父親がどこのテレビで観たのか知らないが「台北にある健康歩道をぜひ見てみたい」というから、必死に探した。以前来たときにも探したことがあるのだが、そのときには一体どこに健康歩道があるのか全然わからず帰国したので、今度は事前に調べていくことにした。そうすると中正記念堂のところと228公園のところと2箇所あることがわかったので、なにかのときについでに行くことにしようと思っていた。
まず最初に中正記念堂のほうに行ってみることにしたのだが、どこにも案内板にも健康歩道はどこにあるのかということが書いていない。広い敷地内であるために、だいたいの見当位置を考えておかないと、単に敷地内を疲れに行っているだけになってしまうからだ。思ったとおりに、ピンポイントの位置を事前に把握できていなかったために、無駄骨になってしまった。
228公園へ向かうために、中正記念堂から1つだけMRTに乗って移動した。228公園のほうは公園内の設備について全部案内板に書いてあったので、どこになにかあるのか一目瞭然である。最初からここに来ればよかったと、後から思うのだが、健康歩道は、台湾総統府が見える通り沿いの入り口から入ってすぐの場所にある。確かに、MRTの出口からでもいけるのだが、公園内の道は結構複雑怪奇な道になっているので、わかりやすい方法としては、大きな通り沿いを歩くのが一番良いだろう。もちろん、公園内の道を行ったほうが近道であることは間違いない。228公園の健康歩道は、入り口からすぐのところにありわかりやすい場所にあった。ただ、到着したときにはもうすでに真っ暗になっており、健康歩道自体がどの程度長さのものなのかというのは良くわからない。ただ、大き目の石が道に埋められており、その石の凸の部分がちょうど足の裏にあたり、弱っているところや悪いところの部分に該当する足の裏のところに当たると、激痛が走るくらいの痛さを感じることができる。だから、健康そのものか、もしくはやせ我慢かをしているだけなのかは、ここを裸足で平気で歩けるかどうかが指針になるだろう。それにしても、この228公園、噂では聞いていたし、テレビドラマ「孼子」の舞台になったところでもあるのだが、相手を物色しようとしているゲイが暗闇にたくさん潜んでいるのは見逃さなかった。こういうところで相手を物色しているのは、年配の人ばかりなのかと思っていたのだが、実際にはそうでもなく、結構20代の人もいることはいた。一番わかりやすいのは、公園内のトイレの中とその傍だ。意味不明にうろうろしている人が結構居る。ただ、たぶん以前よりはその数は大分少なくなったのではないかと思われる。日本でも同じだろう。公園で探すよりネットで探したほうがいいというのと同じだ。
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