2013/05/11

Pingo Doce

リスボンに滞在しているときに、ちょくちょくお世話になったのが、地元密着のスーパー。今回泊まったホテルの部屋は良かったが、ラウンジがへっぽこだったために、結局スーパーに買い出しにいかないと、部屋での楽しみも減ってしまうという結果になったから良く使ったのであった。ホテルから一番近いところにあったのが、ポルトガルでチェーン展開している「ピンゴ・ドーツェ(Pingo Doce)」というところだ。なにしろ、全土で300店以上も展開しているので、リスボンの街中でも結構いろいろなところで見られることが出来る。

地元密着の品物が豊富にあるスーパーであるため、まぁ、無いものはここには無いだろうと思っている。特に生鮮食料品コーナーのところは絶対訪問するべきだと思う。その中でも魚売り場は見ものだ。なにしろ、ポルトガル料理の代表的な魚にもなっているタラの売り場での凄さは見ものだ。日本にいると魚売り場にはマグロかエビがたくさん売られているのを見たのだが、それと同じくらいリスボンではタラ売り場には凄さにビックリした。
ばら撒き土産を買ったり、ワインを買いたいのであれば、やっぱりここで買うのはとても便利だ。ワインは確かに保存状態はいいとは言えないのだが、それでも値段が200円とか300円とかで売られているのもたくさん種類があるので、部屋で缶ビールを飲む感覚でちょっと買ってくるというのであれば、全然申し分ない。だいたいそんなにクソ不味いワインはポルトガルには存在しない。雨量が少ないポルトガルでは、ブドウが必要最低限の水分量で育つようになっているため、結構安いのに品質のいいワインができるからだ。ただ、日本ではポルトガルワインがあまり有名じゃないだけのこと。
お菓子については、残念ながらスーパーで買うことはお勧めしない。バラマキ土産だったらいいかもしれないが、ポルトガルのお菓子は、エッグタルトも含めてどれもこれも醍醐味はナマであることだ。だから、日本に帰国してそれを配るために存在するようなものはポルトガルではお勧めしない。

コンビニの代わりにスーパーを是非使ってみて、一般リスボンの市民がどういうことに興味があるのか、そして何を買おうとしているのかを見て廻るのもいいんじゃないだろうか?

ピンゴ・ドーツェ (Pingo Doce)
URL : http://www.pingodoce.pt/pt/

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