2010/12/27

新竹映像博物館

市庁舎の前を歩いていると、突然、映画の撮影機の歴史的展示物みたいなものが現れた。どうやらここは新竹市が管轄する映像博物館である。
入館料は無料であるが、日本統治時代から作られていた映画について、台湾でどのように発展していったかというのを紹介されている建物である。日本時代の映画作りは、最初は日本という国を台湾人に紹介するための教科書映像的なものを作っていたのに違いない。今ならテレビという宣伝ツールがあるが、当時はそんなものがないし、視覚的に洗脳するのは一番手っ取りはやいことだからであるからだ。次第に戦時的なものに内容が変わっていっただろうが、そのとき、映画に対する見る側の気持ちはどうだったのだろうか?実際に今回はこの建物の中に入ったわけじゃない。だから、台湾の映画がどのように成長していったのかというのは資料として博物館にあると思うが、それを見たわけじゃない。しかし、実際にこの建物に行く前には、台湾の映画について多少の知識を入れておいたほうがいいかもしれない。そういう場合には、小山 三郎著の「台湾映画―台湾の歴史・社会を知る窓口」を知識として読んでおいた方がいいだろう。新竹市文化局影像博物館
URL : http://www.hcccb.gov.tw/chinese/16museum/mus_b01.asp?station=101
開館時間:水~日 9:30~12:00、13:30~17:00、18:30~21:00
入館料:無料
住所:新竹市中正路65号.
TEL:03-5285840
FAX:03-5285843

台湾映画―台湾の歴史・社会を知る窓口
著者:小山 三郎
出版社: 晃洋書房
発売日: 2008/11

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