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王宮のエリアからマーチャーシュ教会のほうに向かう道は、ブダの中では古い町並みの1つになっており、かつては王宮のお膝元で商売をしていた人たちが結構居たんだろうなというのは納得できるような場所だ。そこのエリアのひとつに、あんまり観光客が来ないけれど、なんとなく気になって仕方が無い場所がある。金の鷲薬局博物館(Arany Sas Patikamuzeum)という場所。
入口に薬局の紋章が飾っているので、ちょっと雰囲気が違うなというのはすぐ分かるだろう。
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中に入ると博物館になっているのだが、もともとは普通に薬局として使われていたところで、いまは使われていない博物館。暇そうにいつ来るのかわからない客を待っているおばさんが、本を読みながら座っている。だいたい自分たちがこの博物館に入ってきたときも、客だとは思わないでそのまま本を読み続けていたからだ。「あのぉ~・・・」と声をかけて「あっ、観るの?」みたいな反応をしていたくらいなので、あんまりここに来る客は居ないんだろうなと。
中で展示品に関する簡単な説明書きが書かれた下敷きみたいなものを貸してもらえるのだが、これ、あんまり役に立たない。なぜなら、ガラスケースの中にある展示物にも説明が期が書かれているのだが、それと大差ないからだ。
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展示品は、実際に薬局として使われていたときの窓口台や調合に必要な壷、そして、薬品などの説明が書かれている書物類が飾られているから、なかなか観ていて面白い。
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金の鷲薬局博物館 (Arany Sas Patikamuzeum)
Address : Tarnok u. 18
Phone : 1-375-9772
Open : 10:30 - 18:00
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