2013/05/11
リベルダーデ通り(リスボン)
ポンバル侯爵広場から真っ直ぐ川に向かって延びている広い通りがリベルダーデ通り(venida da Liberdade)。この通りはリスボン滞在中には絶対というほどお世話になるところだろう。道は片道3車線のうえ、さらに自転車道もついているし、歩道の幅も並木道ができるくらい広いため、この通り全体が公園のように見えるので、散歩をしているだけでも楽しくなる。
ポンバル侯爵広場から緩い坂道のようなつくりになっているため、怖いのはこれを猛スピードで駆け下りてくるチャリに乗ったキチガイ観光客がいることだ。旅行地でサイクリングに行くというのは、ひとつの楽しみの1つだと思うが、これは当人が楽しんでいるだけで、周りを見ていないような楽しみ方をされたら、他人にとっては不快でしかない。この暴走チャリを除けば、この通りほど緑がたくさんあり、景色としても楽しめて、買物天国のような場所は無いだろうと思う。
ブランド物大好きの人たちにとっては、この通り沿いにだいたいのブランドの店があるために、ここに来ればいいだろうとおもうが、買物なんか無視という人であれば、それ以外の楽しみ方もある。それはアズレージョ化されている遊歩道の模様を見ているのも楽しい。このリベルダーデ通りすべてのところで、モザイク模様を使った絵柄が結構たくさん見られるのである。それが人の顔だったり、単なる文字だったりするのだが、ポルトガルって素晴らしいーのオンパレードを道で表現しているのである。これを探すのもいいだろう。さらに言うと、結構怪しい団体や会社がこの通り沿いにたくさんある。
そういえば、この通りを歩いているときに、ヴェネズエラあたりからやってきたひとたちのデモを行っていたのに出くわした。ヴェネズエラの大統領選挙で負けたエンリケ・カプリレス・ラドンスキーの支持者による「本当の大統領はエンリケがなるべきなのよー。あの選挙は無効よー」と叫んでいる人たちだった。それもなんでポルトガルでデモを行っているのかもわからないし、少人数だし、誰にアピールしているのかも不明。新聞記者らしい人も数人いたが、このデモの意味が本当にわからないとおもった。単なるお祭り気分か?とも思った。
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