2011/10/13

かずやの煉

テレビでも以前から話題になっていた「かずやの煉」だが、その場でまず絶対買えるというわけじゃなく、事前に予約をしなければいけないというのは知っていた。自分が欲しい日にちをリクエストするものかとおもっていたら、そうじゃない。店主の都合にあわせられてしまうのである。すごい以前から予約をしているのであれば、多少は欲しいスケジュールにあわせて手に入ることはできるんだろうが、1ヶ月くらい前でも自由が効かないのである。それだけ人気のものだし、1日で売られる数がとても少ないものなのである。

実際にここの予約をしたのは9月の上旬だったのだが、手に入ったのは11月の上旬だったので、手に入るまで2ヶ月も待ってしまっていたのだ。どんだけ待たせるんだよーというよりも、手に入る日程が近づくにつれて、自分が予約していたのを忘れてしまいそうなものだった。

そしてこの「かずやの煉」は生ものの和菓子であるために、賞味期限が販売日を入れて2日間のみ。絶対要冷凍であるが、持ち帰るにも、あまりにも店から遠いところだったら、かなりたくさんドライアイスを持っていないと持たないと思う。それだけ繊細な和菓子なのだ。
銀座かずやの店長・古関一哉さんがひとりで作っているし、大量生産できないものだからというのがその希少価値を高めている。だいたい店舗自体が銀座のガードした傍の雑居ビルの本当に1坪のところで営業している。昼間は店長自ら販売をしており、店頭には並べるスペースもないため、予約をしていたお客さんが自分の名前を言うと、その予約した人が注文した数だけの「かずやの煉」を持ってくる。基本的には6個いりの箱しかないのだが、買っていく人の多くは1箱だけじゃなくて、数箱買って行く人がほとんどが。それに、この店長はめちゃくちゃカッコいい。モデルじゃないの?というくらいカッコいい。その顔を拝見するだけでも涎が出てくる人が多いんじゃないのかなーと思う。予約をしたのは会社の後輩なのだが、その後輩が昼間に取りにいくというのを聞いて、翌朝にオフィスで貰っても、1日経過してしまっては味が変わってしまうので、その日にもらいたいがために、午後年休を貰って一緒に店まで行くことにした。自分たちは予約をしていたので、店で店長自ら貰うことを経験したのだが、そのあとにやってきたうるさいババァたちは、たまたま銀座へ買い物しに来たついでに「やってるかしらぁー?」と立ち寄ったようで、予約無しで手に入れようとしていたようだ。無理無理。手に入りませんよー。

それにしても、店長の顔をカメラに収めておきたかった・・・。顔を見たい方は銀座かずやの公式サイトでご覧ください。

早速家に買って開けてみることにした。結構あこがれの和菓子として思っていた「かずやの煉」を目の前にしたときに、どうやって味わおうかと思った。

見た目は豆腐のようなものだが、色は抹茶色。だから、抹茶味の豆腐みたいなものかなとおもったが、これが全然想像とは違う。食感は確かに豆腐みたいにトロっとしたものなのだが、ちょっと餅のように粘り気があったりするので、不思議な味だ。この味をまた堪能したいと思うので、そのうちまた予約を入れたいと思う。

銀座かずや
URL : http://www.ginzakazuya.com/
Address : 東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビル1階 
Phone : 03-3503-0080

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