ロンドンは博物館や美術館、そして史蹟もたくさん存在するので、それをあちこち見るのは楽しいところではある。ところが、ロンドンの各施設は、無料のところもあるのだが、そうじゃないところの値段は実はビックリするほど高いのである。日本での博物館などの入館料が1500円やら2000円やらあって、それらも高いなーとは思うのだが、ロンドンのほうも負けず劣らずめちゃくちゃ高い。だから、あちこちの施設を観にいきたいと思って、いちいち毎度支払いをしていたら、おそらくめちゃくちゃな支払いをしていることに気づくことになるだろう。
そんな物価の高いロンドンを観光する際、特にいろんな施設を観光することを中心にしたいひとにとっての強い味方がロンドンパス(London Pass)である。大きく種類は2種類あり、パスを持っていれば関係施設を無料で入館することができるという標準的なパスと、ロンドン市内の交通費も含まれているというタイプのパスがある。どちらも、1日用、2日用、3日用、6日用という4種類があるので、滞在期間と施設見学日程とあわせて選ぶといい。他の都市では、時間単位で有効だったりするところもある。例えば、24時間有効券というのだったら、最初に使った時点からそのパスが24時間有効というものである。しかしロンドンパスは時間単位では存在しておらず、利用開始日から連続日数でカウントされる。なお、価格は次の通り。
<< Price >>
1. Standard London Pass
1-a. 1 Day : £47.00
1-b. 2 Day : £64.00
1-c. 3 Day : £77.00
1-d. 6 Day : £102.00
2. London Passes with Travel
2-a. 1 Day : £56.00
2-b. 2 Day : £82.00
2-c. 3 Day : £104.00
2-d. 6 Day : £156.00
じゃぁ、実際にこのパスを使ってみて廻れるところは一体どこなのか?という情報は知りたくなるだろう。ウェブサイトにも紹介されているし、iPhoneアプリやAndroidアプリにも存在するので、それを是非インストールして手持ちで持ち、そこから確認したほうがいいだろう。歴史的建築物や博物館、庭園、各種ツアーなんかも実は無料でいけるし、その数が結構ある。たぶんどれもこれも結構な値段、おそらく最低でも£15.00くらいはするものが、全部無料になっちゃうんだから、絶対持っていたほうがいい。数箇所行ったら、おそらく元は絶対取れるはずである。
今回は6日間券を購入した。交通費込みのほうのパスは選ばなかった。その理由は、交通費込みのパスは、オフピーク時間帯しか乗ることが出来ないからである。つまり通勤時間対に地下鉄やバスに乗ろうとした場合には、パスが有効にならないのである。いつ移動するのかなんかはわからないので、これでは困るとおもったため、ロンドンパスの選択として交通費込みのほうを選ばなかった。あとで記載するロンドン・トラベルカード(London TravelCard)を交通用として購入した。
ロンドンパスを手に入れるには2つの方法がある。事前にネットで購入する場合と現地の各所で買うというものだ。事前に購入した場合でも、現地で買った場合でも実は同じ値段ではある。が、ロンドンパスを購入したときに、冊子も一緒に貰う。事前に買った場合には、その冊子をみてどこを観て廻ろうかということを事前に考えることは可能だ。もちろん、ウェブサイトにも記載されているのでそれをみてもいいのだが、日本から購入した場合には、日本語版の冊子を送ってくるのが嬉しい。
どのような旅をするのかは個人次第だが、見所満載の都市を観光するのであれば、事前になにを観て廻るか、そしてパスを持っているのであれば、普段だったらめちゃくちゃ高い値段が必要なところをこの際だから観ておいたほうがいいなんていうようなことを考えていくのもいいだろうとは思う。
London Pass Official Site
URL : http://www.londonpass.com/
London Pass App Store
URL : https://itunes.apple.com/jp/app/london-pass-travel-guide/id469936873?mt=8
London Pass Android Download
URL : https://play.google.com/store/apps/details?id=uk.co.omobile.thelondonpass
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