シンガポール航空でアムステルダムへ（2012年秋版）

シンガポール航空でアムステルダムに行くには、何回か行ったことがあるので、もう慣れっこになっている。いまさら記載することも無いといわれればそうなのだが、やっぱり毎回記載したくなるのが旅行記を書いていると付き物だろう。

いつものとおり、成田に早く到着して、事前チェックインをしていたので、そのままチェックインカウンターに荷物を預けることからこの旅程が始まる。本来なら2時間前くらいに到着すれば良いのだが、混んでいるとイヤなので、成田出発時には早めに到着しているが、今回も例外なく早めに到着した。早く到着するには意味があり、それはチェックインはネット上で事前に行ってはいたが、席を換えてもらいたいときにリクエストが通りやすいからである。ネット上のチェックインでは、前に席が無い、いわゆるエマージェンシー・シートのところに、可能ならば換えて欲しかったのである。なぜなら、そのほうが足がゆったりと延ばせるし、長距離であればあるほど、この席をゲットしたいと思うのである。できれば、シンガポールからヨーロッパに行く路線が13時間くらいあるので、この路線をエマージェンシー・シートに換えて欲しいとおもうのだが、なかなかこれが当たらない。足が延ばせるからという理由と最近はひとつ悩みにもなってきたのだが、トイレが近くなってきたこともある。あんまりトイレを長く我慢できなくなってきたのである。前は昆虫なみに全く飛行機に乗っている間はトイレに行かないで平気だったのに、いまでは最低でも2回は行きたくなるので困っている。そのたびに隣りのひとを起こして、席をどいてもらって移動するのはイヤだ。なので、できるだけこの席をゲットしたいがなかなか難しい。幸いにも今回は成田からシンガポールに行く間の路線で、エマージェンシー・シートをゲットすることができたのは嬉しい。

友達と窓側から2席をゲットしたのはいいが、通路側にいたひとが夫婦の♀のほうで、その♀が旦那が真後ろに座っているので、ほとんど真後ろを向きながら飛行中を楽しんでいたのである。それも通路側に顔を動かせばいいのに、なぜかこちらのほうを向いているから「席を替わりましょうか？」と言いたくなるくらいウザかった。が、絶対替ってあげなかったのは言うまでも無い。なんでクソブスカップルに席を特等席を譲らないといけないわけだろうか。

ちなみに、今回のアムステルダムまでのスケジュールは下記の通りだった。

■往路

Sep 15 (Sat) SQ637 NRT 11:10 - SIN 17:20
Sep 15 (Sat) SQ324 SIN 23:55 - AMS 07:10 (+1)

■復路

Sep 22 (Sat) SQ323 AMS 11:15 - SIN 05:45 (+1)
Sep 23 (Sun) SQ 12 SIN 09:25 - NRT 17:30

※　NRT : 成田、SIN : シンガポール、AMS : アムステルダム

そういえば、今回のアムステルダムまでの飛行機は、行きも帰りも4路線において、全く映画も観なかったし、ゲームもしなかったし、音楽も聴かなかった。持ってきていたiPod Touch に入れていた Podcast の番組をずっと聴いていた。長旅なので、普段聞きそびれている Podcast の内容を聞くには絶好のタイミングだと思うからだ。おかげで、たくさんの番組を集中して聴くことができたのは良かったが、つまんない番組だと、いつの間にか寝てしまっていたりするし、本当は寝ていなければいけない時間帯なのに、面白すぎて寝られなくなってしまったというのも、ここで何を聞くかというのをなんとなくスケジュールしておく必要があると思う。iPod/iPhoneに対応している飛行機が最近のシンガポール航空には多くなってきており、対応といっても、単純に電源機能として利用できるUSBポートがパーソナルディスプレイに付いているので、電池が少なくなりすぎているときにこの飛行機に乗ると、充電兼enjoyすることができるので便利だ。

今回の機内食は以下の通りだった。

■　行き (NRT → SIN)

(1) オリエンタル風チキンサラダチリとガーリックソース
　　魚フィレのソテー、コリアンダーソースを添えて、ラタトゥイユとバター風味ポテトと供に
　　チーズとクラッカー
　　リンゴタルト
　　パン・バター

(2) 前菜の盛り合わせ
　　冷たい季節の面
　　ブタの角煮、季節の野菜、御飯
　　煎餅
　　リンゴタルト

■　行き（SIN → AMS)

＜夕御飯＞
・モッツァレラチーズとトマトサラダ
・メイン
　　(1) Stir fried fish fillet with ginger and spring onion, chinese vegetables and steamed rice
    (2) Satay ayam bakar
・チーズとクラッカー
・マンゴームースケーキ

 

＜朝ごはん＞
・Fruit Appetizer
・Fruit Yogurt
・メイン
　(1) Poached eggs with Hollandaise sauce, grilled tomato, veal sausage and baked beans
　(2) Braised egg noodles with chicken and mushroom in Oriental sauce and vegetables

■　帰り (AMS → SIN)

＜昼ごはん＞

・Marinated seafood cocktail salad
・メイン
  (1) Sauteed beef with green peppercorn sauce, buttered vegetabels and mashed potatoes
  (2) Fried fish in sweet and sour sauce, seasonal vegetable and fried rice
  (3) Ayam semur
・Strawberry cream cake

＜朝ごはん＞
・Fruit Appetizer
・Fruit Yogurt
・メイン
　INdonesian fried noodles with seafood
　頼んでいないが Scramble egg with grated cheese, chicken sausage, marinated tomato and potatoes

■　帰り (SIN→NRT)

(1) ジャーマン風ポテトサラダにスモークビーフ添え
　　チキン胸肉のローストにマッシュルームソースを添えて、ビーンズとオリーブ風味マッシュポテト
　　アイスクリーム（チョコレート）

(2) 前菜盛り合わせ
　　冷たい季節の麺
　　酒と梅の醤油煮
　　煎餅
　　アイスクリーム（チョコレート）

もう乗りなれているので、機内誌も読まなくなったし、機内エンターテイメントも使わなくなった。最近、最近機種では、無線LANができるらしい。しかし、無料じゃない。有料サービスなのだが、無料だったら絶対ずっと無線LANを使って、「いま、雲の上なう」みたいなことをしていたと思う。が、それは機内でやることがないような暇な人がやればいいだけであって、普通はご飯食べて、本を読んで、寝ていれば、目的地に到着できるというものだ。有料のサービスだったら使わなくても良いものは使わない。そこまでして金を払う必要は無いからだ。航空会社からすれば、「できない」よりも「金を払えばできる」というのが良いわけで、だいたい、自分で楽しむための道具も持っていかないで、長時間の飛行機に乗ろうと思っているツマンナイ人は、きっと楽しむことは自分のスマホでツイッターをすることくらいなんだろうと思う。そういう人達用にネットを開放する必要は無いことは確かだ。