クロアチアに滞在してすぐに買えば、それなりにいろいろな使い道ができるだろうとおもったのに、買うまで全く買わなければならないという欲求をすっかり忘れていた。しかし、クロアチア語と日本語の辞書があるとは思っていなかったので、それであればクロアチア語と英語の辞書でもいいかなとおもった。
たまたま立ち寄ったザグレブの本屋で、辞書あるかなーと探してみると、だいたい辞書がどこにあるのかわからない。そこで思い切って本屋のおばさんに聞いてみた。そしたら日本ではほとんど見たことがないが、日本語とクロアチア語の辞書があった!それも199HRK。日本でもクロアチア語の辞書は売られているが、それもめちゃくちゃ高い。セルビア語とクロアチア語は、文字が違うだけでほとんど同じなので、一緒になっているときが多いのだが、それが1万円くらいの値段である。語彙も少ないので、全く役に立たない。今回買った辞書は、辞書としてはまぁまぁ使えるが、例文がほとんどないので、辞書としての魅力はとても少ないタイプ。単語のみが紹介されているタイプであり、通常ならクロアチア語⇒日本語、日本語⇒クロアチア語の2冊が必要なところを1冊で収めてしまったというタイプだ。だから、ある程度文法も知っているひとで、単語の参考に使いたいというひとであれば、この辞書は有益だと思う。辞書で勉強をしたいという人には不適だ。クロアチア語の辞書という超ニッチな世界の辞書なので、ほとんど使うことは無いだろう。なにかの拍子でクロアチア語のことが出てきたときに、奥からこの辞書を引っ張り出してきて調べたいと思う。
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