さて、今回のロンドン行きのスケジュールとしては、シンガポール航空がシンガポールとロンドン間の便を1日3便飛ばしていることもあり、実はほかのヨーロッパ路線よりも行きも帰りも選択が多いという特徴があったため、行きも帰りも日本発の時点で羽田からにしようか成田からにしようかという選択も増えていた。組み合わせだけ考えてもすごい数ができることがわかったのだが、行きは羽田から出発しようとする場合、深夜12時か早朝6時に出発ということになると、中途半端な時間になるためすごい面倒くさいことは分かっている。なにしろ、前回のロンドン経由でリスボンに行ったときには、羽田を深夜にしっぱつする便で行ったのだが、土曜日に日が変わった直後の便でいくということは、金曜日の夜には羽田に行かなければならず、通常の仕事が終わったあとにダッシュで羽田にいくということは上半期末が近づいている時期では非常に難しいと分かっていたので、行きは成田からの便にすることにした。帰りについては、ちょうど三連休の最後の日に帰って来ることになるのはいいとしても、早朝に羽田に到着する便で帰国した場合でも、その日は1日寝ていれば良いだけなので、実は羽田着でもいいんじゃないのか?という理由から、行きは成田、帰りは羽田着という便にしてみた。フライとスケジュールとしては以下の通りである。
■往路
2013/9/14 SQ 637 NRT 11:10 - SIN 17:20
2013/9/14 SQ 322 SIN 23:30 - LHR 05:55(+1)
■復路
2013/9/21 SQ 321 LHR 22:05 - SIN 17:55(+1)
2013/9/22 SQ 636 SIN 21:30 - HND 05:30(+1)
今回も成田空港まではいつものとおり空港バスで行ったのだが、連休初日のためか早朝にもかかわらず高速道路は車が混んでいる状態であった。これはいつものとおりの混みようではあるとおもっていたのだが、いつもとなんとなく違う。高速に乗ってしばらくしたら料金場やらの関係で渋滞する程度が通例だが、今回は高速に乗ってすぐから渋滞になって、ぴたりと車が動かなくなった。ここまで混んでいるのは珍しいと思いつつも、いつのまにかうとうとし始めて寝てしまった。ちょっとしたら目が覚めたのだが、あんまり車は進んでいる様子がなかったので、ちょっとだけ寝たのかなとおもったら、時間にして40分くらい寝ていたようだった。もしかして、これは飛行機に乗れなくなるかもと一瞬焦ったのだが、実はすごい余裕を持って空港に到着できるようにいつもかなり早い便の空港バスを使っているために、あんまり渋滞に嵌って乗り遅れるだろうというのは考えていなかったのだが、他の乗客の人は結構パニックになりはじめていた。渋滞の原因はどうやらサンデードライバーによる運転が下手くそのために、高速道路のど真ん中で車が転倒していたというオチが発生したためであり、その転がり方が路肩しか通常の車が通れないような倒れかたをしていたので、事故車を避けるための渋滞であったことだった。その事故ポイントを越えたあとはバスは快調に運行し、予定よりは30分程度の遅めで到着した。個人的には全然問題ない時間帯ではあったのだが、ギリギリのバスで行こうと思っていた人達にとっては間に合ったのかどうかは不明だ。
事前に全航路に関してチェックインをしていたので、席の確保をするための準備をしなければならないということは無かったのは嬉しい。ただし、予約は今回シンガポール航空の公式サイトから予約していたのだが、予約した時点で、シンガポールとロンドン間の路線は行きも帰りも変な座席しか確保ができない状態ではあったので、空港に行ったら絶対に席を変更して貰うと出発3日前くらいまでは思っていたのだが、事前チェックインをする段階になってシンガポールとロンドン間の路線のチェックインは、窓側も確保できることが分かったので、早速そちらに席を替えることができたのは嬉しい。これは帰国便においても同じで、帰国48時間前のチェックイン時に窓側を確保できた。
さて、行きの飛行機だが、席に付いてはこれがシンガポールまでの路線も、シンガポールからロンドンまでの路線も、どちらも赤ん坊連れの夫婦が前のほうに座っていたのは良いのだが、その連れている子供がずーっと泣きっぱなしになっていたので、寝たいとおもっても、その泣き声のために寝るのが本当に苦痛だった。途中から持参していたiPodを聞きながら寝ることにしたのだが、あれがなかったら睡眠障害になっておそらくロンドン到着時には頭がおかしくなっていたことだろうとおもう。それにしても、なんであんな小さい子供を連れて旅行をする人が多いんだろうか?とつくづく驚かされる。
成田のラウンジはANAのラウンジを使うことになったので、ユナイテッド航空のラウンジよりはまだ料理がまし。羽田のラウンジを経験していたので、それなりに期待してはいたが、まぁまぁという感じだった。しかし、シンガポールとロンドンでのラウンジは快適そのものだし、以前の渡航のときにはシンガポールのラウンジは難民の巣窟みたいな状態だったのに、今回に限って言えば、ラウンジが結構空いていたので快適だった。特にシンガポールのラウンジではTWGのティーパックが結構置いてあるので、これをたくさん飲んでのんびりした。ご飯も充実。すばらしい。
シンガポール乗り換え時にシャワーを浴びようと思ってターミナル3のところにあるシャワールームを利用しようと考えていたら、なんと1時間待ちだと言われてしまった。仕方が無いのでターミナル2のシャワー施設に移動するようにしてみた。そこはトランジットホテルも兼用になっているところであり、チェックインカウンターで申し込みをすれば裏のほうにあるシャワールームを利用することができる。シャワー後に飲み物のサービスがついているのだが、それはプールサイドにあるバーカウンターで飲むことができるというから、なんとなく優雅だ。だが、プールは屋外なので、せっかく汗を流したのに、あれだとまた汗が出てきてしまって意味が無いだろうと思った。
ちなみに、トランジットの時間帯に夕御飯を食べに行った。いつもだったら一度入国して、シンガポールの市内のどこかの店に行くことにしているのだが、それも最近はシンガポール自体に興味が無くなってきたので、わざわざシンガポール市内に移動する必要も面倒くさいと思うようになった。事前にターミナル内に空港職員専用の食堂があることを調べていたので、シンガポールに入国することはするが、そのままターミナル3の端っこのほうにある施設に行ってみた。こちらについては、別途記載したいと思う。
そういえば、普段はあまり空港の中をうろうろしないのだが、今回の行きのシンガポールでのトランジットの際には、空港内の施設をちょっと探索してみた。なにしろ、到着したらいつもそのまま市内に繰り出すことばかりをかんがえていたので、陽が高いうちでの空港内での移動はあまり気にしたことがなかった。実はターミナル3のところには蝶の放し飼いをしているところがあり、そこにどうしても行ってみたかったのである。実際にいってみたところ、あちこちに本当に蝶が飛び回っている場所がある。面白いことに、あまい蜜をもとめて飛んでいる蝶が多いためか、パイナップルを輪切りにしたところに集団で蜜を吸っている蝶の大群をみたときに、綺麗を通り越して気持ち悪いと正直思ったのは言うまでも無い。
ちなみに行きと帰りのご飯については下記の通り。
■ 成田→シンガポール
<昼食>
・前菜の盛り合わせ
・冷たい季節の面
・豚の角煮、季節の野菜、ご飯
・煎餅
・リンゴタルト
・パン/飲み物
■ シンガポール→ロンドン
<夜食>
・smoked salmn with suger snaps and mustard mayonnaise
・main : ① Roasted pork in apple sauce, seasonal vegetables and roasted potato
② Lamb rogan josh, spicy vegetables and pilaff rice
・Pineapple crumble flan with vanilla sauce
・Roll and butter
・Coffee / Tea
<朝食>
・Fruit appetizer
・Cereal
・Braised rice vermicelli with seafood, black mushrooms and Chinese greens
・Assorted breakfast rolls
・Coffee/Tea
■ ロンドン→シンガポール
<夕食>
・Nicoise salad with smoked salmon
・main ① Braised prawns with beancurd, vegetables and fried rice
② Tandoori chicken with makhani sauce and almond pilaff
・Cheese and crackers
・Ice cream
・Roll and butter
・Coffee / Tea
<昼食>
・Fruit appetizer
・Fruit yoghurt
・Stir fried noodles with chicken and mixed vegetables
・Assorted breakfast rolls
・Coffee / Tea
■ シンガポール→成田
<夜食>
・前菜の盛り合わせ
・冷たい季節の麺
・鶏の味噌焼き
・煎餅
・アイスクリーム
<朝食>
・フルーツ
・ブレックファーストロールの盛り合わせ
・コーヒー/紅茶
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