市民公園の項目でも記載したのだが、セーチェニ温泉に関して、もう少し記載してみたいと思う。
新宿御苑の中に温泉がわいて、そこにたくさんの人が温泉を楽しむためにやってきていると考えると、温泉のある場所の感覚と、温泉にやってくるひとたちの模様はなんとなく想像できるのではないだろうか?温泉に入りながらチェスを楽しんでいるというので有名なセーチェニ温泉。混浴であるために、水着はもちろん着用必須。水着を忘れた人用にも、実は貸し水着みたいなのはあるらしいのだが、はっきり言って水着と呼べるようなものではない。「まわし」といったほうが良いようなものを受付でくれるようである。日本人なら相撲で身近なまわしだが、まわしの文化が無いようなところからきた観光客にとっては、こんな恥ずかしいものを身に着けないといけないというのは屈辱的な思いをするに違いない。そんな恥ずかしい体験をしないですむためには、事前に水着を持参したほうが良いだろうと思う。内部の様子はこちらのサイトをご覧になったほうがわかりやすいと思う。内湯と外湯とあり、温泉というから想像しにくいのだが、日本で言うところのプールと思ってもらったほうがいいかもしれない。夏になると、屋外のプールで日焼けと水遊びをしている人たちを、遊園地にある巨大なプールで見かけるのだが、あんな感じがこのセーチェニ温泉で見られ、その液体が温泉になっているというようなものだと思えば良い。温泉なので常に一定の温度になっていて、冬でも楽しいし、夏でももちろん楽しいという場だ。ウィーンのカフェが情報交換場として使われていたのと同様に、この温泉もブダペストの交流の場として君臨していたことだろうというのは想像しやすい。たぶんこのセーチェニ温泉でも、ほとんどの人はこの屋外の巨大プールみたいな場所のほうにいきたがるんじゃないのだろうか?
温泉に入らない人でも建物の内部はちょっとだけ垣間見ることは可能だ。チケット売り場のところは天井が高く、天蓋がついているという不思議な建物。温泉の建物なのだが、まるで城か教会のようなつくりである。しかし、装飾としては何かしらのテーマがあるようには思えず、当時の最高傑作をなにか自信に満ちた形で造ってみたといわんばかりのものになっている。セーチェニ温泉 (Szechenyi Furdo)
URL : http://www.szechenyibath.com/
Address : XIV., Allatkerti ut 11.
Phone : 3633210
Open: 6:00 - 19:00 (ただし10月から4月は6:00~17:00)
参照サイト
Szechenyi(セーチェニ温泉): http://www.kumagary.com/spa/?p=909"
0 件のコメント:
コメントを投稿