ロンドンから帰国するためにヒースロー空港に到着したときにビックリしたのは、イギリス国内で買物をしたときに支払った金額によって、税金分を還付してもらおうとする手続きをする人たちで、手続場がめちゃくちゃ混んでいるという状態をみたことだった。ある程度高価なものを同一の店で同一日で購入した場合には、お店のひとに書いてもらった書類と実際の未使用の製品を係員に見せることで、税金分を現金または銀行口座への振込み、またはクレジットカードへの振り替えとして受け取ることが出来るというのは、どこの国でも行われているもの。
ヒースロー空港での免税還付(VAT)を受ける場合の手続や、対象品に関する情報というのはこちらのリーフレットに記載されているので、そちらを参考にしたら良いと思う。なにしろ、イギリスの消費税は20%であるため、高価なものであればあるほど、返って来る税金の額は多くなるので、メリットは大きいと思う。が、買物なんか全くしないよというひとにとっては、全くこれは役にたたないどうでもいい情報になる。自分としても、買物をするために海外旅行をしているわけでもなんでもないので、めったにはVATの申請をすることはない。このときのイギリス旅行においても特に申請することはなかった。
ところが、空港では先述の通り、その申請をするひとが並んでいる人がたくさん居たのだが、その並んでいる人たちを見ていると、どうやら香港かシンガポールかわからないのだが、中国系のひとたちばっかりが並んでいたことが良く目立った。そして、この申請処理というのは、実はチェックインをする前に実施しなければならないことになるので、彼らは一体いつになったらチェックインできるんだろうかというのが、他人ながら気になって仕方なかった。VATの申請をしていたので、チェックインができずに、飛行機に乗れませんでしたーというアホみたいなオチにならないことを祈るのだが、一向に進む気配がない列の動きを見ていて、可愛そうに・・という気持ちしか出てこなかったのは言うまでも無い。
日本人もバカ女たちが買物のためだけに海外旅行をしているひとというのは結構いるのだが、最近は金を手に入れている中国系の観光客は根が同じ。ブランド物を買い漁り、特にローカルの文化に傾倒したとか堪能したとかはどうでもいいこと。ブランド物を自分で使うのか、それとも単に転売するために仕入れているのかはどうかは知らない。商売根性の高い中国系の人たちにとっては、自分が使うのもそうだが、ちょっとでも儲けをとって利潤を稼ごうと思っている人たちは80%以上はそうだろうとおもうので、各人がVATの申請をしている荷物の量を見ていると、馬鹿みたいに多い量だったり、中にはダンボール数箱で申請と言う人も居たようだ。彼らは一体、どこで何を買って、VATの申請をしているんだろうか?インタビューをしたいと思った。
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