2011/05/21

イヴィツァ・イ・マリツァ(ザグレブ)

トゥルカルチチェバ通りはグルメ通りと言われるくらい、レストランがたくさんある通りなので、どこに入ろうかかなり迷うところだ。その中で、まず夕御飯として選んだのが、イヴィツァ・イ・マリツァ(Ivica i Marica)という店。ドイツのグリム童話である「ヘンゼルとグレーテル」のクロアチア語版である。この店、とても綺麗な内装のクロアチア料理のレストランであり、料理のほかに注目するべきところがある。それは店員さんが民族衣装を着ているところだ。しかし、注目するのは服装だけにして欲しい。民族衣装を着ている店員の態度はとても悪いからだ。

内装は、物語に出てくるような木造の建物になっており、テーブルや椅子も全部木製。そこにクロアチアの田舎臭い料理が入ってくるという趣向なのだが、これがとてもマッチしている。そんな田舎臭い演出の中でも、このレストランではちゃんとテーブルクロスもナフキンも用意されているので、やっぱりこういうところはトゥルカルチチェバ通りに面しているレストランなんだなというのがよくわかる。以下はここで食べたものリスト

・前菜(勝手に持ってきた)
・ほうれん草のスープ
・かぼちゃのスープ
・ダルマチア風ビーフスペシャル(Dalmatian „Pašticada“ beef speciality) : 95HRK
・トリフ入りのイストリア風パスタ(Istrian «fuţi» (pasta) with truffles) : 95HRK

前菜で持ってきた料理は、フランスパンの上にペーストが塗られたもの。これはなかなか美味しくいただくことができた。
スープ二種はもっと小さいものかとおもっていたのだが、これが意外にも結構大きなカップに入れられたものだったので、これを食べているだけでおなかがいっぱいになってしまう状態になった。そして、なんといっても、温かいスープかとおもっていたのに、なぜかこのスープはどちらも冷たいスープだったというところがショックがでかかった。夜になるとちょっと涼しくなる場所なので、できれば温かいものを食べたかったという気がする。が、味は濃厚。ほうれん草もかぼちゃも、そのまま素の味をスープにしているので、こってり感満載だ。肉料理のほうはボリューム感たっぷりである。濃いデミグラスソース風のものに、牛肉の角切りが入ったもの。サイドメニュとしては、ジャガイモを卸したものが備えられているのだが、これがまた腹持ちが良すぎるくらいなものであったため、ジャガイモは全部食べるのは無理だった。
パスタ料理はこれまたこってりボリュームめちゃくちゃというもの。見た目にはたいしたことが無いとおもっていたのだが、クリームソースにトリフがまぶしてあるのが風味をよく涎モノ。


Croatian Restaurant "Ivica i Marica"
URL : http://www.ivicaimarica.com
住所 Tkalciceva 70
Tel: +3851/4828 999
Email : rezervacije@adriazdravahrana.hr

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