肉の甘味が妙にマッチしたあの味がとても好き。しかし、担担麺は四川料理の分類だとおもっていたのだが、今回ラ王から発売したものは、「上海風」というのが付いている。上海風の担担麺っていったいなに?海鮮ラーメン風の辛味か?よくわかんないなー。有名店の監修というのはたくさんあるが、こういう協力する店はなんの目的で監修をするのだろうか?別にこういうサイドビジネスに手を出さなくても、十分に菜が知られているわけで、純粋の料理で勝負をすればいいのにとおもう。
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-日清ラ王15周年企画 第1弾 六本木「中國飯店」監修-
カップ入り生タイプめん「日清ラ王 上海風担担麺」新発売のご案内
日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、「日清ラ王15周年企画」の第1弾として、カップ入り生タイプめん「日清ラ王 上海風担担麺」を、11月26日(月)より全国一斉にて新発売いたします。
◆開発の意図
「日清ラ王」は、1992年の発売以来15年間、一貫して「生タイプめん」のおいしさと品質を追求し続けてまいりました。今年は「日清ラ王15周年」を記念して、生タイプめんでしか表現できない"特徴のあるめん"にこだわった、プレミアム感のある商品展開を図ります。現在、2008年のオリンピック開催を控えた中国への関心が高まり、とりわけ上海の食に対して大きな注目が集まっています。そこで「日清ラ王15周年企画」の第1弾として、各界の著名人が愛用する名店、六本木「中國飯店」さんに監修をいただき、同店自慢の上海風の上品な担担麺を再現した「日清ラ王 上海風担担麺」を発売します。硬めでストレートの中華細めんと、香酢と花椒の香りと芝麻醤のバランスが絶妙な濃厚スープが特徴です。
当商品の発売により、発売15周年を迎えた「日清ラ王」ブランドの活性化を図ります。
◆商品コンセプト
知る人ぞ知る名店監修のもと、生タイプめんでしか表現できない「本物」にこだわったプレミアム商品。
◆商品特徴
(1)めん
中国のめんの特徴である、硬めで粘りの少ない食感・ストレートの形状・白めの色調を再現したスープのりの良い細めん。
(2)スープ
上品な香酢と花椒の香りに、芝麻醤の濃厚なコクが特徴の上海風の担担スープ。
(3)具材
レトルトの肉味噌を使用。挽肉を胡麻油・花椒・豆板醤等で味付け。食感のアクセントを楽しむタケノコ入り。
◆中國飯店について
創業33年の歴史を持ち、上海・北京・広東・四川など中国各地の一級料理人60数名を現地より招き、本場の中華料理を提供している。東京都内に六本木・三田・市ヶ谷・麻布十番・汐留に5店舗を展開。角界の著名人が愛用する名店として名高い。
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-日清ラ王15周年企画 第1弾 六本木「中國飯店」監修-
カップ入り生タイプめん「日清ラ王 上海風担担麺」新発売のご案内
日清食品株式会社(社長:安藤宏基)は、「日清ラ王15周年企画」の第1弾として、カップ入り生タイプめん「日清ラ王 上海風担担麺」を、11月26日(月)より全国一斉にて新発売いたします。
◆開発の意図
「日清ラ王」は、1992年の発売以来15年間、一貫して「生タイプめん」のおいしさと品質を追求し続けてまいりました。今年は「日清ラ王15周年」を記念して、生タイプめんでしか表現できない"特徴のあるめん"にこだわった、プレミアム感のある商品展開を図ります。現在、2008年のオリンピック開催を控えた中国への関心が高まり、とりわけ上海の食に対して大きな注目が集まっています。そこで「日清ラ王15周年企画」の第1弾として、各界の著名人が愛用する名店、六本木「中國飯店」さんに監修をいただき、同店自慢の上海風の上品な担担麺を再現した「日清ラ王 上海風担担麺」を発売します。硬めでストレートの中華細めんと、香酢と花椒の香りと芝麻醤のバランスが絶妙な濃厚スープが特徴です。
当商品の発売により、発売15周年を迎えた「日清ラ王」ブランドの活性化を図ります。
◆商品コンセプト
知る人ぞ知る名店監修のもと、生タイプめんでしか表現できない「本物」にこだわったプレミアム商品。
◆商品特徴
(1)めん
中国のめんの特徴である、硬めで粘りの少ない食感・ストレートの形状・白めの色調を再現したスープのりの良い細めん。
(2)スープ
上品な香酢と花椒の香りに、芝麻醤の濃厚なコクが特徴の上海風の担担スープ。
(3)具材
レトルトの肉味噌を使用。挽肉を胡麻油・花椒・豆板醤等で味付け。食感のアクセントを楽しむタケノコ入り。
◆中國飯店について
創業33年の歴史を持ち、上海・北京・広東・四川など中国各地の一級料理人60数名を現地より招き、本場の中華料理を提供している。東京都内に六本木・三田・市ヶ谷・麻布十番・汐留に5店舗を展開。角界の著名人が愛用する名店として名高い。
2007/11/10
タイガー航空の韓国拠点会社誕生
シンガポール航空系の格安航空会社、タイガー航空は近く韓国に格安航空会社を設立し、来年にも本格的に北東アジア地域で格安航空路線を開設する。韓国最大の仁川国際空港がある仁川市と共同出資で新しい航空会社を設立するとのことで、仁川国際空港を拠点に日本、中国、ロシア、モンゴルなどに路線を広げる予定なのだそうだ。
新会社は「仁川タイガー航空」。仁川市と韓国の投資家らが51%、残りをタイガー航空の持ち株会社タイガー・エビエーションが出資する。当初はエアバスの中型機「A320」5機体制で運航する。両者は航空会社としての認可を得るため、近く韓国政府と交渉を開始し、北東アジアの格安航空会社としての認可を得る計画だ。
しかしながら、韓国では大韓航空とアシアナ航空が国際路線をほぼ押さえており、既設の済州航空はソウルと済州島などを結ぶ路線を運航している。タイガー航空や仁川市は新格安航空会社設立で利用者の航空便の選択肢を広げられると期待しているが、どこまで既設のメガキャリアと張り合えるのかは、未知数だといえよう。
タイガー航空はシンガポールを拠点にインドやオーストラリア、東南アジア、中国南部に路線を設置済み。韓国での新会社設立で東南アジアの格安航空網が日本を含む北東アジアに拡大することを目的として設立を計画したようだ。同じように、東南アジアの全ての主要拠点間の空路を確保したマレーシアの格安航空会社であるエアーアジアとの格安航空会社間の競争も、今後の動きとして注目ではあるが、東南アジアだけだと共倒れになることを恐れて、ビジネスの分散化をするために北東アジア圏に注目した格安航路の確保を早めに手をうとうとしているのだということも言えよう。
一方、日本は現在政府主導によって、地方空港への国際航空便の乗り入れ緩和に動いており、将来、仁川タイガー航空が日本の地方空港に乗り入れる可能性がある。すでに、主にアシアナ航空が日本の地方都市とソウルを結ぶ航路をいろいろなところで確立しているのだが、それと同じようにソウル以外の国際航路を造ろうとしている動きはある。最近では、中国東方航空や中国国際航空が、まだまだ数は少ないわけが、地方と中国航路の確立もあったりするので、今回の仁川タイガー航空の地方進出がこの地方の国際空港化へ拍車が出てくるのかどうかは疑問だ。
新会社は「仁川タイガー航空」。仁川市と韓国の投資家らが51%、残りをタイガー航空の持ち株会社タイガー・エビエーションが出資する。当初はエアバスの中型機「A320」5機体制で運航する。両者は航空会社としての認可を得るため、近く韓国政府と交渉を開始し、北東アジアの格安航空会社としての認可を得る計画だ。
しかしながら、韓国では大韓航空とアシアナ航空が国際路線をほぼ押さえており、既設の済州航空はソウルと済州島などを結ぶ路線を運航している。タイガー航空や仁川市は新格安航空会社設立で利用者の航空便の選択肢を広げられると期待しているが、どこまで既設のメガキャリアと張り合えるのかは、未知数だといえよう。
タイガー航空はシンガポールを拠点にインドやオーストラリア、東南アジア、中国南部に路線を設置済み。韓国での新会社設立で東南アジアの格安航空網が日本を含む北東アジアに拡大することを目的として設立を計画したようだ。同じように、東南アジアの全ての主要拠点間の空路を確保したマレーシアの格安航空会社であるエアーアジアとの格安航空会社間の競争も、今後の動きとして注目ではあるが、東南アジアだけだと共倒れになることを恐れて、ビジネスの分散化をするために北東アジア圏に注目した格安航路の確保を早めに手をうとうとしているのだということも言えよう。
一方、日本は現在政府主導によって、地方空港への国際航空便の乗り入れ緩和に動いており、将来、仁川タイガー航空が日本の地方空港に乗り入れる可能性がある。すでに、主にアシアナ航空が日本の地方都市とソウルを結ぶ航路をいろいろなところで確立しているのだが、それと同じようにソウル以外の国際航路を造ろうとしている動きはある。最近では、中国東方航空や中国国際航空が、まだまだ数は少ないわけが、地方と中国航路の確立もあったりするので、今回の仁川タイガー航空の地方進出がこの地方の国際空港化へ拍車が出てくるのかどうかは疑問だ。
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