2012/06/09

MK Gold (Bangkok)


 前の晩はあまり遠くにも行く気が無いということと、いきなり伝統的なタイ料理の洗礼を受けて、あまり東南アジア文化に慣れていない両親の舌と胃袋に優しくないというようなことになってもいけないからと、タイ風の西洋料理の店にしてみたのだが、今回はタイ料理のなかでも、日本のすき焼きから変形してタイ風に仕上げられた、タイスキの店に行ってみることにした。

タイでは一番有名なチェーン店になるタイスキの店といえば、「MK ゴールド レストラン(MK Gold Restaurant)」である。タイ全体にチェーン店があり、特に高級というわけでもないから、地元のひとにも大人気のレストランである。

今回行った店は、BTSサヤーム駅(Siam)に隣接したショッピングモールのサヤーム・パラゴンの中にある店にした。サヤーム・パラゴン自体がもうバンコクの中でも1,2を争うくらいたくさんの若い子を中心に集まってくる巨大ショッピングモールであるから、この中に入っているレストランも、どこもかしこも混んでいる。ましてや、タイで有名なレストランになると、待ち行列ができるくらいの人だかりが普通にできていた。この時も店の場所が分からなくて、このフロアーのどこだろう?と思っていたのだが、店の前で列ができていたので、ここかなーと思っていたら、本当にそこだった。
 台北の鼎泰豊は、どこの店もたくさんの人が待っていて、待ち番号が銀行みたいに表示されていたりするのだが、MKゴールドも同じで待ち番号が出てくるので、店に行ったときに番号を伝えられるので、その番号が表示されたら中に入れるというものだ。ただ、用意されるテーブルは、人数によって違うとおもわれるので、あとから来た人のほうが先に呼ばれるということもありうる。少人数で来た方が早く呼ばれる確率は高いのだが、やっぱりタイスキみたいな店は大人数で行ったほうが楽しいので、そういう大人数で行く場合には予約するか、結構待つことを覚悟する必要があるだろう。

MKゴールドの中は見た目は高級志向というのをテーマにしているレストランではあるのだが、シャンデリアや椅子などが実は結構立派なところがすごいタイの雰囲気とマッチしないので一瞬びっくりする。

やっぱり鍋料理はみんな鍋にぶっこんでホクホクしながら食べるのが楽しいのは当然で、タイスキも基本的には同じ。日本の鍋料理と違うところは、たぶん出汁だろう。とんこつや干し魚の出汁がベースになっていると思われるので、スープ自体がちょっと甘い感じがする。そして中にいれる具は、基本セットメニュが用意されており、それプラス自分が追加でほしいものを追加するというスタイルである。基本メニュを別に最初から要らないというひとはそれでもいいのだが、どんな鍋が良いかは自分で最初は決めたいところだろうから、魚系統、牛肉系統、豚肉系統などなど、ベースとなる肉を何にするかによって鍋も変わってくると思う。このときには、シーフードメニュをベースに葉っぱ類を追加で頼むようにした。追加でねぎと空心菜を頼む。しかし、頼んだ烏龍茶はすごいまずかった。


ここでは注文しなかったのだが、点心みたいな鍋とは全く関係ない一品料理も結構用意されている。鍋じゃないものも結構用意されているので、鍋に飽きたという人でも選べるような工夫がここではあるが、そんなサイドメニュばっかりじゃなく、メインの鍋で満足したほうがいいんじゃないのか?というような気がした。

ちなみに、メニュは日本人でもわかりやすいように日本語でも記載されているし、写真も掲載されているので、安心だ。

MK GOLD サイアムパラゴン店 (SIAM PARAGON BRANCH)
URL : ショップ紹介サイト
Address : GF Siam Paragon 991 Rama1 Road, Pathumwan, Bangkok 10330
Open : 10:00~22:00
Phone : 0-2610-9337

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