レスタウラドーレス広場の傍にはたくさんのレストランがあるのだが、どこのレストランに入るのかはなかなか選択するのが難しい。それでもありきたりなイタリアンレストランなんか入る気は更々無いので、できればポルトガル料理の店で安そうな店にまずは行きたいと思っていた。
ちょっと裏道のところに入ってみると、オープンカフェのスタイルを入口にもつ小シャレた店が現れる。それが今回行こうとした「リストランテ・ボンジャルディン(Restrante Bonjardim)」である。
店に入ると、2階に通されたのだが、2階には思った以上に広いスペースがあり、テーブルの数も結構ある。おそらく遅い時間になったらたくさんのお客さんが机を満席にするくらい来るんだろうとは思っていたが、自分たちは比較的早い時間である18時半ごろにはこの店に来ていた。そうしたら店にはほとんど客がおらず、かといって、店員はこれから夕御飯として来るお客さんのために気合は十分という感じだった。
さて、この店ではいろいろなメニュが存在していたために、どれにしようかなーといろいろ悩んでいたところ、店のおじさんがやってきて、しきりに鶏料理を勧めてきた。大きさを聞いたら、それだけを2人で食べるんで十分だという。へーっと思いながら、とりあえずそれを注文することと、さらに自分たちで別の料理も食べてみようと思ったので注文をしてみた。
実際に頼んで、テーブルに運ばれてきた料理は以下の通り。
・Frango Assado EUR 10.4
・Batata Frita EUR 2.2
・1/2 Agua Fastio : EUR 1.25
・1/2 Muralhas : EUR 7.00
実際にテーブルに運ばれてきた鶏料理をみたときには、この程度の量だったら軽くいけちゃうねー、やっぱり他のも頼んでおいて正解だったねーと、友達とは話をしていたのだが、それは食べる前の話であり、食べ始めてみると実はめちゃくちゃ量があることと、付け合せのポテトが、それだけでも1つのメニュになるくらいの量だったので、食べても食べても全然量が減らないというような感じだった。でも、味は抜群。どんどん食べられるというくらいのものだった。普通の鶏肉料理のようなものを想像するとダメなのだが、バサバサした感じがせず、いつまでもジューシーな鶏肉が時間が経過しても味が衰えないというところにビックリした。もう少しお腹を膨らませたいのであれば、ポテトも備え付けされているので、それを食べるといいだろう。
ちなみにどこの店でも共通的に言えることなのだが、最初にテーブルに持ってこられる、パンやバター、そしてオリーブのようなものはすべて有料になるので、要らないならテーブルに置く前に「要らない」とはっきり言うことにしよう。ちょっとでも手を振られたら、それはもうチャージ対象になるということになる。
店の雰囲気としては壁のアズレージョをみて楽しむのもいいと思う。なにげなく壁として使っているアズレージョは、デザインが落ち着いていて、いかにもレストランでの食事をするために食欲をあげさせる効果はあると思う。
リストランテ・ボンジャルディン (Restaurante Bonjardim)
Address : Travessa de S. Antao 11, Lisbon, Portugal
Phone : 01-342-4389
Open : 12:00 - 23:30
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