リスボン滞在中に妙な看板を見つけた。
その看板は「アニコミックス・リスボン・2013」という、アニメ・マンガオタクが集まるイベントの開催案内の看板だ。至るところにこの看板が掲げられているので、滞在中はとても目立っていた。
フランスやスペインのマンガ・アニメオタの話というのは、とても大きなイベントが存在することからも、最近では日本でも有名になっており、貿易の世界でも日本から輸出できる製品として、ソフトの1つとしてアニメやマンガを海外にどんどん売り出そうという動きがあるのは周知の通り。まさかポルトガルでもそんなにアニメやマンガのファン急増という動きがあるとは思わなかったので、ちょっとビックリした。しかし、陸続きであるため、フランスやスペインでの動きというのはイヤでも伝播してくるようなもので、ポルトガルでもすっかり根付いた感じがした。
実際に本屋に行ってみると、Manga という項目がジャンルとしてあるくらいである。まさか日本語のマンガがそのまま言語になって使われているとは思わなかった。大半は日本のマンガが英語で売られているんだが、ポルトガル語に翻訳されて売られている種類も結構あったりする。だから、もっと大きな本屋やマンガ専門の本屋があるとすれば、そこにいけば日本のマンガがめちゃくちゃたくさん存在していることだろうと思う。
そういえば、滞在中に見ていたテレビに日本のアニメがかかっていたかというと、当然あった。朝の番組でしか見ることは無かったのだが、ドラえもんが放映されていたときにはビックリしたが、ドラえもんに出てくる登場人物はポルトガル人の名前じゃなかったことがビックリ。のび太は「Nobita」だったし。あとは何を言っているのかさっぱりわからなかったが。
だからこのアニコミックス・リスボンというイベントは、おそらくコスプレを中心に、日本や海外のアニメ・マンガについて買い漁る人たちがめちゃくちゃたくさん集まったイベントだったに違いない。興味があるひとは毎年行われているようなので、開催時期にあわせて渡航するのもいいんじゃないのだろうか?
アニコミックス・リスボン (Anicomics Lisboa 2013)
URL : http://www.anicomics-lisboa.net/
Event Date : May 11 - 12, 2013
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