オランダ渡航中にシンガポール航空からメールが入り、いつものとおりのキャンペーン等のメールかと思っていたら「シルバー会員になりました」という連絡が入った。シンガポール航空では1年間に25000マイルのマイルを溜めると上級会員の1つのステップである「KrysFlyer Silver Elite Status」に昇格する。もっと前になっても良かったと思ったのだが、前年度にシンガポール航空が、自社便の超遅延運航を行ったことと、誤って違う会員番号のほうにマイル登録してしまったため、当初入る予定だった約10,000マイルが入らなかったという大チョンボを犯しやがったので、すっかりシルバー会員になることに対して意識をしていなかった。
今回シルバー会員になったのは、ゴールデンウィーク時にヨーロッパ往復をシンガポール航空で行ったあと、今回の行きの渡航時の、それも成田→シンガポール間の区間で年間25000マイルというものに該当した模様である。これによってシルバー会員の資格を得たのだが、これまで利用していたスカンジナビア航空のユーロボーナス(EuroBonus)とは違って、上級会員の有効期間というのが違うのである。
ユーロボーナスの場合、換算期間というのは、メンバーになった月をスタートとし、そこから1年間にどのくらいマイルを溜めたかを判断材料となり、翌年度に上級会員に昇格し、上級会員の資格期間は1年間であるというものだ。しかしながら、シンガポールのクリスフライヤーの場合は、メンバーになった月が加算スタート月であることは確かなのだが、1年間に満たないうちに25000マイルに達した時点で、その人はシルバー会員になってしまうのである。そして、シルバー会員になった月が、上級会員資格のスタート時期になり、そこから1年間にまた25000マイルが溜まればシルバー会員はキープされたままということになるのだが、溜まらなかったまた一般会員になるという仕組みになっているのだ。だから、自分の会員ステータスというのは、常に替ってくるから大変である。
シンガポール航空のクリスフライヤーのシルバー会員の場合、どんな特典があるかと言うと、他のプログラムでもよくあるのが、予約がないときでも予約待ちの順番が上位にあがるということ。これって、よほど満員になるようなゴールデンウィークのときの飛行機予約のときくらいしかメリットは感じない。それからクリスフライヤーのサービスを50%ディスカウントして利用することができるというものだが、これはなんのことだが、いまだに 不明だ。そして、一番のメリットに付いては、次のものだろう。シンガポール航空、シルクエアー航空、それからヴァージンアトランティック航空に乗った場合には、25%のボーナスマイルが溜まるということ。これは、このボーナスマイルは、上級会員を継続的になる必要がある場合には特に大きな効力を発揮する。なぜならこのボーナスマイルもマイル加算年間の対象マイル数にカウントされるからである。例えば、成田→シンガポール間の通常マイルは3311マイルだが、25%マイル追加されると、827マイル分が追加され、4138マイルとして登録されるのである。
そしてシルバー会員の特典としては、以前のユーロボーナスの会員のときにもあったのに最近はまったくくれなくなった、トランク等につけるシルバー会員の証明書であるタグだ。それも3個分。これをチェックインする際のトランクにでもつけておけば、「おっ?この人、上級ね?」と思われることだろう。
しかし、シルバー会員ではラウンジは利用できないので、残念である。ゴールドメンバーにならないとこの恩恵は受けられない。
クリスフライヤー・シルバーエリート
URL : http://www.singaporeair.com/ja_JP/ppsclub-krisflyer/KrisFlyer_EliteSilver/
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