ホテル・モンテカルロにチェックインした際にポーターが「やっぱりバルセロナに住んでいるんだから、カタルーニャ語は習得したい」と言っていたが、日本人から見ると標準スペイン語とカタルーニャ語には、どれだけ違いがあるのか、良くわからない。ましてやスペイン語を習ったことも無いので、もっと分からない。ただ、言葉は文化の一部であるというのは、よく言われることで、カタルーニャ語がスペイン統一をされた16世紀以降も引き続き言葉が使われており、それが地元の言葉として今でも使われているということは、自言語に誇りを持っており、言葉は自分たちのアイデンティティの一部であると考えているからだろうと思う。
ホテルでもらったメルセ祭りのパンフレット兼タイムスケジュールは、すべてカタルーニャ語で記載されているのだが、スペイン語は全く分からないのに、なんとなく読めてしまうというのが不思議だ。なぜだろうと思ったのだが、少しフランス語に似ているところがあるという点を発見したからだ。フランス語の単語を少しかじったことがある人であれば、発音こそ違うが、意味が想定できるようだった。
これはレストランでメニュを見る際に、カタルーニャ語しか記載されていないような店が結構あっても、単語を見たときにフランス語から推測してメニュを選ぶということができた。まぁ、それでも意味がわかんないなというときには、レストランで「何がお勧め?」と聞いたり、隣の人たちが食べているものを指差して「あれ、何?」というのを聞いてみるのはどこの国に行っても常套手段だろう。
フランス語でもマルセイユやニースのあたりの南仏フランス語だと、あまり喉の奥から発音するようなものがなく、少し言葉も違うようだったのだが、その流れとカタルーニャ語は似ている気がした。間にピレネー山脈という分断地域があるとはいえ、地続きだから言葉も続いているんだろうと思う。
カタルーニャ語基本コミュニケーション
URL : http://weib.caib.es/Recursos/abast/paginas/alabast-jap.html
カタルーニャ語を話そう!
URL : http://home.att.ne.jp/banana/cck/catalan.html
カタルーニャ語オンラインラジオ放送
URL : http://www.tv3.cat/seccio/3alacarta
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