猫的生活: ユトレヒト駅

2012/09/29

ユトレヒト駅

国鉄ユトレヒト駅はとても広い。とても広く見えるのは、ユトレヒト自体が交通の要所だからということもあり、線路が多いからというのもあるのだが、それよりも、新宿駅のようにショッピングモールと連結しているからなんだろうとおもう。

駅としても外からの陽をふんだんに取り入れているので、結構明るいところが、余計広く見えるのかもしれないのだが、それだけじゃない。やっぱり駅のコンコースの中にも、駅を利用する人たちが遠出したり、近距離に行くような人たちが気軽に使えるようになっているのは日本の駅と似ている。特にターミナルになっているような東京の駅と、とてもよく感じが似ているので、日本人がこの駅を使うと、とてもオランダの駅にいるようには思えなくなるのが不思議だ。

駅に連結しているショッピングモールの「Hoog Catharijne」もなかなか広い。初めていくようなショッピングモールは本当にどこになにがあるのかわからなくて困るのだが、このモールはそれよりも駅に連結されているのに、あまりにも巨大すぎて本当に売り場のことが分からない。そして綺麗なので、このショッピングモールで1日潰れてしまうんじゃないのだろうか？それと要らぬ心配かもしれないが、駅の傍にここまで大きなモールがあると、街中に行かない客がたくさんいるんじゃないのだろうか？そうなると街中の店舗はそんなに盛り上がらないで、閑古鳥が鳴いている店が多いんじゃないのか？とも思ったが、そこはどうやら調和が取れているようだった。

ユトレヒト駅にショッピングモールが併設するくらい巨大なのは、オランダ鉄道の本社がここに存在しているからというのも１つの理由なんだろう。なにしろ、ユトレヒトからはオランダ各地に絶対どこでもいけるのである。アムステルダムよりも実は交通の要所として便利な位置なのである。だから、ホームの数も東京駅に匹敵するくらいあり、全部で25個もあるから、乗換えをする場合には電光掲示板を見て注意するべきだろう。