2011/05/14

ドブロブニクカード

ドブロブニクの主要観光スポットを無料で見られるカードがある。名前は「ドブロブニクカード(Dubrovnik Card)」。買える場所は、ホテルやレストラン、そして旧市街のお土産屋などで買うことができる。
カードの種類は3種類で、「1日券」「3日間券」「7日間券(1週間券)」である。それぞれの単価は130HKR / 180HRK / 220HRK であるが、事前にネット経由で購入をしていると、それぞれを10%引きで買うことができるので、117HRK / 162HRK / 198HRKで購入できるので、ドブロブニクでこの券をもう買うつもりがあるのであれば、ネット経由で買うことをお勧めしたい。

カードの有効性を調べてみた。まずは次の8つの観光スポットを無料で観覧することができる。

・マリン・ドルジッチの家 (Dom Marina Drzica)
・海洋博物館(Pomorski Muzej)
・自然史博物館
・アートギャラリー
・ドブロブニクの城壁めぐり
・Dulčić-Masle-Pulitika Gallery
・総督邸(Knezev Dvor)
・民俗学博物館(Etnografski Muzej)

それぞれ単品で博物館類を観覧すると、それなりに値段が高い。特に城壁めぐりだけでも 70HRKもするわけだから、それと、この中で2つ以上の博物館に行けば、実際には元が取れる。個人的には、上記の中で最初は、城壁めぐりと総督邸くらいしか興味が無かったので、そう考えたときには不要だと考えた。ただ、あとで海洋博物館にも行ったことを考えると、このカードを買ったほうが良かったかなーとおもうのだが、同一日で全部廻っているのであれば特をすると思うが、今回は数日かけてドブロブニクの街を探索したので、やっぱりカードなんか買わなくて良かったと思う。

しかし、このカード、有効期間の違いになにがあるのか?というと、それはドブロブニク市街を走るバスに有効期間内に何度も乗り降りできるかということが大きく影響する。たとえば、旧市街に近いところに泊まっているのであれば、特にバスに乗ることは無いだろうが、半島部分のほうに宿泊するのであれば、旧市街に出てくるまでバスに乗るに違いない。気軽に歩いて帰れるというわけじゃないので、バス利用は多くなるだろう。そうなると、このカードの威力は発揮できると思われる。

また、このカードでは提携しているお店で5%~20%の還元を受けられる場合がある。多くの場合は、あまり人が来ないようなレストランや民芸品の店だったりするので、あまりこのカードを使うようなことは無いだろうとおもう。が、それでも、人がこなさそうな場所だったら、きっとジモティー連中しか居ないのだろうから、値段はあってないものだし、より一層カードの意味が無いと思った。

長期間に半島に宿泊地があり、見るところは提携博物館ばかりだというのであれば、それならカードを是非買ったほうがいいと思う。

ドブロブニクカード
http://www.dubrovnikcard.com/

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